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菫ノ詩集

夜のトイレ

作者: 堅香子 擬々

もうすぐでできる

冬の企画ものが(ФωФ)

楽しみに、、、はしなくてもいよ

だって駄作だから!( ・∇・)

トイレへの行く道は暗い

少しでかい我が家は他の家より

トイレまで時間がかかる

だからかとても怖いんだ

壁にかけられている僕の学生服が

化け物に見えて

ついたてにかけられている母の服に

人影を見る

家の中のはずなのにどこからか吹いてくる

冷たい風が

そう、風が

まるで僕のとなりに幽霊がいるみたいで

こわくてこわくてこわくてこわくて

よくトイレにいけなかった


壁を

道を

その場を彩る黒から

何かが生まれて僕を喰らうのでは

その黒が僕を一生でれない何かに連れ込むのでは

そう思えて

そう想像して

こわかった


昔、姉が花子さんを教えてくれた

花子さんは戸を三度叩き

トイレに入り

「花子さん出てきて、僕のお願い事を叶えて」

そう言えば

トイレの水溜まりから顔を出し

僕をその便器の中に

その水溜まりの中に連れ込み

この世界ではない違う世界へと連れ去り

その世界の中で僕のお願い事を叶えてくれるんだと

そう、聞いた

それを聞いたとき僕はその世界が紫に見えた

姉はちゃんとそれが女子トイレだと言ったが

そんなの関係なかった

別にそんなことしないのに

だけど

もしも

もしも

僕が

何らかの不条理な力によって

連れ込まれてしまうのでは

紫な世界に

不気味な世界に

連れ込まれるのでは

そう、思ってよく震えた


今でも震えるのだけど


今でも夜のトイレは恐ろしいよ

ねえ?

君も、そう、思わないかい?


つづかない( ̄ー ̄)

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― 新着の感想 ―
[良い点] 子供の頃は自分もよくトイレに行くまでの道のりがお化け屋敷でしたw 遊園地のと違い何度も行くから更に怖い。 まぁ大人になった今でもホラー見たあとは少し怖いですが…
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