表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
読んだ本の記録  作者: 萩尾雅縁
【小説・ラノベ・漫画・ノンフィクション】
38/47

「Joyeux Noel 英国妖異譚番外編」(ラノベ)

 篠原美季 著


 イタリアコモ湖、クリスマスのパリが舞台!アシュレイとユウリがコモ湖で宿泊!? シモンの不在中にユウリとアンリは!? ファン垂涎の番外編!「コモ湖の麗人」、「ジュワイユー・ノエル」、2本収録!



「コモ湖の麗人」になってる……。「龍の紋章」です。

「龍の紋章」は面白かった。もう一本は好きじゃないタイプ。


 あとがきでシモンが人気がない、というのにすごく頷いてしまった。実際人物像として魅力的なのはアシュレイの方。そして光と影のように対比させているわりに、シモンはドライで、内実アシュレイの冷たさや残酷さとも大差ない。それに傲慢さも。


 歴史に根差した怪異や、物語の運び方、本編よりも面白かった。単純な怪奇ミステリーとして読んでいるからかな。地の文の書き方とか、私はもっと学ぶべきだなぁと思った。書けなくなってるだけじゃない。いろいろ未熟よね、文章。

 歴史的な面のリアリティと知識が、このシリーズの魅力で、それがいかんなく発揮された感じ。どうせならなぜ10年ごと、とか謎の解明をもう少し丁寧にしてくれると嬉しい。どこがひっかかるか、とか言ってもらえないと判らないものだったりする。自分のことも含めて。


 久しぶりに紙の小説読んで、面白かったし、刺激になったし、書きたいと思ったし、頑張ろう、って思った。



「ジュワイユー・ノエル」


 ガーネットの指輪が媒介になっているにせよ、なぜ四大精霊が人の想いに力を貸す? といつものごとく首を捻ってしまう。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ