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あらすじ
ー元旦に山頂へ一から十二の順までに辿り着いたものは、その順にその年の守護神とし、あらゆる種族か敬意を示されることをここに約束しそして記すー
その日の朝、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の順に十二支が定められたのは言うまでもない。こうして決められた守護神達は毎年変わりばんこに数々の災害から民を守り続け、同時に崇められてきた。
だがしかし、こうした民の中にも選ばれたものは選ばれなかったものから憎まれ、更には神に悪影響を及ぼすものが出てくることを同時はまだ誰も気付くことは出来なかった。