【デコルデ侯爵】ブランノア国
❇️『デコルデ侯爵』(名前設定未定)❇️
*年齢52歳。(リルディア15歳設定時)
*妻、長女と息子が二人。
*女遊びはするが『愛妻家』なので
外では子供は作らないと決めている。
*跡継ぎの嫡男よりも姉の長女の方が
大変出来が良く頼もしい事もあり、
いつまでも成長にうだつの上がらない
嫡男を見限り、表立っては家督の継げない
娘を侯爵家の陰の跡継ぎとして、
自分の仕事を覚えさせている。
*ブランノア国の古来より続く代々の
『侯爵家』であり、祖先にはブランノア
王家の血縁者もいたという、今や貴族の
頂点に立ち国の権力すらも王家と二分する
ほどの大貴族。
*世界各地に陸海と幅広く商業ルートを
持っている『大豪商』であり、
その影響力は国の財政にも及ぶほどの
絶大な力があり、そんなデコルデ一族を
敵に回すと国が滅ぶとも言われている。
*そんなデコルデ一族の財力は国を丸ごと
一つ新たに建立出来るほどに財源豊か。
*権力と金の亡者で世界中に自分の能力の
高さを誇示するのに生き甲斐を感じている。
*金儲けが趣味で天性の商才があり、
性格はずる賢く何かと計算高い野心家で
極めて腹黒。
デコルデ一族の繁栄の為であれば、
何事も辞さない、手段は逆に選んで
目障りな者を効率的かつ確実に
突き落とす。
*商売には『正規ルート』の他に
『闇のルート』も保持し、陰で様々な
悪事にも手を染めている実態を知るのが
恐ろしい人物。
*ブランノアの国王は長い付き合いの中で
唯一自分が恐れている人物であり、
聡明で頭の切れる敏い国王だけに
下手をすれば自分達が絶大な被害を被るので
国では大人しく臣下に徹しているものの、
王妃の権力でフォルセナ側にブランノアの
政治の実権を殆ど握られている事に関して
非常に気に食わず、個人的には
フォルセナ側の人間達を毛嫌いしているが、
商売上では個人の感情は別として
フォルセナ側とも上手く付き合っている。
*度重なる婚姻関係により、ブランノアと
フォルセナの両国の繋がりの強さが一層
強くなっている事で、自分達一族に及ぼす
弊害を危惧し、密かにブランノアの属国
として支配下に置かれているセルリア王家と
接触し、
デコルデ一族の強固な『盾』とする為に
まず自分の娘をセルリア王家と繋がりのある
侯爵家の人間と婚約させ、
セルリア国王が『条件』として要望してきた
ブランノアの国王の唯一の弱点でもある
第四王女をセルリアの王太子に嫁がせる
『計画』を自分の娘と共に陰で暗躍して
いた。
*この『計画』が持ち上がる前は
自分の嫡男とリルディア王女を
結婚させようかとも考えていたが、
リルディア王女の父王そっくりの性分や
その影響力を考えると、自分の嫡男には
荷が重すぎて手に負えないばかりか、
『傾国の美女』だけに逆に将来において
我が一族をも傾けさせてしまいかねない
危険性を考えると、とてもその先を
考える踏ん切りがつかなかった所での
セルリア王家と繋がりが持てる絶好の
機会が舞い込み、どちらにしろ自分達の
『利』に叶う思惑通りに至る。
『デコルデ侯爵』❇️