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「おーい地球人、プロレスしようぜ!」  作者: 鶏の照焼
第十一章 ~炎精「イゾルデ」、電精「イゾルデ」登場~
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「ウロボロスの蛇」

 アルフヘイムにいたイゾルデがそれを手に取ったのは、その日の朝、トリスタンと一緒のベッドの上でだった。二人はアルフヘイムの中にある高級ホテルの一室を借り入れそこに宿泊していたのだった。費用はザイオン持ちである。右手側にある全面ガラス張りの窓からは暖かな陽光が室内に射してきており、目を覚まして上体を起こしたイゾルデはまず目の上に手でひさしを作って両目を細めた。

 この時のイゾルデとトリスタンの二人は共に寝間着姿で、シワこそ出来ていたが激しく乱れてはおらず、何らかの肉体交渉が行われたことを示すものは一つも無かった。しかし両者の距離は離れておらず、抱き合ってこそいなかったが互いの吐息を感じられるくらいに近づき合っていた。

 閑話休題。毛布越しに自分の腹の上に置かれていたそれは一通の手紙だった。書かれていたのもたった一文であったのだが、しかしその文言はそれを読んだ白いイゾルデから眠気を根こそぎ奪い取り、覚醒と同時にその精神を激高させるのに十分すぎる威力を持っていた。


「今夜、トリスタン様の子供をいただきます」





 トリスタンと白いイゾルデは結婚こそしていたが、まだ夜の契りを交わしてはいなかった。赤いイゾルデもまだトリスタンと肉体関係を持ってはいなかった。トリスタンと白いイゾルデは二人とも奥手であったためにそれまで添い寝から先の行為に踏み出すことが出来ず、未だに傍目から見ていじましい関係を保っていた。

 一方で赤いイゾルデの方も白いイゾルデが睨みを効かせていたために、愛しのトリスタンに対して夜這いをかける事が出来なかった。しかし赤いイゾルデは白いイゾルデに比べて己の欲望にずっと正直であり、もし白いイゾルデが監視していなければ、トリスタンの貞操はあっという間に赤いイゾルデに奪われていただろう。

 逆に言えば、これまでトリスタンが赤いイゾルデに夜伽的な意味で襲われずに済んでいたのは、白いイゾルデがあったのことだった。白いイゾルデは命に代えてもトリスタンを色んな意味で守ると決めており、赤いイゾルデもその白いイゾルデの決死の覚悟を知っていたので、赤いイゾルデがトリスタンを求めて直接襲いかかるようなことは一度も無かった。本気を出した白いイゾルデと正面から戦って無事で済むとは思えなかったからだ。

 その赤いイゾルデが、今になってこんな挑戦状めいた布告状を送りつけてきた。これはおかしい。何か理由があるはずだ。いったい何が起きたのか?

 白いイゾルデは、そんな風には全く考えなかった。


「あの女……!」


 手紙を片手で握りつぶし、トリスタンに見えないように顔を逸らして表情を憤怒に歪ませる。自分の愛する夫を寝取られると直感したイゾルデの心の中は一瞬で憎悪に満ち、その頭から理性と冷静な判断力を根こそぎ奪っていった。今彼女の中にあるのは自分と同じ名前を持つ女に対する溢れんばかりの殺意であり、冷静な判断力というものは忘却の彼方へ吹き飛ばされていた。

 その苛烈な気配に気づいたのか、隣にいたトリスタンが起きあがって妻の方を見る。イゾルデもまた夫の気配に気づき、すぐに表情をほぐしていつものクールで冷静なものに戻し、手紙を毛布の中に押し込みつつトリスタンに向き直った。


「起きたのね」

「おはようイゾルデ。どうかしたのかい?」

「ううん、なんでもないの」


 いつも通りの微笑みを浮かべながらイゾルデが答える。トリスタンはその妻の言動に違和感を感じたが、それを言及することもなければ顔に出すこともしなかった。妻の心情を慮ってのことである。


「それより私、少し用事が出来たの。出かけて来ていいかしら?」


 イゾルデがやや早口に言った。トリスタンは疑うこともなく二つ返事でそれを了承し、イゾルデはそんな彼に感謝のキスを返した。頬にちょんと唇を触れさせる程度の軽いキスだった。


「ありがとうね。じゃあ私、ちょっと準備してくるから」

「今からなのかい?」

「ええ。少し準備に時間がかかるの」


 そういってイゾルデはベッドから降り、トリスタンに背を向けて足早に浴室へと向かっていった。バスルームはかつて自分達が湯浴み用に使っていたものよりも一回り狭かったが、それでも体を清めるのには十分な広さと設備が整っていた。清潔な所も非常に好感が持てた。

 そこでシャワーを使って熱い湯水を頭から被りながら、イゾルデは鬼気迫る表情で己の狂気をゆっくりと研ぎ澄ませていった。決して夫には見せない、少なくとも自分は見せていると思っていない殺意を露わにしながら、イゾルデがぞっとするほど冷たい声で言った。


「殺す」


 頭の中に赤い服を身につけた自分と同じ名前の女の姿を思い描き、そしてそれを自らの手で八つ裂きにしていく様を想像する。これから自分が行おうとしていることのイメージトレーニングだった。


「あの女はここで殺す」


 その決意を改めて言葉に表し、赤いイゾルデが鬼のような顔を浮かべて唇を噛みしめる。しかし湯浴みを終えてバスルームから出てきた時には、既にイゾルデはいつも通りの顔に戻っていた。


「やあイゾルデ、お湯の調子はどうだい?」

「とても良い感じだ。あなたも入ってくるといい」

「そうか。いや、異世界の宿というから少し緊張していたんだが、中々どうして立派な場所じゃないか」

「ええ、本当に。少なくとも守護騎士の陣地よりは快適だと思うわ。トリスタン様、私の判断は間違っていなかったでしょう?」


 赤いイゾルデが涼やかな口調で、しかしどこか得意げな調子でトリスタンに言った。そしてトリスタンから「ああ。イゾルデはやっぱり頼りになるよ」と言われ、彼女はその心を喜悦で満たしていった。彼女の心が喜びで満ちていったのはトリスタンから誉められたからでもあるが、同時に誉められることで赤いイゾルデに対して優越感を覚えたからでもあった。

 トリスタン様の隣にいるのはこの私、私こそトリスタン様の伴侶に相応しい女なのよ。白いイゾルデは心の中で、ここにいないもう一人のイゾルデに宣言した。その心は大いに昂っていた。





 それから少し前、朝日がまだ地平線の下に沈んでいた頃のことだった。


「まずい」


 新城亮の居室の中で簀巻きにされながら、赤いイゾルデは目覚めると同時に焦りを覚えた。これまでの記憶を思い出して同時に自分の置かれていた状況を一瞬で理解し、その結果として強い危機感を抱いたのだ。要は自分の目的の邪魔となる存在を消そうとしたら、その標的によって逆に縛られてしまったのだ。

 非常にまずい。イゾルデは再び焦燥に駆られた。なぜならこのままでは、愛するトリスタン様が自分の手の届かない場所に行ってしまうからだ。縛られたままではどうすることも出来ない。あの白い悪女にトリスタン様を盗られてしまう。考えれば考えるほどに赤いイゾルデの心の中には不安と焦りの気持ちが芽生えていった。

 なお、自分はこれからどうなるのかと言った、これからの己の処遇等については少しも考えが回っていなかった。彼女の全てはトリスタンを中心に回っており、自分の身の安全など二の次三の次であったのだ。


「早く、早くこれをなんとかしないと」


 そうして状況を理解し、それを打開しようと考えたイゾルデは、まず自分の体を縛る縄をなんとかしようとした。しかし縄は非常にきつく縛られており、このままでは逃げ出すのは不可能だった。イゾルデは顔をしかめて舌打ちした。

 と、そこでイゾルデはここに「見張り」がいることに気づいた。この時間帯は一方向から触手をはやした一つ目の怪物、もとい宇宙警察長官のドグが彼女を見張っていることになっていたはずだ。縄を抜けると共に、この見張りも出し抜かなければならない。イゾルデはそう考え、気配を消してゆっくりと一つ目の怪物の方へ目を向けた。

 ドグは寝ていた。人間と大きく異なる姿をしていたので本当に寝ているのかどうかはわからなかったが、触手を伸ばして直立したまま瞼を閉じて目玉の部分を小刻みに上下に動かしているその姿は、少なくともイゾルデには寝ているように見えた。

 チャンスは今しかない。イゾルデは行動に出た。縄抜けの方法も既に考えていた。


「ファイヤッ」


 誰にも聞こえないように小さく宣言する。次の瞬間、イゾルデの体が着ている服ごと炎のに包まれた。彼女の身を尽く焼き尽くす人の形をした炎は、次の瞬間にはその場で細長い一本の紐へと形を変え、するりと縄の中からそれを燃やすことなく抜けていった。

 縛る対象を失った縄が力なく落ちていく。その縄のすぐ傍に件の炎の紐が移動し、そこで紐はぐるぐると丸まって一個の火の玉へ姿を変えた。火の玉はたちまちの内に膨れ上がって人の形を作り、最後にはその炎がかき消えて中からイゾルデが姿を現した。


「炎化の術。上手く行ったみたいね」


 再び姿を現したイゾルデが周りを見渡し、下手な痕跡を残していないことを確認してから安堵した声で言った。その部屋の中に焦げ目や火傷の跡は一カ所も無かった。


「さて、急がないと」


 そして安全を確認したイゾルデは早速行動を開始した。まず炎を生み出し、それをこねくり回して自分とそっくりな形と大きさをした人形を作り出す。温度も自分の平均体温と同じに合わせてあった。それを先程まで自分を縛っていた縄で縛り直し、あたかも自分がまだ拘束されているように見せかける。ついでにテーブルの上に置いてあった切り離せるタイプのメモシート一枚とペン一本を拝借し、その場で軽く挑戦状を書く。内容はとても短いが、自分の存在をアピールしてあの馬鹿女を怒らせるにはこれで十分だった。

 後は玄関ドアを開け、外に出るだけだ。もちろんペンは元の場所に戻して、メモシートは手元にある。それからあの女がいる場所についてだが、こちらも赤いイゾルデは既に把握していた。


「ふふん」


 不敵に鼻を鳴らしながら、外に出たイゾルデが懐から一つの機械を取り出す。それは手のひらに収まる四角い物体で、落ち窪んだ表面の上には不規則に揺れる一つの矢印が浮いていた。矢印は不安げに揺れてこそいたが、それでもある一方向をはっきりと指し示していた。


「トリスタン様はこっちにいるのね」


 矢印の示す方へ目を向けながらイゾルデが声を弾ませる。あの男の言うことを信じれば、の話だが。


「でもこれ、本当に役に立つのかしら?」


 イゾルデはこの発信器とかいう機械をまだ信用しきってはいなかった。これを渡してきたあの男のこともまた同様に信じていなかった。あの男の言う通り、城内でトリスタンと出会った際どさくさに紛れてその服に信号送信機をくっつけてきたが、あんな豆粒みたいな機械は本当に使えるのだろうか?

 しかしあの自分と同じ名前の女が自分自身とトリスタンの魔力を隠すために何らかの策を講じてくるのも確実であった。そうなった時のために魔力探知以外の方法で彼らを追いつめられる手段を確保しておく必要があった。

 そこまで考えて、イゾルデは考えることを放棄した。答えの見えない物を今考えるのは無駄であり、その無駄に時間を割く余裕は無かったからだ。今はこの機械を信じてみよう。イゾルデはそう思ってその矢印の指す方向へ向かっていった。

 矢印はいつの間にか出現していた浮遊大陸を示していた。なぜあんなものが出てきたのか、イゾルデは全く考えようとしなかった。彼女はそれについて考える代わりにまず「炎化の術」で体を炎に変えて大陸に飛び、そのまま大陸中心部にあるビル群の中に向かっていった。そこで矢印に従ってトリスタン達のいる部屋を発見し、そこの窓の一部にほんの少し穴をあけてそこから小さく折り畳んだメモシートを手裏剣のようにベッドの上に投げつけた。

 本音を言えばすぐにでも窓をぶち破ってトリスタンを取り返したかったが、あの白いイゾルデを相手取って自分とトリスタンが無事に逃げおおせるとは思えなかった。それにイゾルデは二十四時間、寝ている時でさえ常に神経を研ぎ澄ませているから、これ以上近づけばあっという間にこちらの存在に気づいてしまうだろう。そして何より、あの女は自分の手で、正面から叩き潰してやりたかった。


「さあ、精々慌てふためくがいいわ」


 完璧だ。脱出から手紙の送信までをやり終えたイゾルデはこの上ない満足感を味わっていた。この場は自分の完全勝利だ。


「あれ? あなた、さっき窓の近くで何やってたんですか?」


 しかし彼女の満足感は、気の緩みからかその建物のすぐ近くに降り立ってしまった時点で雲散霧消する事となった。気を緩めることなく、仕事を終えた時点でそこから飛び去っていくべきだった。通行人にその時の一部始終を見られていたのだ。


「なんかすごいことやってたみたいですけど、何してたんですか?」


 その通行人はくすんだ金髪を三つ編みにして後ろに垂らした、ホットドッグを片手に持った以外は手ぶらの呑気そうな女だった。イゾルデは早く帰ってこの後の戦闘の準備を済ませておきたい所だった。話している時間も勿体なかった。


「あの、すいません」


 その後のイゾルデの動きは迅速で冷酷だった。彼女はそれまでの己のミスを悔やむことも、赤の他人を殺す事への躊躇いも見せずに、その絡んできた通行人の首筋めがけて炎を纏った手刀を横薙ぎに放った。それはあまりに素早く、そして突然の事であった。並の人間ならば眼前の相手が一瞬で最大値にまで噴き出した殺意に気づく事無く、自身の首筋に真っ赤に燃えるそれを叩き込まれ、そこから全身を燃やされていたことだろう。

 並の人間ならば。


「危ないじゃないですか」


 その女は片手でイゾルデの手首を捕まえ、すんでの所で手刀をくい止めた。そして汗一つ流さずに、澄まし顔でイゾルデにそう返した。手刀に押し出された空気が遅れて女の髪を反対方向に揺らしていくが、女はそれには動じずにじっとイゾルデを見つめていた。イゾルデは軽く戦慄した。


「うそ、そんな」

「あなた、普通の人間じゃないですね」


 そして自分が掴んでいた手首の先、目の前で今も燃え続けている手を見ながら、女が威圧感を込めて言った。この時イゾルデは確信した。こいつもまた優先して倒すべき敵だと。





 イゾルデの動きはまたも迅速だった。確信すると同時に目の前の女の胸ぐらをつかみ、右足を軸に体を捻って百八十度回転、その勢いを利用して女を全力で町の外へ投げ飛ばした。女はなすがままそれを受け入れ、むしろ自分からも力を解放してその推力でもって浮遊大陸を越え、下にある町へと落ちていった。イゾルデはそれを追って同じく町へと落ちていき、女の着地した場所からやや離れた位置に降り立った。

 相対した両者は、やがてどちらからともなく力を解放した。赤と金、二本の光の柱が人気のない町中に延び立ち、一瞬後にそこに二体の巨大な怪物が姿を現した。

 炎の巨人と狼。二体は真っ向から激突し、周囲に衝撃と轟音をまき散らしたのだった。





 そしてそれから更に時が経ち、現在に至る。

 二体目の巨人の姿を察知した狼は口を離すと同時に炎の巨人から飛び降り、二体の巨人から等しく距離を取る位置まで跳んだ。そうして町中に出現した三体の怪物はちょうど三角形を描くように布陣し、互いに睨みを効かせていた。

 狼は姿勢を低め、炎の巨人は素手のまま構えを作り、電光の巨人は剣を両手で持ち、互いに互いを牽制しあう。まさに一触即発、誰かが動けば、すぐさまそこは混乱と破壊の坩堝となるのは確実であった。


「三者動かない! 動けない! この均衡を破るのはいったい誰なのか!」


 上空では円盤に乗った実況二人が下の様子を好奇心むき出しで凝視していた。それはもう身を乗り出してモニターに顔をくっつけるほどの勢いであった。

 そしてその均衡は、実況役の豚がそう叫んだ次の瞬間に容易く破られることになった。上空から声が轟いた直後、狼の向かい側、巨人たちから等しく離れた地点の地面が陥没し、その地底から土煙を噴き上げながら一個の物体が姿を現した。


「アオイちゃん、たまには僕にもやらせてよ」


 そう言いながら現れたのは一匹の蛇だった。鈍い銀色に光る体は大木のように太く、この場にいた怪物の中でもっとも大きかった。背中には黒い縞模様が刻まれ、何より特徴的なのは体の両端に頭がそれぞれ一つずつついていたことだった。


「最近書類仕事ばっかりで鬱憤溜まってたんだよね」

「どっちでもいいからさ、獲物分けてよ」

「それとも協力する?」

「僕はどっちでもいいけど」


 両側の鎌首を持ち上げ、二つの蛇頭が代わる代わる言葉を放つ。巨人二人はその奇怪な怪物とそれの話し相手である狼を交互に見比べ、そして狼は双頭の蛇からの言葉を受け、上唇を吊り上げて中の牙を見せつけるように笑いながらそれに答えた。


「イツキ君の好きなようにして構いませんよ」

「そうこなくっちゃ」


 名前を呼ばれた蛇、戦闘狂獣イツキは二つの顔で同時にニヤリと笑みを浮かべた。その気配を感じた巨人が蛇の方を向いて同時に身構え、狼が彼らの背後で猛々しく吼えた。


「こちらの方も無視しないでくださる?」


 吼えた後で狼が言い放ち、巨人が肩越しに狼を見る。すると今度は視線の外に置かれた双頭の蛇が舌を鳴らして威嚇し、その意識を再びこちらに向けさせる。この様子と先のやりとりから、観衆や実況は狼と蛇が仲間であると察することが出来た。


「まさに前門の狼、後門の蛇! はたして二対二のチームバトルとなるのか、それともバトルロイヤルにもつれ込むのか!」


 そのことを念頭に置きながら実況が言葉を発する。その声は非常に楽しそうであった。町の人間にとっては迷惑極まりない状況であったが、それを喚起する人間は一人もいなかった。

 町の人間は未だに、内の世界に籠もって見て見ぬ振りを決め込んでいたのだった。

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