表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
海底監獄のカツ丼屋さん  作者: 黒主零
13/20

13

・罪がある。

罪の形は人の数だけ広く散らばる星屑のようだ。

その罪達が集ったそこは言ってみれば人生の流星群にも見えるだろう。

「と言う詩はどうだろうか?」

「全然そうは見えません。錯覚です」

シスターがいた。20人だ。

カリフォルニアから、私が!私達がポセイドンだ!と祈りを捧げながら泳いできたらしい。

「その不死身性は是非見習ってやらねばな」

「本来18人でしたが途中で二人増えました。ポセイドンに祈りが通じた結果ですね」

「知らなかったな、神に祈りを捧げる連中はそうやって数を増やすとは。ワカメかお前達は?」

「主よ、ぶっちゃけヤハウェ野郎よ。そしてそれに優るとも劣らない屑なあなた様に朗報です。

……世界は広い。先日はシリアの前線で国境なき棋士団を訪問した際にはあなたと同じ顔の棋士を

大量生産している信心深き修道女がおりました。

彼女に比ぶれば私などヤハウェ程度の存在にしかありません」

「……お前さんは全方位に喧嘩を売り続けるか自らを神の化身と断じなければ会話が出来ないのか?

と言うかシリアの話はもっと聞かせろよ、おい!」

21人を迎える看守が漂白剤漫画の最終話のページを引き裂き、叫んだ。

それに構わずシスター達は一瞬、あらゆる感情を捨て去った表情で嗤ってから

「神よ、どうか哀れで仕方のない豚に最低限の納得だきょうが出来る理由を。

あと、私には是非にレオナきゅんみたいな可愛い男の娘チャイドルとひとつ屋根の下で暮らせる機会を」

彼女達は祈りを捧げたのだった。



・一方。

「うわあああああんん!!レオナがおばさんどもに狙われてるよ~!!」

公園で号泣する青い髪の洋ロリを眺めながら髪が蛍のように輝く女子校生と共に

薄い本を書き連ねるカツ丼屋さんの姿がそこにはあった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ