表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
43/131

43話 混乱





こんばんは、五樹です。



僕と時子の関係は、一旦の決裂をしました。修復されるかは分かりません。


昨日、僕は時子に頭の中で話し掛け続け、自分の希望を無理に彼女に押し付けようとしました。


その結果、今日になって時子は、夫にこう言っていました。


「五樹さんが出てこないようにするには、どうしたらいいんだろう。もう居て欲しくないよ…」


そう言われて文句を言えない位には、酷い事をしました。それは言い訳しません。


ただ、内容は彼女のプライベートの中でも最も繊細な事に関わるので、ここには書けません。


僕は言い訳をしません。自分が悪かったのは分かっています。


でも、今日も時子は空腹を放置していたので、僕に交代して、僕が食事をしました。その時僕は、初めに生まれた通りの「五樹」に戻る気になったのです。


「役に立つ五樹さん」。時子から、まだそう思ってもらえなかった時にも、僕は彼女の代わりに食事をしたり、家事をしたりしました。初めから、時子の気持ちは関係無かったのです。


途中からは、僕は彼女に喜んでもらえる事が嬉しくて、見返りを求めていたかもしれません。それが良くなかったのです。


これからも僕は、緊急避難として時子が心中に籠る時、表に出て生活を続けようと思います。その役割が奪われていなければ、僕の存在意義は果たされます。



今回は短く、ここまでで失礼します。お読み下さり有難うございました。また次のお話で会えると嬉しいです。それでは、また。





つづく

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ