表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

プロローグ

 ここに、一人の「座敷わらし」がいる。彼女は長年、古い家で住人に幸運をもたらしてきた。


「なんで人間は、願っていた幸せを手に入れても満足しないのかな?」

「なんで今度の人間は、たくさんのお金を手に入れても嬉しそうな顔をしないのかな?」

「仕事って何だろう?誰のためにお金を稼いでいるのかな?」


 座敷わらしは、多くの人間たちを観察しているうちに人間に興味を持ち始め、自分も人間になって社会生活を送ってみたいと強く願うようになった。


「そうだ。不思議な力を自分に使っちゃお!」


 座敷わらしはある日、その願いを自力で実現させた。もとは口減しで命を絶たれた可哀想な赤子の魂であったが、今度は大人の人間へと再び転生したのであった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ