#8 新しい生活
前回のあらすじ
旅館の霊を除霊し旅館に住めるようになり、義秀達のギルドのメンバー達が住めるようになるが、モンスターの巣を発見し不意打ちを仕掛けることにした。
午後6時の夕暮れの森
スナイパーライフルのスコープからモンスターの巣を観察しており.....玲香からもらったトランシーバーを取り出す
岳人
「義秀....アイツらがとこに着いた.....オーバー」
無線の向こうの義秀
「了解.......先に玲香と見張りを殺ってくれ....オーバー」
無線を切る
玲香
「それじゃ......やろう」
岳人
「玲香さん.....サイレンサーを付けてください」
玲香
「どうして?」
岳人
「わかってると思いますが銃声ってのは音大きいんです......」
玲香
「りょーかい」
岳人
「てか......モシン・ナガンってサイレンサーつけれるの?」
玲香
「つけれるように改造したんだ」
岳人
「そうなんだな」
玲香
「だべってないで早くやろう」
岳人
「だな」
玲香と岳人はナイトビジョンを付け、狙撃の体制に入る。
巣は一本の大きい木に木の板を床にし、まとわりついているしそれが3個続いている
岳人
「4匹いるが....誰を獲物にする?」
玲香
「右奥と左手間の方を殺る」
岳人
「じゃあ残りの奴を」
玲香
「了解」
2人は頭に照準を合わせる
岳人
「合わせるぞ.....玲香さん」
玲香
「はい」
少し間を置き、確実に仕留めるために確実に当てられるように隙を探す
岳人
「.........今だ!撃て!」
玲香
「あぁ!!」
2人は見張りの2匹のモンスターに発砲する
見張りのゴブリン1
「グキャ」
見張りのゴブリン2
「モリャ」
岳人
「ヒット」
玲香
「こっちもだ」
岳人
「次.......」
玲香
「わかってる」
コッキングをし次の獲物へ照準を定めすぐに撃つ
岳人
「そこ!!」
玲香
「合わせる!」
見張りのゴブリン3
「ぶりゃ!?」
見張りのゴブリン4
「むりゃ!?」
ゴブリンは何もわからず絶命する
玲香
「義秀さん....殺りましたオーバー」
草むら
義秀
「了解.....あとはこっちに任せろ.....オーバー」
マイケル
「よし.....ソラル...スティンガーの準備は終わったか?」
ソラル
「な......何とか」
マイケル
「構えろ」
ソラル
「あぁ!」
玲香印のロケットランチャーを構え、柱に照準を合わせる
マイケル
「少し右だ.....よし.....今だ!」
ソラル
「何とかなれ!!!」
放たれたロケット弾は爆風と共に柱が倒れる
それと同時にほかの巣から爆発によって起きたモンスターが増援に来る
アルス
「残党狩りだ!」
ルシアン
「後方支援は任せて!!」
ハイゼン
「要は見た奴全員殺ればよかじゃろ?」
クリス
「そうだ!モンスターは全員ぶん殴るんだよ」
各々の武器を持ち突撃する
レイザ
「突撃!!!!!」
岳人
「俺達も行くぞ」
玲香
「わかった!」
木の上から降りてライフルを背負いナイフとリボルバーに持ち替える
岳人
「よっと」
降りてきた岳人の隙を見て棍棒を振るう
岳人
「遅い!!!」
腹部をナイフで刺し盾がわりにしつつ2匹のモンスターの頭を撃ち抜く
玲香
「よっと!」
玲香も岳人と共に木から飛び降りる
玲香
「喰らえ!」
銃剣をモンスターの腹部に突き刺し1発そのまま撃つ
マイケル
「行くぜ?ソラル!義秀!」
ソラル
「援護は任せて」
義秀
「暴れるぞ!」
マイケルが目の前にいたモンスターの首を跳ねると共に斬撃が3匹のモンスターを切る
ソラル
「そこ!」
アルスの背後にいたモンスターの錆びれた剣を射抜く
アルス
「サンキュソラル!」
隙をついて胴体を切り捨てて背後にいたモンスターの首を振り返りざま腹に刺す
シバハス
「どんだけいるの?」
ルシアン
「とりあえず全員ぶちのめすしかないっしょ!」
するとシバハスはでかい水の玉に僧侶の儀式用の杖を突き刺し中から凍らせる
シバハス
「いくぜいくぜぇー!!!」
ハンマーのようにモンスターの胴体に振りかぶる
ルシアン
「ほんとに僧侶かよ......」
そう言いつつ淡々とモンスターに杖を向け唱える
ルシアン
「フレイム」
すると杖から火炎放射器のように火が出る
ハイゼン
「レイザ!エラン!合わすっど!」
レイザ
「了解じゃ」
エラン
「おう」
息の合った太刀筋で圧倒的する
クリス
「お嬢........あなたも腕を上げましたね」
カラメル
「クリスちゃんほどちゃうでぇ?」
そういうとカラメルが釘バットでモンスターの脳天を殴り飛ばし、クリスが背後を守るように4匹程度のモンスターを殴り、蹴る
数分後(戦闘描写がめんどくs(((((((
シバハス
「これで全部かなぁ?」
返り血に濡れたローブのフードをとり、僧侶の杖の氷を木に叩きつけて割る
義秀
「なんで"僧侶"と魔法使いで後方支援系なのに1番血だらけなんだよ!?おかしいだろぉ!?」
ハイゼン
「こん中で1番おじかったぞわい」
クリス
「いつものことさ」
岳人
「俺もテイマーなのにスラ太郎達置いて来ちゃった奴がここにいるぜ?」
マイケル
「それにお前.....地雷...モンスターの顔に投げてたよな???」
岳人
「あぁ.......バレてた?」
玲香
「岳人くん.......もしかして修羅の国の生まれだったけか?」
岳人
「普通の日本に住んでた中学生だぜ?」
ルシアン
「正直........普通の転生者より怖いよシバちゃんと岳人......」
カラメル
「さぁ帰って夕飯や」
帰り道
義秀
「死体の処理は済んだし!」
ハイゼン
「岳人どんの夕飯......楽しみじゃな」
岳人
「大丈夫!ちゃんと上手くしたさ!」
マイケル
「んにしても巫女が釘バット持っていいのか?」
カラメル
「私達の釘バットは先祖代々受け継いだ聖なる棍棒やさかいいけるわなぁ?」
クリス
「私に問われても困る」
帰宅
一同
「ただいま〜!!」
スラ太郎
「おかえりマスター」
アイドラ
「心配したぞマスター!!」
ムギ
「ワン!」
岳人
「留守番ご苦労さん」
わしわしと3匹を撫でる
岳人
「さて.......風呂入ってから飯にしよう」
ルシアン
「わーいご飯だァー!!!」
義秀・玲香
「「今日は宴だァーー!!」」
カラメル
「みんな元気やなぁ」
アルス
「ね〜」
クリス
「ふあ〜寝みぃ」
マイケル
「温泉か〜」
シバハス
「楽しみだなぁ」
男湯
岳人
「はふ〜」
マイケル
「なんか凄いポカポカしてんな」
義秀
「マイケルさんって温泉初めてなの?」
マイケル
「まぁな......転生前は温泉入ってみたかったよ」
岳人
「良かったなマイケル!これから毎日温泉入れっぜ?」
ハイゼン
「一途なしじゃ」
岳人
「だな」
一方その頃女湯は
クリス
「よし.......男湯覗くぞ!!!!!」
玲香
「穴開けろーい!!」
ルシアン
「デゥハハハハハハハハハハ!!!!!!」(悪魔の微笑み)
アルス
「ちょっと待って!!!」
カラメル
「ふつー逆やろクソアホーー!!!」
旅館の幽霊
「私達の旅館に何しとんねんドアホぉぉぉぉぉおおおおおお!!!」(鬼の形相で化けてでる)
シバハス
「化けて出たア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛
!!!!!!!!!」
旅館の幽霊
「化けて出るわああああああああ!!!!!クソカスがぁぁぁぁあああああ!!!!!」
そして男湯
ソラル
「騒がしいですねあいつら」
エラン
「..............じゃな」
数十分後
玲香
「ふぅ.....酷い目にあったぁ.......」
ルシアン
「岳人!!!ちゃんと除霊したんでしょ!?」
岳人
「.......あ〜俺......レベル足りなくてさ.....邪気は晴らしたんだが......完全には出来なかったよ」
ルシアン
「そういえば.......ゴースバレットって効いてたの?」
旅館の幽霊
「ぶっちゃけ死ぬかと思ったよ......死んでるけどね!」
ルシアン
「そーなんだー」
玲香
「まぁ......雑魚の幽霊くらいは一撃でやれるよ」
シバハス
「なんでみんな受け入れてるの!?おかしいでしょ!?」
義秀
(なんで俺.......幽霊見えてるんだ?)
玲香
「もうそろ頃合だね」
岳人
「よし.....飯にするぞ!」
義秀
「手伝うよ!」
マイケル
「俺も!俺も!」
ぞろぞろとメンバーが集まってくる
ルシアン
「飲みもん運ぶの手伝って〜」
クリス
「ビールないの?ビール!!」
ライザ
「おいらは未成年だぜ?酒なら買よかきな」
カラメル
「宴やーーーー!!!!」
岳人
「どけよ!お前ら!飯運べねぇだろがい!!」
義秀
「そーだそーだ」
よう言うけれど、どこか幸せそうに微笑むし、岳人は心の底からまた笑っていた。それにどこかに合った不安や"ここで生活できるのだろうか"と思っていたが、
岳人・マイケル
「カントリ〜ロ〜ド〜テイクミ〜ホ〜ム」
肩を組み、
義秀・玲香
「カントリ〜ロ〜ド〜このみーちーずうと〜ゆけば〜」
笑いながら、
アルス
「キャッキャ!」
クリス
「いいぞ〜!ww」
飲み食いできる友達がいた。
あの事故から数ヶ月、"本当はもっと現世を生きたかった"、"もっと家族にありがとうと言いたかった"、と思っていた彼のそばには、
マイケル・岳人
「テイクミ〜ホ〜ムカントリ〜ロ〜ド〜」
玲香・義秀
「さよな〜ら〜カントリ〜ロ〜ド〜」
ハイゼン
「ヒューヒュー」
クリス
「いいぞ〜これ〜!!」
マイケルと岳人、玲香と義秀が顔を合わし
かつていた親友と妹のように笑い、バカをやり、飲み物を飲み、馬鹿みたいな会話をできる友達がいた。
岳人
「今日は宴だ〜〜!!!!存分に飲んで!!食ってくれぇ!!!!」
ライザ
「よかど〜!!よかど〜!!」
義秀
「岳.....泣いてんのか?」
岳人
「え.........?」
不意に出てしまった涙を親指で拭う
岳人
「さて......食うか!」
そういうとまた無意識に微笑んでいた
そしてまた、バカをやり、笑い、飲み食いし、馬鹿いな会話ができる友がまたできていた。
そして数時間後
岳人
「ふ〜食った食った〜」
自分の布団や布団を引っ張り出し、交流広場に歩く。
その途中で義秀とソラルと合流した。
ソラル
「岳人さんって結構食べる人なんですね」
義秀
「こんなに痩せてるのに大食いなのはびびるよ」
岳人
「食わないとスタミナが足りなくてな」
義秀
「そーなのか〜」
1時間後交流広場
布団を敷き終える
義秀
「Zzz」
ルシアン
「むにゃ〜.......ムギ〜むにゃむにゃスピー」
夜も更け、みなが寝静まった頃、岳人はスマホの写真を眺めてた
レイザ
「ごおおぉぉ....ひゅゆゅゅゅ」
マイケル
「ぐへ〜......マリア〜.......好きだよぉ〜......むにゃ〜」
玲香
(うるせぇ!寝れねぇよ!!!)
岳人
(空香と海斗......何やってんだろうな.......つっても寝てるか)
それはお母さんにとってもらった親友と妹と自分の写真。それを恋しそうに見つめる。
岳人
(もうそろそろ.......寝るか........また......会いたいな......)
そう思うとスマホの電源を落とし、眠りにつく。
to be continued
おまけ
1.地下室
1週間後の朝頃
みんなでワイワイ掃除をしていた時、ルシアンと義秀とカラメルと岳人は調理室で掃除していた。
ルシアン
「岳人〜なんかある〜!!」
岳人
「なんかってなんだよ」
カラメル
「なんか見つかった?」
義秀
「なんかって......エロ本でも見つけたか〜?」
1度手を止め興味心でルシアンの元へ歩いてく
ルシアン
「な〜んか怪しいな」
義秀
「行ってみるか?」
岳人
「武器持ってくるか?」
カラメル
「こういう事はモンスターの巣の可能性があるからなぁ」
旅館の幽霊
「ここはな〜......ワインの貯蔵庫なんだよね」
義秀
「とりあえず......手が空いてる仲間探すか」
岳人
「だな」
数分後
鍵を開け、扉を開ける。すると埃っぽく、部屋から射す光で部屋の1部が見える。その部屋は、ワインの貯蔵庫らしく樽やワインが入ってあるだろうホコリを被った瓶がある。
岳人
「これが.....ワインセラー......初めて見たな」
義秀
「結構本格的だね」
アルス
「私......要らなかったか」
ルシアン
「どんまい」
カラメル
「続きしよっか」
その後何瓶か売ったあとちゃんと掃除した
2.新しい仲間
4ヶ月後の昼
街の近くの森にて
岳人
「薬草はこのぐらいでいいかな?」
カゴいっぱいに詰められた薬草を見て
ルシアン
「だね.......」
アルス
「やっぱり......このバイト疲れるわァ〜」
竹で作った水筒の中の水を飲み、疲れを癒す
マイケル
「弁当食おうぜ......もう昼時だ」
レジャーシートを敷き、作って来た弁当を仲間たちと食べる。
アルス
「いや〜この大自然で食べる弁当は格別だねぇ」
マイケル
「まるで.......遠足だな」
ルシアン
「ね〜」
岳人
「だな」
アルス
「今度さ!ダンジョン行かない?」
岳人
「ここら辺のダンジョンって探索し尽くされたんじゃないのか?」
アルス
「最近......新しいダンジョンが発見されたらしいからさ」
ルシアン
「そうとなると新しい仲間が欲しいね」
岳人
「そういや.......仲間募集中の張り紙貼ってたな」
マイケル
「明日にでもギルド行こうぜ?」
岳人
「それもそうだなぁ〜」
久しぶりだなぁ兄弟達今日も今日とてpixivのストックだ!