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不遇な少女達の魔王道  作者: 那由多 ユラ
16/23

第16話

「うん!やっぱり狐ロリッ娘には巫女服だよね!リンちゃんかーわいい!」


「リリちゃんリリちゃん!次はメイド服なんかいかがでしょう!私のは少し大きいですが…いえ、それもきっとありです!」




…今は私が琴音の元に飛んで約2時間後。ゆっくり帰る途中には琴音は目を覚ましヘルムートの城下町でお祭りデートを軽くしてから城に戻って最初にしたのはリンちゃんのコスプレショーだった。


いや、分かるよ?元々可愛かったリリちゃんが九尾の狐に進化してより可愛くなったのは分かるんだよ?でもなんで巫女服なんて持ってるのさ。しかもサイズぴったりで尻尾を出す穴もあるやつ。

そしてラストさんや、あんたこの中でぶっちぎりの年長者でしょうが!いや、でも私も袖余りメイド服のリリちゃんは見たいかも。


「という訳でリリちゃん、メイド服も着て?」


「ふえぇ、まおー様までぇ…」


「リリアちゃんでもいい……なんでもう着てるの?」


リリちゃんがげんなりしてるからもう1人のロリかわ枠、アルビノの猫の獣人のリリアちゃんに着てもらおうかと思ったら既に来ていてマフィさんの膝の上だった。


「…きー、私、可愛い?」


「ちょー可愛い。妹に欲しい感じだね」


「おい待てこら!リリアは俺の娘だ!」


「おねーちゃん!妹は私だけだよ!」


「リリアは私の。誰にもあげないから」


「…まおー様、私は?私は?」


「リリちゃんは妹ってよりかは娘、かな?」


「リリちゃん、私のことママって呼んでくれてもいいんですよ?」


うーんカオス。

耐えきれなかったドヌーヴはエリーちゃんを連れてヘルムートに住む知り合いに会いに行ったのでこの場にいない。そしてラストさん、あなたはママってよりかは御先祖様当たりじゃないかな。よくて親戚のお姉さん?


「…ま、ママ?」


「――クハッ」


「リリちゃんリリちゃん!次は私のことコトねぇって呼んで?」


「琴様まで!?…えと、コトねぇ?」


「うひゃっー!リリちゃん可愛すぎ!」


「ねぇリンちゃん」


「はい?」


「――ゴニョゴニョゴニョニョ」


「ふぇっ!?…えと、クラーク、おじさん?」


「くっ、おい希依!一瞬ありだと思っちまったじゃねぇか!」


「…いやパパ、それはちょっと」


「おーい、おやつのケーキだよー…何この状況?」


カオスな空間にいつの間にかいなかった愛子さんがチョコケーキを2ホール両手に持って戻ってきた。

いや、それ卵料理ってことでいいの?


「なんだい?希依ちゃん、食べないの?」


「食べる…ちょっと待って、材料何?」


「やだなぁ、リリちゃんとリリアちゃんも食べるんだから普通の材料だけに決まってるじゃない」


「ならいいけど。みんなー、一旦休憩にしておやつにしよー!」


「遊んでただけな気が…」


「パパ、しっ」





ここから先は結局カオスを抜け出せずに神や民、幽霊なんかも招いて飲めや食えや喰らえやオラァン!のどんちゃん騒ぎ。


ステラ「というわけで久しぶり!初めまして希依ちゃん!」


希依「いや、誰?あったことあったっけ?」


琴音「久しぶりステラちゃん!

おねーちゃん、ステラちゃんはあれだよ、おねーちゃんのステータスに書いてた『星神のなりそこない』の星神の人だよ。おねーちゃんの来世」


希依「いや、そんなの誰が覚えてるの!?」


琴音「覚えてない方は不遇少女の第2話か、ハーメルンでユラさんの別作品、『吸血鬼系転生者の異世界生活』を読んでね!」


ステラ「いまちょっと休止中な感じだけどそのうち更新されるから期待しないで待っててね!」


希依「メタイメタイ、メタイ!どうしようもなくめちゃくちゃメタイよ!」


ステラ「希依ちゃん、いつからここが本編だと錯覚していた?」


希依「いや、そーいうのいいから」


琴音「いやおねーちゃん、マジだから。後書きだからいくらでも好き勝手できるんだから。ほらあれ」


リンちゃんママ「あの、えっと、私、ここに居ていいんですか?」


リン「ママっ!?」


希依「えっ、リンちゃんママってあの人だよね?リンちゃん編でリンちゃんにカッコイイ台詞残して死んでった人だよね?なんでここに居るの?」


ステラ「…テヘッ♪」


希依「あんたか!」


ステラ「残念ながらリンちゃんパパはステラの担当じゃなかったから連れてこれなかったけどね」


リン「ありがとうございます、ステラさん」


ステラ「いやいや、いいんだよ全然。むしろごめんね、助けられなくて」


リンちゃんママ「いえ、いいんですよ。またこうして会えましたし、仇も討ってくれたみたいですしね」


リン「ママ、怒んないの?殺しちゃったのに」


リンちゃんママ「うん。まだ、怒らないよ。だって、私のためにしてくれたんだもんね」


希依「…まだ?」


ステラ「ニャハハ、リンちゃんはステラ担当なんだー。つまり、希依ちゃんが担当って言っていいかもね」


琴音「つまり、死んだ後に怒るってこと?」


ステラ「下手に地獄に落とすよりも何もかも親に怒られる方がつらいよね」


琴音「私にそれぜっ・たいっ・にっ!やらないでね?

…殺しちゃうから」


ステラ「ニャハハ、まぁ琴音ちゃんはステラの担当じゃないからわかんないけどね~」


琴音「…えっ、私、死んだらおねーちゃんに、会えないの?」


ステラ「そんな泣きそうな顔しないでよぅ、希依ちゃんが死んでステラになったら会いにあけるんだから」


希依「あ、そっか」


リンちゃんママ「そもそも普通死んだ後には会えないんじゃ…」


リン「でも私、ママに会えてるよ?」


リンちゃんママ「あ、そうねぇ。じゃあ…」


ステラ「御盆とかでいいんじゃない?」


リンちゃんママ「そんなアバウトな…」


希依「じゃあ呪いとか?」


琴音「おねーちゃん、呪いで私に会いに来るの?」


希依「あ、いや、その…」


ステラ「死者の呪い、間違ってないかも?」


「「「「えっ!?」」」」


ステラ「呪いとお願いは広く見たら似たようなものなんだよ。

希依ちゃんと琴音ちゃんならわかると思うけど受験の直前とかに神社でかみさまに『合格出来ますように』ってお願いするでしょ?

それってつまりは『私の分誰か一人を落第させてください』って言ってるようなもんでしょ?それはもう呪いでしょ」


希依「どっかで聞いた事あるようなないような…」


ステラ「奇遇だね。ステラもどっかで聞いた事あるんだぁ」


琴音「テキトーだなー」


リン「ステラさん、魔王様みたい」


琴音「ま、一応同一人物だからね」


ステラ「あ、それ違うよ?」


琴音「えぇ!?」


リンちゃんママ「パラレルワールドってやつかしら?」


リン「ママ、なにそれ?」


リンちゃんママ「同じような世界とか全く違う世界とか、いろんな世界があるっていう…考え方?かしら」


ステラ「ステラはその世界を管理する神様なの!」


琴音「つまり、ステラちゃんはパラレルワールドのおねーちゃんってこと?」


ステラ「それでだいたい正解だけどちょっとハズレかな?

ステラは希依ちゃんが高校一年生のときに階段から落ちて死んで転生、神になった。

この時に階段から落ちて死ぬパターンと死なないパターンがあって死なない方が魔王の希依ちゃん、死んじゃった方がステラ。

ここまでなら琴音ちゃんので正解なんだけどね、その後があるの。

ステラは異世界管理が仕事の神。複数存在出来ない。希依ちゃんが死んでステラになったら、ね?もう分かるでしょ?」


琴音「ステラちゃん、殺していい?」


ステラ「えぇ!?なんで!?」


琴音「だって、おねーちゃんが、おねーちゃんじゃなくなる気がして」


ステラ「ニャハハ、そんなことないよ。ステラには希依ちゃんだった頃の記憶が無い。その空白部分に希依ちゃんが収まるから希依ちゃんが無くなるなんてことはないよ」


琴音「うぬぬ…」


希依「ねぇ、今更だけどなんでこんな死んだあとのことなんて悩んでるの?」


「「「「確かに」」」」


リンちゃんママ「そんな暗いことより楽しい話をしましょ?私が死んだ後のリンの話が聞きたいわ」


希依&琴音「…そんなこと聞かれても」


リン「訓練するかみんなで遊ぶかだったし…」


希依「そういえば老生ゲームやったね」


ステラ「あ、アレやったんだね…」


琴音「ステラちゃんもやったの?」


ステラ「ステラは八尺様の子とトイレの花子さんと人間の付喪神の子と四人でやったよ」


希依「それなんて儀式?」


リンちゃんママ「へ、へたな儀式よりすごいナニカをよべそうね」


ステラ「その後別の世界に遊びに行ったけどね」


琴音「よばれる側だったか」


リン「私たちの時は…」


希依「辛口だったしイカサマまみれだったね」


ステラ「なにそれ詳しく」


琴音「あはは、ぼちぼち今回はこの辺で!」


ユラさん「感想とか評価とかよろしくお願いします!」


琴音「ちょっ!?」


ステラ「あ、ユラさん久しぶり!

ユラさんのTwitterはこちら!フォローしてあげてね!

https://twitter.com/ster331?s=09 」


琴音「ちょっ!私が締めたかったのに!」


リンちゃんママ「それじゃあ皆、またお逢い出来ることを期待していますわ」


ステラ「またねー」ノシ

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