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雨の日

雨の日 続かな

作者: 水華 鬼叉将

 私の旦那様は、外では立派な騎士様です。


 ゴツイ体に合う強面のお顔 そんな中での優しさにコロッと惚れてしまいました。


 けして惚気ではありません。


 私と旦那様の馴れ初めは、


 川に子猫が流されているのを私が見つけ、その子猫を助け様とした私が川に落っこちてしまいそうな所を旦那様に助けられました。


 助けられた時にお説教もされ、泣いてしまった私に旦那様はオロオロ・・・・・・

 けっきょく助けた猫は結局 旦那様が飼うことになり、猫を介して私達の中が進展~そして結婚。


 今に至ります。


 最近 旦那様の帰りが遅いのです。

 仕事だとはわかっています。付き合いだとは分かっています。

 ですが、彼女は少しづつイライラしてきている様子。

「旦那様は、今日も合付き合いで遅くなるようですね。私と一緒に先に寝ますか?」

 抱っこしている私の顔を見てから、顔をそむける彼女・・・

「もう少し、待ちましょうか・」

 そう言いながら、頭をなぜれば 気持ちいいのか目をつぶっている。


 「かえってきたよぉ。」


 ほろ酔いかげんの旦那様が帰宅、私にただ今のキスをして、彼女を抱きあげようとすると逃げられ

「何か、匂うか?すまぬ。」

 旦那様が差し出した手を払いのけ、彼女は出て行ってしまった。


 旦那様は少しの間 呆けたような顔をしていたが、

「ルナ。ルナ・・」

 彼女の名前を呼びながら部屋から出て行ってしまった。


 昨夜は、ルナ(彼女)はいつもなら、旦那様の方で眠るのに わざわざ私の方で眠り旦那さまを無視続け

 朝は旦那様より早く起き、どこかに隠れていた。

  

 まあすぐに出てきましたが、旦那様が仕事に行ってから


 今日は雨・・・旦那様が早く帰ってくる日

 ソファーにいる彼女は帰って来た旦那さまに走り寄って行く、

 

 そんなに淋しかったなら昨夜 旦那様を無視しなかったら、よかったのに・・・

 あらあら、旦那様のお顔がダラシノないこと・・・・

 

 身重の体をどっこいしょと おこし

「お帰りなさいませ。」

 

 旦那様はルナを抱っこしたまま私にキスをする。

 間に挟まれた。ルナは狭いのか少しモゾモゾ・・・

 

 私をいたわりながら、ソファーに座らせてくれる旦那様  もちろんルナは旦那様の膝の上

「かわりはなかったか。」

 ありません と私が言う前に

「にゃぁ」

「おお、なかったか。」

 ルナが代わりに返事をした。


 幸せそうな顔をする旦那様。


 私と旦那様と彼女(ルナ)


 今日も雨の日はまったり・・・幸せです。



まあ、予想道理 猫ですよね。

ベタなもの書きたかったので書きました。

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