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我儘王女は目下逃亡中につき  作者: 春賀 天(はるか てん)
【小話】~サイドストーリー
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【小話⑧ー4真相~すれ違い】

【小話⑧ー4】




陛下(へいか)、ありがとうございます。リルディアの(こと)自分(じぶん)対処(たいしょ)しますので大丈夫(だいじょうぶ)です。ただその(ため)に陛下に(ひと)つお(ねが)いがあるのですがーーー」



そんなクラウスの言葉(ことば)国王(こくおう)()(かえ)ると(おお)きく()(ひら)く。



「なんだ? お(まえ)(あらた)まって(わたし)に願いとはまた(めず)しいな?」



「ええ、貴方(あなた)にしかお願い出来(でき)ない少々(しょうしょう)(むずか)しい(こと)なのですが、どうしても()(とど)けて(いただ)きたいのです」



国王は()()まるとクラウスの(かお)()つめた。



「少々難しいとは一体(いったい)どのような事なのだ? この私に掛かればどんな願いだろうと難しい事など(ほとん)ど無いぞ?」



するとクラウスも国王の顔を見つめる。



「ーー(じつ)は、(わたし)以前(いぜん)リルディアと一つ『約束(やくそく)』を()わしました。リルディアが諸外国(しょがいこく)歴史(れきし)に大変大変(たいへん)興味(きょうみ)()っていて自身(じしん)の目で見てみたいと()うので、一緒(いっしょ)()れて()くと『約束』したのです。


ですから私の目の手術(しゅじゅつ)無事(ぶじ)成功(せいこう)してこの(くに)(もど)って()られた(とき)には、リルディアの勉学(べんがく)向上(こうじょう)(ため)にも一緒に外遊(がいゆう)()れて()きたいのですが、難しい事は承知(しょうち)(うえ)でどうかお願い致します。リルディアを(しばら)く私に(あず)けては頂けませんか?」



そんな突然(とつぜん)(おとうと)からの(もう)()に国王は苦渋(くじゅう)(いろ)()かべた表情(ひょうじょう)両腕(りょううで)()むと、(しばら)く目を()じたまま(あたま)天井(てんじょう)()けたり(ゆか)に向けたりと、(せわ)しなく(うご)かしながら(ちい)さく(うな)っている。そして一連(いちれん)動作(どうさ)()わったかの(よう)に頭の動きが止まると、国王は閉じていた目を開いて弟の顔をジッと見つめる。



「……………クラウスよ。まず一つ(さき)に言いたいのは“手術が無事に成功して国に戻って来られたら”とは、何を言っている? お前の手術にはフォルセナ屈指(くっし)厳選(げんせん)された名医(めいい)(たち)()くのだぞ? 成功するのは当然(とうぜん)の事だ。


それにその目の病気の手術において、死亡(しぼう)(れい)すらないのに“戻って来られたら”などと何をお前らしくもない弱気(よわき)な事を言っている。お前は(もと)よりそんな(おとこ)ではないだろう?」



するとクラウスは(おもむろ)に首を横に振る。



「そういう意味ではありません。確かに死亡するというわけではありませんが、目の手術というのは医術的(いじゅつてき)にも大変難しい手術です。いくら名医の手にかかったとしても失明(しつめい)する場合もあるのです。


もしこれで私が失明してしまえば、この先ブランノアの王位(おうい)()ぐ事は出来ませんし、そのままフォルセナの母上(ははうえ)の元で()らす事になるでしょう。ですから万が一を考えてそう言ったまでです」



それを聞いた国王は苛々(いらいら)した様に大きな息を()く。



「だからそんな万が一などありえん!! お前の母親とて手術を受けていて失明などしてはいないではないか! それにもしお前の目を失明させたのならその医者達の目こそ、この私が(つぶ)してやる!!」



「陛下、またその様な言い方をされてはなりません。医者は国や(たみ)達にとって無くてはならないとても大切な存在です。それに私の言い方も悪かったのです。私も医者達には全面的(ぜんめんてき)信頼(しんらい)を置いておりますし、手術が失敗(しっぱい)するなどとは思っておりませんので大丈夫です。ご心配をお掛けして申し訳ありません」



「ーークラウス。お前はブランノアの先代(せんだい)第三(だいさん)王子(おうじ)であり、(げん)国王(こくおう)である私の大事(だいじ)な弟だ。そんなお前が(かえ)場所(ばしょ)はフォルセナなどではなくこのブランノアだからな。フォルセナにお前をくれてやるつもりは(まった)く無いから(おぼ)えておけ」



そんな国王の意思(いし)(したが)う様にクラウスは何も言わずに頭を下げると国王が再び口を開く。



「ーーそれとリルディアとの外遊の件は許可(きょか)する。(ただ)し行き先や滞在(たいざい)期間(きかん)は私が決めるからな。勿論(もちろん)護衛(ごえい)も私が(えら)んだ者達を付けさせる。ーーそれでいいな?」



国王の予想外(よそうがい)の言葉にクラウスは(おど)いたように目を見開いて、そのまま表情が(かた)まっている。



「陛下? それは本気(ほんき)(おっしゃ)っているのですか?」



「何をそう驚いている。お前が私に願い出てきたのではないか」



「え、ええ、そうですね。しかしまさか、そんなあっさりと許可されるとも思ってはいなかったので何というか、拍子(ひょうし)()けしたというかーーー」



そう言いながら(いささ)動揺(どうよう)を見せる弟の様子に国王はフッと笑う。



「リルディアと『約束』をしたのだろう? ならばお前にはその『約束』を()たさねばならない責任(せきにん)がある。それに(ほう)っておくと、しびれを切らしたリルディアが暴走(ぼうそう)してしまうかもしれんからな。だから今回だけは『特別(とくべつ)』だからな?」



「ありがとうございます、陛下」



クラウスが頭を下げると国王はふんっと(はな)()らして()ねる様にそっぽを向く。



「ふん、私としては非常(ひじょう)面白(おもしろ)くはないがお前には今回の一件の事もあるしな。それにリルディアが望んでいるのであれば叶えてやらねばならん。


ーー全く、私の知らぬ()に二人で勝手(かって)にそんな『約束』を交わしおって。しかも私を仲間(なかま)(はず)れにするなどと全くもって面白くないぞ?


いいか!? 今度は私も一緒に連れて行け! それにお前達と一緒ならエルヴィラも嫌がらずについて来るだろうしな」



それを聞いたクラウスは愁眉(しゅうび)を寄せる。




「国王の貴方が動けば『大事(だいじ)』になってしまいますよ? それこそ外遊どころではなくなります」



しかし国王は大して気にする様子もなく。



「ーーふん、ならば、領土内(りょうどない)なら問題なかろう? お前達だけ(たの)しんで来て私だけ何も無いのはズルいではないか! だから“この(つぎ)”は絶対に一緒に行くからな!」



「ーー陛下、これは勉学の為の外遊であって(あそ)びに行くわけではありません。ですがどうして“この次”なのです? 貴方ならリルディアの行く所であればどこへでもついて行くでしょうに」



すると国王は益々面白くなさげに、まるで子供の様にむくれたままでそっぽを向く。



「ーー私はお前達と『約束』はしていないからな。それにリルディアはお前と二人だけで行きたいから、今まで私には何も言わなかったのだろう? ーーうむむ、自分で言うと益々面白くない。


とにかく、だーー今回はリルディアをお前に預ける。ーーいいか? お前だから私の可愛いリルディアを少しの間だけ()してやるんだぞ? これが他の男なら誰であろうと絶対に許さん!!」



国王は言うなり弟の肩を引き寄せて再びその頭をぐしゃぐしゃと少々乱暴(らんぼう)に掻き回す。



「だからクラウス!いいな!? 何があろうと絶対にブランノアに帰ってこい! リルディアとの『約束』を反故(ほご)にして『嘘つき』呼ばわりなどされたくはないだろう? リルディアが『嘘』をつかないのはお前がそうさせているのだからな。万が一でもフォルセナで()らすなどとほざいたら、首に(なわ)を付けてでも連れて帰るからな!」



そう言いながらもまだ弟の頭を掻き回す動作(どうさ)()めない国王の手を()けるように、クラウスは体を(よじ)ってその腕から(のが)れる。



「…………陛下、わざとですよね? これから儀式があるというのに、このボサボサの頭を一体、どうしてくれるのです? これでは人前に出られないではありませんか」



「ふんーーお前が悪い。お前はまだ子供の時の方が素直で可愛かったぞ? それがいつの間にか感情の()めない仏頂面(ぶっちょうづら)のムッツリ男になりおって。しかも私が(そだ)ててきたようなものなのにどうしてそんな(ふう)(すさ)んでしまったのだ?」



「ーーだから、そんな風になったのですよ。貴方は常識も道理(どうり)もあって無い方ですからね。子供の頃からそんな(あに)に振り回されていてはこんな顔にもなります」



「ははは、それはお前の元からの性分だ。リルディアなど見てみろ。貴族(きぞく)社会(しゃかい)汚泥(おでい)の中にあっても素直で真っ直ぐに育っているではないか」



「ええ、本当に。貴方の育て方の賜物(たまもの)でどこまでも純粋(じゅんすい)で真っ直ぐに育っています。しかも父親の貴方にそっくりで自分の感情や欲求(よっきゅう)の向かう先も前進(ぜんしん)のみで真っ直ぐですから、そんなリルディアが我儘(わがまま)王女(おうじょ)と呼ばれているのは貴方が『原因』でもあるのですよ?」



「クククッ、女の我儘など世の常識ではないか。しかも男がそれしきの事くらい()()められる包容力(ほうようりょく)が無くてどうする。特に(いと)しい女の我儘を聞く事が出来るのはその男だけの『特権(とっけん)』なのだぞ?」



「ーー私には貴方のような包容力はありませんからね。それに我儘の内容(ないよう)によっては許容(きょよう)出来ないものもあるでしょう? しかも貴方の仰る我儘が『特権』だとか私には到底、理解出来ません」



すると国王は小さく鼻を鳴らして含み笑いを浮かべている。



「フッ、それはお前がまだまだ男として修行(しゅぎょう)()りんからだ。()(あつ)学術書(がくじゅつしょ)(いく)つも()(あさ)るだけが人生(じんせい)の勉学ではないぞ? 何事(なにごと)(おぼ)えるにしても実践(じっせん)(まさ)るものはないからな。


ーーそれにな、リルディアの我儘はその(ほとん)どが愛情(あいじょう)(うら)(がえ)しなのだ。それこそ貴族の女達のようなどれこれが()しいとか、そのような単純(たんじゅん)なものではなく、自分の欲求(よっきゅう)に対して、その相手の自分への関心(かんしん)程度(ていど)確認(かくにん)しているのだろうな。特に心を寄せている者には尚更(なおさら)な。リルディアは年齢(ねんれい)こそ(おさな)いがその(へん)の大人達よりも機知(きち)()んだ(かしこ)い娘だぞ?」



「ええ、分かっています。貴方の娘ですからね。ーーですがリルディアの我儘は小さなものから大きなものまで、その高低(こうてい)範囲(はんい)(ひろ)すぎます。しかもその殆どがその場の思い付きなのですから、貴方同様にその度に振り回されるこちらの身にもなって頂きたい」



そして深いため息をついている弟に国王はニヤニヤと目を細めて笑う。



「ふふん、そんな事を言ってはいてもお前だって本当はそんなリルディアが可愛くて仕方ないのだろうが。いくらその様に堅物(かたぶつ)優等生(ゆうとうせい)(づら)をしていても私の目は誤魔化(ごまか)せん。


それに最近(さいきん)、リルディアに()けられていて一番(いちばん)落ち込んでいるのはお前だろう? 何が謹慎だーーよく言うわ。本当はリルディアに(つめ)たい態度を取られて内心(ないしん)はショックで更に嫌われてしまう事が(こわ)くて、城に顔を出せないだけだろうに。とぼけても無駄(むだ)だぞ? このムッツリめ!」



「………………一体、誰のせいでこんな事になったのか、もうお忘れですか? それに私は本当にそう言った意味ではなく、(おのれ)の反省の意思で謹慎していたのです。それをムッツリで(くく)られるとは大変心外ですーーー」



まるで立ち上るような絶対零度(ぜったいれいど)冷気(れいき)を含んだ視線を弟から向けられ、国王はその視線から逃れる様に顔を横に向けて自分の顎髭(あごひげ)()でる。



「あ~まあ、そう怒るな。今回は本当に悪かった。ーー全く、お前のその紺碧の瞳で(にら)まれると、さすがの私でも(こおり)()けにされそうで(こわ)いわ」



怖いもの無しの覇王(はおう)はそう言って笑いながら弟の肩を叩く。そんなクラウスはされるがままに小さく肩を落とした。




ゴーーン、ゴーーン、ゴーーン………………




再び大神殿(だいしんでん)(かね)()()(ひび)く。



「ーーああ、儀式の開始(かいし)の鐘だ。こんな所でいつまでも話し込んでいる場合ではないな。


ーークラウス。 先ほど上手(うま)く話をはぐらかしたつもりであろうが、逃がしてはやらん。

いいか? (かなら)ずブランノアに帰ってくるのだ。ーーリルディアが16歳になる前にな。お前が私にそれを『約束』しろ」



国王の『厳命(げんめい)』を含んだ強い言葉にクラウスは静かに(うつむ)く。



「ーー本当に貴方には(かな)いませんね。逃れようとしても逃れられない。ーーええ、『お約束』します。もし私が失明してしまったとしても必ずブランノアに戻ります。私が戻らないとなれば貴方なら本当に縄を(たずさ)えて押し入って来そうですし、それに何よりもリルディアには『嘘』はつきたくありません」



「ーーふん、私が心配する事もなかったな。私との『約束』などよりもリルディアとの『約束』の方がよほど大事なのではないか。本当にお前も色々と面倒(めんどう)くさいヤツだな」



そうして二人が長い廊下の先の大神殿の大広間(おおひろま)の入り口まで来ると、そこには(しろ)騎士(きし)装束(しょうぞく)第一(だいいち)騎士団(きしだん)隊長(たいちょう)と、その部下(ぶか)(たち)数人(すうにん)待機(たいき)していて二人の前で(れい)を取る。



「ーー陛下、守備(しゅび)は全て万全(ばんぜん)異常(いじょう)はない。第二騎士団隊と共に王妃、王女達も既に大広間に入っている。貴方達で最後(さいご)だ」



国王の側近(そっきん)である第一騎士団隊長の報告(ほうこく)を受けながら、国王はそんな隊長の姿(すがた)を上から下まで撫でる様に見つめてニヤニヤと笑っている。



「ククッ、グレッグ。お前の正装(せいそう)姿(すがた)何度(なんど)見ても笑えるな。お前ほど『(しろ)』が似合(にあ)わんヤツはいない。存在(そんざい)衣装(いしょう)()けているぞ?」



その言葉に隊長は眉間に皺を寄せると(たちま)ち仏頂面になる。



「正装なのだから仕方がないだろうが。(おれ)だって()(この)んで()ているわけではない。しかも毎回、同じ事を言って、よく()きないものだ。いい加減(かげん)見慣(みな)れているだろうに」



「何を言う。(おおやけ)()でしか見られぬ格好(かっこう)だ。だから面白いのではないか。おお、そうだ! それであれば、その()姿(すがた)肖像画(しょうぞうが)にして第一騎士団隊宿舎に(かざ)ってはどうだ? そうすれば私もいい加減見飽きて何も言わなくなるかもしれんぞ?」



「ーーやめてくれ。それならリルディア王女の()(ほう)がまだマシだ」



それを聞いて国王は豪快(ごうかい)に大笑いをする。



「わははは、ようやくお前も我が娘の絵の素晴(すばら)しさが分かったか! なにせ、リルディアが描いたお前の似顔絵(にがおえ)が一番の傑作(けっさく)であったからな」



「ーーああ…………そうだったな」



そんな豪快に笑う国王とは対照的(たいしょうてき)に肩を落として深いため息をつく第一騎士団隊長の会話の間にクラウスの(こえ)()って入る。



「陛下、そこまでにして下さい。それでなくとも第一騎士団隊長は大事な役目を(にな)っているのです。今から精根(せいこん)()()ててもらっては皆が困るのですよ?」



クラウスからの(たしな)めの言葉に国王は笑うのを止めて左手(ひだりて)をヒラヒラと振る。



「ああーー分かった、分かった。全くお前達には冗談も通じんとは、本当に面白味のない真面目な奴等(やつら)だな」



それには弟と隊長がそろって口を開く。



「貴方の場合は『冗談』も『本気』も同じ事です」



「陛下には『冗談』も『冗談』にはならんからな」



そんな二人に対して国王は、まるで子供のようなむくれた表情を向ける。



「お前達が(そろ)うと場がしらけてどうにもつまらん。私を(しん)に理解してくれる者がリルディアただ一人だけだとは(さび)しいものだな」



「陛下の感覚(かんかく)についていける者などリルディア王女くらいなものだ。似た者親子(おやこ)だからな」



「しかもリルディアの方が陛下よりも全然良いですね。あの子は丁寧(ていねい)に理解させれば素直に(おう)じてくれますから」



その言葉を受けて国王はつまらなそうに肩を(すく)めたまま二人に背を向ける。



「ふん、こうしてお前達と話していても面白くもなんともないわ。(あと)でリルディアにお前達に(いじ)められたと言って、たっぷりと(なぐさ)めてもらおう」



「苛めてなどいません。正当(せいとう)意見(いけん)()べたまでです」



「いい歳をした大の大人が子供に(あま)えてどうする」



そんな二人を尻目(しりめ)に国王は二人の前を先導(せんどう)(ある)いて行く。



「ーーさて、他愛(たあい)ない話はそこまでだ。我等が入らねば儀式も始められんからな。お前達、もたもたするな、ーー行くぞ」



そう言って前方を堂々(どうどう)たる風格(ふうかく)で歩いて行く国王の背後(はいご)では二つの大きなため息が(かさ)なっていた。



「ーー全く、どこまでも自由(じゆう)奔放(ほんぽう)だな」



「それは今に始まった事ではないだろう? ヴァンデルーーー」






【⑧ー終】










































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