9/19
ホワイティ NO.9
それからの朝食は子猫の話題が中心になった
「名前はつけたのか」
「はい 真っ白なのでホワイティと名付けました」
「ホワイティ? 随分と安易な名前だな」
「な 何日もマリーと二人で考えて」
「え 何日も? アハハ」
俯くアリアーナが真っ赤になった
それが、可愛らしくて、見とれていた
ホワイティのことから、少しづつ話が弾むようになった
アリアーナは段々と表情が明るくなっていた
1年後に離縁するなどと言ったことを後悔した
登城の見送りに来たアリアーナに
「今宵ホワイティを見に行っても良いか」
意味が分かったのだろう、アリアーナは驚きながらも頷いた
驚くほど真っ赤になっていた
「行ってらっしゃいませ」
自分が笑顔になってるのが分かって苦笑した
ホワイティがアリアーナと私をつなぐ、恋の神の使いの様に思う私は、自分自身でも驚くほどアリアーナに心を動かされている




