#6 幽霊旅館
前回のあらすじ
食料調達のために仲間を募集の張り紙貼る許可を取ろうとするがアメリカ生まれアメリカ育ちのナイスガイ!マイケルが仲間に入り
子ドラゴンと親ドラゴンをテイムした
2日後
ハルバードの喫茶店
岳人
「義秀さん....あの時はタメ語使っててすみません...あの時必死だったもんで」
義秀
「いいんだよ...岳人さん...あの時...助けて頂きありがとう!」
岳人
「いいんですよ....それがテイマーと霊媒師の役目なので」
義秀
「ふふ.....それで...お礼に...仕事の依頼したいんだけど........」
岳人
「なんです?」
義秀
「ハルバードの幽霊旅館って知ってる?」
岳人
「あぁ....ウワサの....」
ハルバードにはとはる噂がある.....そこは有名な心霊スポットでありハルバードの上位の霊媒師でも手も足も出ない....ちなみに俺は初級霊媒師だ....
義秀
「その幽霊旅館の除霊依頼受けてくれる?」
岳人
「俺に死にに行けってことです?」
義秀
「いやいや....確か....君のスキル....無限弾薬....1発撃てばその弾は無限に撃てるんでしょ?」
岳人
「そうですけど....なんで知ってるんです?」
義秀
「まぁ...色々とね....そのために....」
箱を机に置き
岳人
「これは?」
義秀
「uspとゴーストバレット...通称...幽霊を一撃で沈む弾を3発...」
岳人
「え.....この銃貰っていいんですか!?.......」
義秀
「いいんだよ....その代わりうちのギルドの寮にしたいんだが」
服に銃をしまい
岳人
「俺たちも一昨日貴方のギルドに入れてもらったからいいですよ!」
義秀
「良かった...ごめんね.....報酬は....まぁ....幽霊旅館その改修工事の肩代わりと100万Gだね....これは命取りの仕事だから」
岳人
「色々...ありがとうございます...失礼します」
カンニングフォックス
獣人の魔法使い
「義秀さんと岳人くん今何話してのるかね」
アルス
「さぁね」
マイケル
「ほんと...何話してんだろうな」
獣人の魔法使い
「話変わるけどさ....君たちのパーティに入れてくれないかて話どう?」
アルス
「え...全然全然いいよ!」
獣人の魔法使い
「絶対忘れてたでしょ?」
マイケル
「俺と岳とで話し合ってさ...」
獣人の魔法使い
「それで?」
マイケル
「OKだってさ」
獣人の魔法使い
「いいの!やったー!」
ルシアン
「では改めて....ぼくはルシアン・アシリア!」
岳人
「どうしたんだ?もしやルシアンOKもらったとか?」
マイケル
「まぁな」
ルシアン
「改めてよろしく!アルスちゃん!マイケル!岳人くん!」
マイケル
「なんで俺だけ呼び捨て.....」
岳人
「そんで....話は変わるが....早速だけど....幽霊旅館に向かう」
マイケル
「え?.....なぜ?」
岳人
「仕事の依頼でね」
アルス
「私....幽霊苦手なんだよね....」
岳人
「大丈夫だよ俺もだ」
ルシアン
「しょうがないよ誰だって幽霊は怖いもん...ね!マイケル!」
マイケル
「うんうん....人によるよ」
アルス
「みんな.....大人だな〜」
アテネ
「で...報酬は?」
ルシアン・マイケル
「え?アテネさんも行くの!?」
アテネ
「いやいや岳人の家賃だよ家賃」
ルシアン
「で....なんで家賃を?」
アテネ
「鈴木くんがこの世界に来て1ヶ月くらいの時にさ...家賃出す〜とか言っててね....んで断ったんだが....どうしてもって言われて....月一1000G払うってことになったんだ」
マイケル
「なるほどな」
アテネ
「で....食料調達クエストの報酬は?」
岳人
「まぁ....白イノシシとかミナミシナタケとかでで16000Gだよ」
アテネ
「じゃあ1000G貰うね」
ルシアン
「で....何?幽霊旅館って?」
アルス
「ハルバードの霊媒師をほとんど行方不明にした旅館だよ」
ルシアン
「え?...死にに行くの?!」
岳人
「だから食料調達クエストの報酬を全然使って武器を調達しようと思ってるんだ」
アルス
「おぉ....いいねぇ!!もうそろそろ武器を買い替えたかったんだ!」
マイケル
「俺も貯金切って対アンデット用の槍買ってくるか!」
ルシアン
「僕も対アンデット系の魔導書買ってくるか!」
アイスドラゴン
「あの....僕のこと忘れてるよね?」
マイケル
「そういや...こいつに名前付けてないよな」
岳人
「そういや付けてなかったな....」
マイケル
「え!?じゃあ付けていいか?」
岳人
「いいよ!」
マイケル
「そうだな....アイドラでいいんじゃないか?」
アルス
「いいねぇ!」
岳人
「いい名前じゃん!」
アテネ
「いいと思うよ!」
ルシアン
「よろしくねアイドラ!」
頭を撫で
アイドラ
「うへぇ」
アテネ
「じゃあ退去金は400Gね!」
岳人
「はーい.....で....何時集合する?」
アルス
「今は10時くらいだね...」
岳人
「よし...じゃあ11時で一旦カンニングフォックス前!」
アルス
「よ〜し武器屋行ってくる!」
マイケル
「さて行くか!」
ルシアン
「んじゃ僕も行くか!」
岳人
「待てアルス!マイケル!」
アルス
「何?」
マイケル
「なんだ?」
岳人
「報酬の山分け5000G」
アルス
「ありがとう!」
マイケル
「悪ぃな!」
岳人
「いいんだよ....でスラ太郎とムギとアイドラ来る?」
スラ太郎
「行く!」
ムギ
「Zzz」
アイドラ
「ぼ...僕はいいや」
岳人
「んじゃ...スラ太郎....チャリ出すから外で待ってて」
スラ太郎
「プル」
バックから折り畳み式のマウンテンバイクを外に出し広げる
岳人
「スラ太郎...乗って」
スラ太郎
「プル!」
スラ太郎をカゴに乗せ
アテネ
「行ってらっしゃーい」
岳人
「いってきまーす」
スラ太郎
「まーす」
呪術屋ゴーストルール
おばちゃん
「あぁ!岳人ちゃんじゃんないいらっしゃい」
岳人
「おばちゃん!今日幽霊退治するからなんかいい感じの札ない?」
おばちゃん
「うーん....自分の分身させるのと魔法の威力をあげるのと....あ!」
岳人
「急になんだよおばちゃん....」
おばちゃん
「コレコレ....幽霊を霊媒師以外に見せられる御札と幽霊に物理攻撃できる御札」
岳人
「じゃあ....分身させる札とそれで」
おばちゃん
「あいよ!合計で3000Gね」
岳人
「はーい」
岳人は3000G支払った
おばちゃん
「また来てね〜」
岳人
「はーい」
岳人
(残り....2000Gか....退去金を引いて...1600G....)
スラ太郎
「で...残りの時間どうする?」
岳人
「うーん....どうするか...か」
純一
「やぁ...岳人」
岳人
「し...師匠...」
純一
「今日空いてる?」
岳人
「いや....今日も仕事で」
純一
「最近カテゴリー1のドラゴンパーティで倒したってな....」
岳人
「いや...師匠にくらべれば....まだまだ実力不足です」
純一
「なんかさ....お前の成長見てるとよ...なんか嬉しいなって」
岳人
「え....そうなんです?」
純一
「初めてあった時さ...一生懸命リボルバーを的に撃ってるお前がさ...少し...頑張ってるていうか...なんてと言うか...」
岳人
「........」
純一
「こんな厳しい異世界だ...チート能力を持ってても死んでしまうのに実力で戦わないといけないからこそ.....銃とナイフしか武器がないからこそ教えたいって」
岳人
「でも....俺....まだ師匠と全力で戦ってじゃないですか?」
純一
「でもそこら辺の転生者に比べりゃかなり強いと思うんだけどな」
岳人
「.........ありがとうございます.....おかげで幽霊旅館に立ち向かう勇気をもらいました!」
純一
「そうか....頑張れよ岳」
岳人
「はい!」
カンニングフォックス前
岳人
「まだ帰ってこないな...」
スラ太郎
「お!噂をすればなんとやらだね」
マイケル
「よぉ!ただいま」
アルス
「岳人さん!〜色々買っていたよん!」
ルシアン
「おぉ!みんな早いねぇ〜」
岳人
「そいじゃ行きますかね....幽霊旅館」
アルス・マイケル・ルシアン・スラ太郎
「おう!」
ムギ
「わん!」
アイドラ
「はい!」
ライフインデイズ
ルシアン
「ねぇ...やっぱりやめようよぅ〜」
岳人
「大丈夫だって名を呼んでくれたらすぐ駆けつける」
マイケル
「俺も...すぐとは行かないが駆けつけるぜ」
アルス
「私もいいかな?」
岳人
「いいよ!」
マイケル
「仕方ないなぁ....いいぜ!」
岳人
「じゃあ約束してくれ....背後は任せたぜ....みんな」
アルス・マイケル・ルシアン
「おう!」
旅館の一室
岳人
「とりあえずの寝床はここだけで十分だな」
マイケル
「んじゃラーメン買ってくるわ」
アイドラ
「はーい」
アルス
「生き残ったらこの旅館全部私たちのだよね!」
スラ太郎
「そうらしいよォ〜」
マイケル
「ギルドの奴らも来るから余計楽しくなるんだろうから今のうちに読書でもしろよ!」
岳人
「そうそう!薩摩藩の人達うるさいからね!」
アルス
(あのお侍様......義秀さんのパーティメンバーだったんだ)
岳人
「とりあえずここに置いて....みんな....幽霊が見えるようになる御札いるか?」
アルス・ルシアン
「いる!」
岳人
「じゃあ背中に貼るは」
湿布のように御札を貼る
岳人
「.....さて.....なんか体に変化は?」
ルシアン
「ないね」
アルス
「本当に効果あるの?」
岳人
「まぁ....霊が出たら効果はあるかも.....」
アルス
「そっかぁ」
マイケル
「ただいま」
岳人・アルス・ルシアン
「おかえり〜」
マイケル
「そんじゃ飯食うか」
岳人
「マイケル....」
マイケル
「どうしたんだ?」
岳人
「霊が見える御札いる?」
マイケル
「あぁ!」
岳人
「んじゃ背中見せてくれ」
マイケル
「あ...あぁ」
貼った
ルシアン
「ねぇねぇ!冷めないうちにご飯食べよ!」
マイケル
「そうするか!」
岳人
「ムギ!アイドラ!スラ太郎!飯だ!」
犬用煮込みハンバーグとドラゴン用ハンバーガーとスライム用食料水を取り出し
スラ太郎・アイドラ
「わーい!」
ムギ
「ワン!」
1時間後
アルス
「んじゃ寝るか!」
マイケル
「それもそうだな!」
岳人
「ムギそこ俺のふと.....枕にすっか」
スラ太郎
「Zzz」
ルシアン
「すぴ〜」
マイケル
「これが日本の布団か.....」
アルス
「おやすみ〜」
マイケル・岳人
「おやすみ〜」
午前1時41分
岳人
「うぅ......あれ?....みんなは?」
岳人は部屋を見渡す
岳人
(バックは...ない...けどナイフとusp?....それになんで俺だけ連れ去られなかったんだ?)
岳人
「とりあえず......探索しよう....」
拳銃を構え戸を開く
岳人
(なんだ....これ!?)
岳人の前に現れたのは見慣れた風景見飽きた関取の像や人気は無いがイトーヨーカドーとフラワーロードやたこ焼き屋だった
岳人
「なんなんだよ.....なんなんだよこりゃ!!!」
???
「やぁ.......岳人くん」
岳人
「.........ッ!!??」
振り返った瞬間拳銃を撃つがサッと避けられる
???
「どうやら君は判断力と反射神経が高いようだね」
岳人
「あんたがここの幽霊だな?」
旅館の霊
「そうだよ.....ここは君の思い出を元に作った領域内だ」
岳人
「.....要するに....捕まったってこったな....参ったなぁくっそぉ」
岳人
「........決戦の場所は....俺の記憶のイメージにあるだろ?」
旅館の霊
「ふふふ....それじゃ....場所を変えるよ」
あたりが自分の好きなゲームの....審判の場所....に変わっていく....そして花は咲き誇り鳥がさえずっていた
最後の回廊
岳人
「それじゃ....本気で来い」
旅館の霊
「地獄にぶち込んでやるよ!!!クソガキ!」
*たたかいのかねがあたりにひびく!!
to be continued