クラス設定:歩兵編
クラス一覧
この世界における武器の種類は剣・槍・斧・弓・術・火薬兵器
防具は布・軽装・鎧・重鎧・盾・大盾と分類される。
どのクラスも10レベルごとにクラスチェンジの資格が与えられ、
能力や使用できる武器の上限が上昇する。最上級は30レベル。
0→10 見習い・駆け出しレベル。誰でも等しくここから始まる。
10→20 正規兵クラス。10レベル以上は実戦のみ経験値取得可。
20→30 ベテランクラス。このレベルになっていれば尊敬される。
30→40 英雄クラス。国家に一人いるかいないかの熟練者。
40以上 伝説クラス。普通ここまで極める前に寿命で終わる。
歩兵系
歩兵は誰でもなれる簡単なクラスであると同時に、最も過酷な役目をこなすクラスでもある。
彼らの役目は前線に立ち、その手で敵を打ち倒し、仲間を守ること。最近はそのことを忘れている輩も多いが、彼らも生きるために必死なのだ、大目に見てやってほしい。
・短兵系 武器:剣 防具:軽装・盾
短兵→剣兵→重剣兵→近衛兵
攻撃力:D 防御力:D 敏捷性:C 機動力:D 成長性:A コスト:E
雇用可能国:すべて
特殊効果:なし
剣歩兵。恐らく最もポピュラーな兵科で、初めのうちは弱いが育てやすい。
突出した性能はないがどんな戦場でも一定の活躍が見込めるため、各国の正規軍はこれとソルジャーとボウマンを中心に組まれた。
・フェンサー系 武器:剣 防具:軽装・盾
フェンサー→セイバー→宮廷剣士→ヴァンガード
攻撃力:C 防御力:D 敏捷性:C 機動力:D 成長性:C コスト:C
雇用可能国:王国以上
特殊効果:クリティカルが出やすい
いわゆるエリート歩兵。性能は短兵の上位互換であり、他の歩兵との戦いでは大抵優位に立てる。
王国以上の国でなければ雇うことが許されない高貴な兵で、主に貴族の護衛兵や宮廷武官などがこのクラスに就いた。
・ソルジャー系 武器:槍 防具:軽装、鎧(サージェント以上)・盾
ソルジャー→長槍兵→サージェント→カーネル
攻撃力:D 防御力:C 敏捷性:D 機動力:D 成長性:A コスト:E
雇用可能国:すべて
特殊効果:騎兵系に強い
槍歩兵。短兵と同じくよく見る正規兵。やや防御向き。
地味ながら損害率が低いクラスなので隊長クラスはこいつの出身が多い。
練度不足でもそこそこ使えるので、大急ぎで兵がいる時は農民を徴発し、槍を持たせただけの即席民兵を作ることも多かった。
・剣士系 武器:剣 防具:軽装
剣士→剣闘士→抜刀隊→ソードマスター
攻撃力:C 防御力:E 敏捷性:B 機動力:C 成長性:D コスト:E
雇用可能国:すべて
特殊効果:クリティカルが出やすい
嵩張る防具を身につけず、剣一本で戦う斬り込み役。
主に初期の傭兵が好んだクラスで、動きやすさを武器にした遊撃戦を得意とする。鎧の普及と共に戦場からは徐々に姿を消したが、冒険者やその道の達人など
戦場以外の活躍の場では長く主力として注目されていた。
・斧兵系 武器:斧 防具:軽装
斧兵→戦士→メイス兵→ウォーリア
攻撃力:B 防御力:E 敏捷性:C 機動力:D 成長性:B コスト:E
雇用可能国:すべて
特殊効果:重装兵に強い
斧歩兵。見た目は野蛮だが攻撃力が高く、打撃の主力となってくれるだろう。
防御力が低く死にやすいが、同時に戦功を稼げる兵種でもあるので、傭兵がこのクラスに就いていることが多い。
製造技術向上により鎧の普及が向上すると、斧兵の需要も伸びていった。
・装甲歩兵系 武器:槍、斧(フルプレート以上) 防具:重鎧、大盾
装甲歩兵→重装甲歩兵→フルプレート→ジェネラル
攻撃力:C 防御力:A 敏捷性:F 機動力:E 成長性:C コスト:B
雇用可能国:すべて
特殊効果:物理飛び道具に強い
重い鎧を着こんだメイン盾。物理攻撃は殆どシャットアウトできるが打撃には若干弱い。防御特化だが攻撃力も悪くない。
装甲歩兵を並べて突撃させれば脆いユニットは吹っ飛ばされるため、火薬が開発されるまでは歩兵突撃の主力は装甲歩兵が担った。また、戦場以外でも冒険者パーティーには常に一人は欲しい兵種でもある。
・市民歩兵系 武器:剣、槍 防具:鎧、大盾
市民歩兵→ホプリタイ→トライアリィ→センチュリオン
攻撃力:B 防御力:B 敏捷性:C 機動力:D 成長性:C コスト:C
雇用可能国:カルディア聖王国
特殊効果:物理飛び道具に強い
カルディア聖王国でのみ生産できる装甲歩兵。全てが高性能。
高い愛国心に支えられた聖王国民たちに、性能の良い武器や防具が支給され、伝統の元に築き上げられた訓練により高い継戦能力を有する。
常にカルディア聖王国の暴力の先陣を担い、数々の戦歴を作り上げてきた。
・盗賊系 武器:剣 防具:布
盗賊→ローグ→アサシン→特殊警察
攻撃力:E 防御力:E 敏捷性:A 機動力:B 成長性:B コスト:D
雇用可能:盗賊ギルド設置
特殊効果:鍵空け可能
身のこなしが軽い隠密たち。彼らの活躍場所は戦場ではなく、敵の懐への密偵や、危険な土地の踏破といった補助任務が主である。
嫌われ者だが、上手く使えば思っていた以上のことを成し遂げるだろう。
・山賊系 武器:斧 防具:布
山賊→凶賊→バーバリアン→狂戦士
攻撃力:A 防御力:E 敏捷性:C 機動力:D 成長性:D コスト:E
雇用可能国:山岳地、森林地
特殊効果:山岳戦が得意
徒党を組んで旅人や村を襲うならずもの。大抵練度は低いが、士気は高いため甘く見ると痛い目に合うだろう。兵としての信頼度はかなり低いが、あえて略奪のための駒としたり、山地での奇襲に用いることもあるという。
・山岳兵系 武器:槍、弓(レンジャー以上) 防具:軽装、盾
山岳兵→レンジャー→ハイランダー→ブラックウォッチ
攻撃力:C 防御力:D 敏捷性:C 機動力:D 成長性:C コスト:B
雇用可能国:山岳地
特殊効果:山岳戦闘及び森林戦闘が得意
山岳地帯などの悪地形での戦いに特化した兵士。山地の蛮族に対抗すべくシエナで考案されたが、平地が多いシエナでは国王に冷遇されていた。その後アルムテンで主力とされた。
訓練が必須な精鋭兵科のため非常に育成コストがかかり、量産は出来ない。
・シミタ―兵系 武器:剣、術 防具:軽装、盾
シミタ―兵→太陽剣士→太陽双剣剣士→ジハード
攻撃力:C 防御力:D 敏捷性:C 機動力:C 成長性:B コスト:D
雇用可能国:砂漠
特殊効果:砂地で戦闘力が低下しない
過酷な砂漠で戦う戦士たち。性能的には短兵と剣士の中間くらい。
彼らは太陽の力を借りた簡易的な術を使用することが出来、鍛えられた体は砂漠で縦横無尽の活躍が出来る。
・水夫系 武器:斧 防具:軽装
水夫→水兵→海兵隊→キャプテン
攻撃力:C 防御力:E 敏捷性:B 機動力:C 成長性:C コスト:C
雇用可能国:ブランドル、ナーゲルリング、コルプラント
特殊効果:水上戦のペナルティなし
船舶の上で戦うために訓練を受けた兵士たち。彼らは揺れる船の上でもまるで陸にいるように戦い、更には水の中で泳いだり潜ったりもできる。
戦場での需要は多くないため、保有する国は少ないが、これらの部隊を持つ
国相手に海軍をぶつけるのは危険な行為であると思われる。
・聖戦士系 武器:剣、斧、術 防具:重鎧、大盾
聖戦士→聖鎚軍→ホーリーオーダー→神兵
攻撃力:B 防御力:B 敏捷性:E 機動力:D 成長性:D コスト:A
雇用可能国:教皇領
特殊効果:魔族相手に効果大
信仰の守護者である教皇庁が有する、神に祝福されし兵士。奇跡の力を一部行使でき、戦闘も回復もできる非常に便利なクラスである。
この兵士と戦うこと自体、神に逆らうことと同義であり、振るわれる無慈悲な鉄槌は異端者を容赦なく滅ぼすことだろう。