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Q・「げ」って言葉を発明したのは女子高生ってほんと? A・多分ほんと

  ◇


 ……そして、昼休み。


「あら」

「げ」

 教室の入り口で鉢合わせする仁奈と七海。

「陰陽魔緒はいるかしら?」

「さあ」

 嫌な子のように返す仁奈。

「まあいいわ。自分で探すから」

 七海は気にせず、教室に入り込む。

「だめ」

「何でよ?」

「何でも」

 往生際が悪いぞ、仁奈。

「まったく、幼稚にも程があるわよ」

「むぅ~」

 むくれる仁奈。図星なのだから、仕方ないのだが。

「って、そうじゃないわ。陰陽魔緒を探さないと」

「まおちんに何か用?」

「用、って程でもないけど……。とにかく、陰陽魔緒はどこよ?」

 苛つきながら催促する七海。今にも舌打ちしそうなくらいだ。

「教えない」

「知ってるのね?」

「うっ」

 どうも、ボロを出してしまったようだ。

「まったく……。もういいわ、埒が明かないから自分で探す」

 ずかずかと、教室に踏み入る七海。今度ばかりは仁奈も、止めるようなことはしなかった。

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