愛猫スキル! ~おまけ~
「猫を愛するスキルを授けよう」
もう、持ってます。
「な、ならば犬は!?」
基本的に、動物が好きなので……。
「マジで?」
マジです。と言うかあなたは何者なんですか?
「神様……の使いの者です」
ああ、神様ではないんだ。
「うん。なんかごめんなさい」
いや、謝らなくても……。
他に何かスキル? は無いんですか?
「うん。ないって言ってる」
ちょっ、誰が言っているんですか!?
「神……様? かな?」
かな?! なんていい加減なんだ!
「なんだよ!! 私だって知らないよ!」
おお、逆ギレかよ。
「知るか! 天罰喰らわすぞ!」
汚ないぞ、神の使い!
「神様代行に綺麗も汚ないもないんですー」
……子供かよ。大人になれ神様代行!
「神様代行に子供とか大人とかないんですー」
絶対言うと思ってた。
もういいから天に帰れ!
「何かスキルを授けないと帰れないんですー」
鬱陶しい、信じられないほど鬱陶しい。
なら、神様代行を帰らせるスキルをくれ!
作者「それだ!」
な、なに? 今の誰?
「神様代行を帰らせるスキルを授けよう」
僕はスキルを手に入れました。
さっそく使ってみます。
ウズウズ。
「かえれえええええええええ!!!!」
鬱陶しい神様代行が来たら僕に一報ください。
すぐに駆け付けます。
ここまで読んでくださった読者様ですから、感想等を頂けたら作者は喜びます。