12月 手紙を書こう!
☆一日、一笑いをあなたに☆
クリスマス プレゼント
何をお願いしましたか?
【緋岐】うーん……どうしたもんかな……
【紗貴】何を1人で唸ってるのよ?
【緋岐】いや、翠琉にクリスマスプレゼントをあげたいんだけどさ、何がいいか判らなくて
【紗貴】本人に聞けば?
【緋岐】そしたら、ほら……サプライズにならないだろ?
【紗貴】じゃあ、サンタさんに手紙書くように勧めてみたら?
【緋岐】それだ!というわけで、翠琉……手紙を書いてみたらどうだ?
【翠琉】む?さんた殿にか?
【緋岐】……翠琉が呼ぶと、何かこう……古風な感じになるよな
【翠琉】しかしだ、兄様……さんた殿には日本語で文をしたためても読んでもらえるのだろうか?
【由貴】ふっ、馬鹿だな翠琉……サンタの事、何も知らないんだな……
【緋岐】Σ!?お前!余計な事を言うんじゃない!
【由貴】サンタさんは、子供のところにしか来ないんだぞ?
【翠琉】何?では……もう私のところには……
【由貴】多分、来ないよ……だって“高校生になったら、サンタは来ないんだよ”ってじいちゃんが言ってたからな。ほら、世界中の子供達にプレゼントあげないといけないからさ……大変なんだよ。
【翠琉】なるほど……では、文をしたためても無駄か
【緋岐】由貴……お前、サンタがいると……?
【由貴】いるに決まってるだろ!?
【緋岐】……そうか。お前、悪徳商法とか、本当に気を付けろよ?
【由貴】え?何でいきなり悪徳商法!?
【緋岐】まあ、とりあえず……手紙書いたらサンタは来ると思うぞ?
【由貴】よし、じゃあ書こう!
【翠琉】ところで……異国のご老人に、日本語で文をしたためても大丈夫なのか?
【緋岐】ああ、大丈夫だ問題ない。サンタさんは万能だからな
【翠琉】ふむ。判ったぞ
【由貴】サンタさんに手紙書くなら、相方にも書かないとな!
【翠琉】……相方……?何と、さんた殿には相方がおられるのか
【緋岐】え?
【由貴】真っ赤なお鼻のトナカイさんにも書かないと!
【緋岐】いや、それは歌の名前なだけじゃ……
【由貴】先輩判ってないな!暗い夜道はピカピカの鼻が役に立つんだぞ!?
【緋岐】……判ったよ、書けばいいよ……
【翠琉】よし、書いたぞ兄様
【緋岐】よしよし……って、え?何だこの宛名……
【翠琉】む?さんた殿の正式な名前を書いたつもりだったのだが……
【緋岐】いや流石にこれはないんじゃ……「苦労す 三太 様」……って、どんだけ苦労してるんだよ
【翠琉】だって兄様……異国の方は、名と姓が逆さまになるのだろう?
【緋岐】いやその前に、それは当て字と言って……ちょっと違うんだよ
【由貴】よし!出来た!
【緋岐】……いや確かにこうなんだけどな?「サン タクロース」って、切るとこ違うからな?
【由貴】いやちょっと翠琉に対抗してみようかと
【緋岐】しなくていいからな?
END
メリークリスマス!!




