クラス設定:射撃兵編
射撃兵系
射撃兵とは、弓などで敵を遠距離から攻撃するユニットたちの事である。
近づいてなぐり合うことはしないので、死ぬ危険は近接系に比べて低く、時には一方的に攻撃できるのが魅力だ。
ただし、いいことばかりではなく、大抵は攻撃回数が限られていたり、近接兵に比べて手柄が稼ぎにくかったりする。重要な兵種ではあるが、訓練量に対し報酬が割に合わないことが多いので、死にたくないから弓兵になろうと考えている人は要注意。
・ボウマン系 武器:弓 防具:軽装
ボウマン→アーチャー→スナイパー→アルテミス
攻撃力:D 防御力:D 敏捷性:C 機動力:D 成長性:C コスト:D 射程:C
雇用可能国:すべて
特殊効果:なし
弓矢で戦う軽装の兵士。竜王の世紀の世界における戦場では、まずボウマンなどの射撃兵が前に出て、相手の陣形を崩すところから始まる。
基本的な兵種ではあるが、訓練期間代わりと長く、矢弾の補給が必要だったりと、歩兵に比べて物資を多めに消費する点に注意。
・クロスボウ系 武器:弩 防具:鎧
クロスボウ→クレインクライン→ウィンドラス→アルバレスト
攻撃力:B 防御力:C 敏捷性:D 機動力:D 成長性:C コスト:C 射程:D
雇用可能国:機械式武器の開発国
特殊効果:重装兵に強い
弩と呼ばれる機械式の弓を装備した弓兵。
ハンドルを使って弦を巻き上げ、引き金を引き、バネの力で矢を発射するというやや複雑な構造を持つ。生産はやや面倒だが、狙いが定めやすく威力も一定なのであまり訓練の必要がないのが利点。
キャッチコピーは「女子供でも楽々射撃」で、鎧すらも容易く貫通する。そのため、重装備主体の国々からは、教皇庁に度々禁止要請が出されるらしい。
・ハンター系 武器:弓 防具:布
ハンター→スカウト→イェーガー→カトルファージュ
攻撃力:D 防御力:E 敏捷性:A 機動力:C 成長性:B コスト:E 射程:C
雇用可能国:森林国家
特殊効果:山岳戦闘及び森林戦闘が得意
普段は狩りなどで生計を立てる猟師たち。彼らは身軽な体を生かしたゲリラ戦を得意とする。戦場で見ることは稀だが、有事の際には国を守る民兵の一員として戦うこともあり、侵略者の正規兵たちを散々に悩ませる。
また、優れた探索能力を持つため斥候にも有用。特に冒険者パーティーに一人は欲しい便利屋でもある。
・ハスタティ系 武器:槍 防具:軽装・盾
ハスタティ→スカーミッシャー→ハイスカーミッシャー→アルマガバール
攻撃力:D 防御力:C 敏捷性:D 機動力:C 成長性:B コスト:E 射程:E
雇用可能国:すべて
特殊効果:飛び道具に対して強い
槍投げをする兵士。彼らの役目はただひたすら槍を投げる、ただそれだけ。
当然弓兵に比べて射程は短いし、狙ってもまず当たらない。しかし、下手な投槍も数撃てば当たる……とにかく大勢で投げまくるのだ。
カルディア聖王国がよく用いており、のこのこ現れた弓兵を薙ぎ払ったり、相手の盾を使用不能にするなど、地味に活躍している。
・ヨーマン系 武器:弓 防具:軽装
ヨーマン→ロングボウ→シャーウッド→アーチドロワー
攻撃力:B 防御力:E 敏捷性:C 機動力:D 成長性:D コスト:C 射程:B
雇用可能国:アルヴィオン半島
特殊効果:弓の射程+1マス
アルヴィオン地方で見られる、長弓を使う弓兵。通常の弓兵より長射程なのがウリ。しかしこのユニットの真の強さは射程の長さだけではなく…………
訓練には年単位の時間を要し、身体の骨格が変わるほどにもなるが、その強さはなかなかのもの。
元々アルヴィオン地方は、伝統的に弓の名手が多かったが、この地に逃れてきたクライン王子によって本格的に部隊運用がなされた。
・ホースメン系 武器:弓、剣 防具:鎧
ホースメン→ボウライダー→アローナイト→パルティアン
攻撃力:C 防御力:D 敏捷性:C 機動力:A 成長性:D コスト:B 射程:C
雇用可能国:シエナ・クシュケ・カホキア
特殊効果:なし
騎乗した弓兵。弓兵の射程と騎兵の機動力が合わさり最強に見える。だが、弓兵と騎兵を合わせたくらい訓練も難しい。
この世界には遊牧民は(今のところ)いないが、日常を馬上で過ごす部族はいくつかある。シエナの属国であるクシュケ・カホキアの二国は国土がまっ平らなので、このユニットを主力に据えている。
・ペタード系 武器:火薬兵器 防具:軽装
ペタード→擲弾兵→火炎輪投射兵→突撃隊
攻撃力:A 防御力:E 敏捷性:D 機動力:D 成長性:D コスト:B
雇用可能国:ミラーフェン
特殊効果:火薬兵器装備可能
この世界で初めて火薬を扱ったユニット。爆弾を投げて攻撃する。ミラーフェン第二王子クラインが秘密兵器として少数だが編成された。
このユニットが、その後の戦争の歴史を大きく変えることになる。