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桜小路茶話  作者: 望月 明依子
第一章 「雪」
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第十話 「さよなら、杉谷高校」



深い深い眠りから目が覚めたのは、すでに夜も更けた時間と言っても良かった。

こんなにしっかり眠ったのも久しぶりだろう。医者からは「無理はしないように」と三ヶ月に一度の通院のたびに言われていたが、確かにもうこの辺りが体力的にも限界だったかもしれない。


カタンという物音で気が付き、ようやく意識が戻った。

「あなたがなかなか起きないから、ずっと様子を見てたのよ。良かったわ、ちゃんと目が覚めてくれて」

大げさなようだが、お母さんはそれだけ心配していたのだろう。倒れた後、医者から「寝る時は、誰かすぐに気のつく人がそばにいてください」と言われてからは、お母さんと寝室を一緒にした。毎日遅くまで勉強していても、寝る時は必ずお母さんの寝室で寝ることになった。それだけ、いつもお母さんは私を観察し続けていてくれたのであろう。

「もう遅いけど、何か食べてからお薬は飲みなさい。ほら、雑炊」

私の大好きな、土鍋で作った卵雑炊を母は私が眠っていたテーブルの上に置いた。

「渉くん来たけど、あなた全く反応しないから、心配しながら帰って行ったわよ。明日でいいから連絡いれときなさい」

「うん。美味しい、雑炊」

「あなたが美味しいって言ってくれるのが一番幸せよ」


翌日、丸一日ぶりに携帯を見てみると、渉、優子お姉ちゃんからの着信でいっぱいだった。

陽子からのメールも控えめに一通入っていた。

優子姉ちゃんにはお母さんから説明があったようだ。渉には直接電話した。

「美咲! よく頑張ったな! 俺の中学の県大会の時もそんなだったな、そういえば」

「さすが、あれだけやると、疲れるね……」

「とりあえず、今日はゆっくりしろよ。明日も体が辛いなら学校に無理に来なくていいんだぞ」

「明日のことはわからないけど、今日はゆっくりする……」

陽子には「ちょっと疲れちゃった。また学校で話すよ」とだけ返信した。


日曜の夜には体力もだいぶん回復し、明日は学校に行けそうだな、というくらいになった。

「美咲、もう寝なさい。明日、学校行く気でしょ?」

「うん。そのつもりだけど」

「じゃあなおさら。早く寝て、ちゃんと体力を回復しないと」

「うん、わかった」

とにかく、この休日は完全にぐったりと過ごしてしまった。


翌日。登校すると、やはり一番に声をかけてきたのは陽子だった。

「美咲! 心配してたよ。メールの返事があんなだったから、電話しない方がいいかな、と思って」

「うん、何にもできなくって」

「よっぽど疲れてたんだね。あんまり無理しちゃダメだよ? もう、今は試験に向けて猛勉強しなくていいんだから」

「そうか、もうすぐ冬休みだね」

「冬休みが一番休みがいがあるんだし、のんびりしなよ! これまでの分さ」

そういえば、合格発表は終業式の日だ。


「美咲、来たのかよ。あんなツラしてたのに、よく来れたな」

「うん、もう大丈夫」

「無理してぶっ倒れるんじゃないぞ。お前はあと一週間、胃をキリキリさせて過ごしそうだからな。やばいと思ったら、誰でもいいから助けを求めろよ」

「そっか、合格発表……」

陽子が気がつかなかった、という目をしている。

「二十五日、あたしも一緒に見に行く! ……って、もしかして、二人で見に行く気だった?」

「いや、先生に見てもらって、結果がどうでも一人で行こうかなって……」

「俺も行く。終業式の日なら、練習の始まりもいつもよりずれると思うし」

そういうことで、三人で終業式の午後、合格発表を見に行くこととなった。


「え? いいの? 発表の時間に見に行かなくても?」

「先生の、自由にお任せします。ただ、結果は自身で知りたいんです。せっかく、ついてきてくれる友人もいることですし」

「分かった。私は見にいくわ。全身全霊で教えた教え子の結果だもの。ただ、すぐに結果は知らせない。それでいいのね?」

「はい。お願いします」


十二月二十五日までは、ふわふわした生活をしていた。

不安に押しつぶされそうになったり、あれほどまでひたすら勉強していたことから解放されたことで、ぼーっとする時間が増えたり。こういうのを情緒不安定というのだろう。

「とにかく、落ち着かないんだよね。合格発表で自分の番号がない夢見たりして」

「あら、あたしもいまだにそういう夢見るわよ。大学入試の直前の夢とか」

お母さんは親身になって聞いてくれる。お母さんからしてみれば、大学入試などはるか昔の話なのだろうが、いまだにそういう夢を見るのか。

「本当にそういう夢見るの?」

「不思議なことにね。自分は高校三年生で、ああ今年は大学受験だ、っていう夢をよく見るのよ。合格した時の夢なんて見たことないんだけどね」

「ふうん…… やっぱり、そういう夢って見るんだね」

「優子も、合格発表まではそんな感じだったわ。あなたたち、やっぱり姉妹ね。そういうところも、そっくり」

「あのお姉ちゃんも……」

怖いもの無しのように見えるあのお姉ちゃんでも、やはり恐怖感に押しつぶされそうになっていたのか。

少しだけ、優子お姉ちゃんに近づいた気がした。


十二月二十五日。終業式。世間ではクリスマス・イブだ、クリスマスだと騒いでいるが、うちではひっそりとしていた。

「明日、ケーキ買ってくるから。その方が、きっと美味しいでしょ」

優子お姉ちゃんからのメールが入っていた。そういえば、優子お姉ちゃんが合格発表を先に見に行く可能性も否定できない。

とりあえず、携帯の電源を切っておこう。そうすれば何の連絡も入ってこない。非常連絡は学校に入れるルールになっているから、万が一の際はそれだけ気をつければいい。

校長先生の話が長く感じる。この人が推薦書を書いたのか、でも、事務的なことって教頭先生がやるってきいたことがあるなあ…… なんてことを考えていたら、校長先生の話が終わり、ようやく終業式自体が終わる感じになってきた。

渉が水泳部の先輩らしい人と話をしている。話が終わったのか、こちらへやってきた。

「さっき、先輩に聞いたら、今日は練習二時からだって。終わり次第、ダッシュで向かうぞ」

「分かった。陽子にも伝える」


教室に戻ったら、先に陽子は席についていた。

「陽子、急かすようで悪いんだけど、終業式が終わり次第、すぐに出発して大丈夫?」

「今日は部活ないから、私はいいんだけど…… 美咲、心の準備は?」

「あとだいたい一時間。落ち着かせる。受験票も持ってきてるから、真っ直ぐ行っても大丈夫なようにはしてる」

「わかった。行こう、美咲の未来へ」


ホームルーム終了まであと一時間…… でも実際に結果は発表されている。午前九時に御勢学園大学教育学部附属高等学校の事務棟前に合格者は掲示されているのだ。既に結果は分かっている。ただ、それを他人に任せず、自分の目で確かめようと決めたのは自分だ。二学期の成績が気にならないわけではなかったが、やはり、目前に迫った合格発表が一番気になって仕方がない。


キーンコーン カーンコーン ホームルーム終了のチャイムが鳴り響く。

陣内先生は話が長い。あまり引き伸ばされると二時の渉の水泳部の練習開始に間に合わなくなるかもしれない。とにかく早く終われ,という思いと、極限まで張り詰めた緊張が私を襲う。

「じゃあ、冬休み、事故などないように。一月七日の始業式で、全員の顔を揃って見られることを私は願っているよ。八日は課題テストだから、その範囲になっている冬休みの課題もしっかりとな」

「起立、気を付け、礼」


「よし、いくぞ、美咲、陽子」

渉が促し、私たちは立ち上がると同時に、廊下を走り、滑り込むように自転車に乗り、御勢学園大学教育学部附属高等学校を目指した。

渉と私は行ったことのある道だが、陽子にとっては初めて通る道だ。

家から杉谷までも結構な距離がある陽子にとっては、さらに遠くになる御勢学園大学附属高校までは相当な負担だろう。陽子を置いていかないようにスピードに気をつけながら、道を急いだ。

「着いたぞ」


御勢学園大学附属高校も今日が終業式だったようで、生徒がぼちぼち帰り始めていた。

やはり発表を見にくる人のピークは午前九時頃だったらしく、今は事務棟周囲はしんとしている。

しんとしているが故に、恐ろしさがまた襲ってきた。

「美咲、何番だ?」

「三番」

「よし」

渉と陽子は申し合わせたように私の両手を引き、掲示板の前に突き出した。

「わ、ちょ、ちょっと!」

私は現実に嫌でも対峙せざるを得なくなった。そこには、


001 002 003 005 以上


と番号が並んでいた。


「あった……」

「前もって、打ち合わせておいたんだよな。お前が怖気付いたら、二人で両手を引っ張って掲示板に突き出してやろうって。お前の決めたことを、目の前で自分でやめたら、意味ないもんな」

「美咲、合格おめでとう! 本当に、よくがんばったね!」

「美咲はよくやったよ。俺も感心するほどだ。ちょっと、今の自分が恥ずかしくなるぐらいだった。俺も、頑張らなきゃな」

「渉、陽子、二人とも、ありがとう。二人がいたから自分の目できちんと掲示板を見ることができた。今はとにかく、ありがとう」

「おっと、もう一時半になっちまってる。悪い、俺、今日市民プールの練習なんだ。すまない、部活行く。とにかく、おめでとう、美咲」


電源を切っていた携帯電話の電源を入れると、「おめでとう」というメールが優子お姉ちゃんと真理先生から届いていた。優子お姉ちゃんは「今日はケーキだけじゃ済まないね、なんか欲しいものある?」と、真理先生は「合格おめでとう。私も美咲ちゃんの頑張りが報われて幸せです。数日後に、お祝いを兼ねてまたお伺いします」とあった。

とりあえずはお母さんにも電話しなければ。自宅に電話すると、「どうして携帯切ってたの?」とお母さんに言われたが、「見に行ったわよ。合格おめでとう。今日はご馳走ね」ととても嬉しそうな声が帰ってきた。

お父さんは仕事中だが、どうしようか。留守番電話にメッセージを残そう、と思い珍しくお父さんの携帯電話に電話した。

「もしもし」「えっ…… お父さん、仕事は? 今出られるの?」「娘の合格報告の電話に出ない父親がどこにいる。こっそり仕事抜けできたから出られたんだ。会議とかじゃなくて良かったよ」「聞いてたんだね。受かったよ、御勢学園大学附属の転入試験」「合格、おめでとう。お前の夢を叶える第一歩だな。年内に、ちゃんと学校や先生方にも報告するんだぞ」「うん、わかった。仕事中なら、切るね。また後で」「ああ」

「美咲、ご飯食べにいかない? 私からの合格祝い」

「ありがとう! 嬉しい!」


久しぶりにゆったりと陽子とファミレスで語り合った後、自宅に帰ったのは夕方だった。

「遅い! もうケーキもご馳走も万端なのに!」帰ってきていた優子お姉ちゃんが怒り心頭のようだ。

「まあ、今日はいいじゃない。さっき部活から渉くんが家に帰ってたみたいだから、おおかた陽子ちゃんと遊んでたってところ?」

「うん。陽子が合格祝いって、お昼ご飯を」

「あら、陽子ちゃんにもお祝いしてもらったのね」

ブーン ブーン 携帯のバイブレーションがが震える。

「あ、渉からだ」

「改めて、合格おめでとう。そして、渡したいものがあるんだ」

「え?」

そこで携帯を優子に奪われた。

「渉くーん、今から美咲の合格祝いパーティ兼クリスマスパーティするから、うちおいでよ」

「え、いいんですか?」

「あんたがうちにいるのはいつものことじゃない、お祝い事は大勢でするのが楽しいのよ。真理も呼んでるし」

お姉ちゃん、お酒でも入ってるのかな……


そして、渉も含めた合格祝い兼クリスマスパーティーが盛大に開催された。

宴もたけなわ、みんな飲んで騒いでいるところ。渉は私を別室に呼び出した。

「美咲、渡したいものがあるんだ」

「何?」

「合格祝いと…… うわ、ちょっと恥ずかしいな」

箱の中には指輪が入っていた。キラリと小さな石が光っている。

「高いものじゃないんだけど…俺たち、これからもずっと、一緒にいような」

「ありがとう……」

「本当に一緒になる時には、きちんとした指輪を渡す。それまで、これが俺の気持ちだ」

「渉の気持ち、受け取ったよ…… 待っててね、ちゃんとお礼するからね」


改めて陽子からは、猫のぬいぐるみを、真理先生からは小型の六法を、優子お姉ちゃんからはドイツ製の文房具を合格祝いにもらった。


翌日。午前中に御勢学園大学教育学部附属高等学校で転入手続きを済ませたあと、お母さんと共に杉谷高校に報告に向かった。

担任の陣内先生が「合格おめでとうございます。学年主任の大久保先生も見えられますので、しばらくお待ち下さい」と言われたのち、別室に通された。

学年主任の大久保先生が口を開く。

「ご息女様の合格、誠におめでとうございます」

「いえ、こちらこそ、先生方のご推薦がなければ、この子の合格はありませんでした。本当に、ありがとうございました」

「お父様もさぞかしお喜びのことでしょう」

「おかげさまで。で、……」

「いえ。このようなものは受け取れません、お母様。申し訳ございませんが、私たちは私たちの仕事をしたまでなのです。それ以上のことは一切何も行っておりません」「しかし……」

「転学の最終書類手続きは三月頃で良いでしょう。こちらでも、最後までしっかりお子様をサポートいたします」

「ありがとうございました」


クリスマスが終わると、お正月まではあっという間だ。ゆっくり年賀状を書いたり、年末のニュース特番を見ることができるのは何年ぶりだろうか。

お正月には祖父、祖母宅に行き、この約半年の話をしたら、二人とも目を丸くし、これまで見たこともないくらいの額の「お年玉」を手渡してくれた。


一月七日。三学期が始まった。私にとっては、杉谷高校で過ごす最後の学校生活。

御勢学園大学教育学部附属高校からは、「自分の研究テーマのレポート提出」を四月までに求められている。枚数は問わないとのことだったが、試験や面接の限りでは、一枚や二枚で許される世界ではないようだ。それを進めながら、日々の学習や学年末考査へ向けての対策を行わなくてはならない。

しかし、寝る間を惜しんでひたすら勉強していたあの頃よりは、ずいぶん楽になった。

病院の医師も、「少し顔色が良くなってきたようだね」と言って、「無理はいけないけど、毎日のリズムを保つことは大切だよ」とアドバイスした。


二月十四日。あの日のお礼を、今しないでいつする。私は手作りのケーキと、自分でも何とか手の届いたスポーツ系の時計を購入した。

「渉」

「美咲」

「あの…… これ……」

「お前、毎年この日は顔真っ赤だよな。初々しいぞ」

「クリスマスの、お礼がしたくて……」

「お礼?」

「ごめんね、あんまり上手にできなかったけど…… それに、そんなにいいものでもないし」

「お前が作るものはなんでも美味い。本当だぞ。昔からお前の作るもの食ってる俺が言ってるんだから。それに、この時計、防水だから泳ぐ時のタイム計測にもってこいだよ。なかなかこのテのヤツに手が出せなくってさ。ありがとう」

「こちらからも、いつまでも、よろしくお願いします……」

「それは、クリスマスの返事と受け取っていいんだな?」

私は無言で頷いた。

「改めて、そのセリフは俺から言わせてもらうぜ。いつかは、まだ決めてないけどな」



学年末考査も無事終了し、相変わらず科目間のあまりバランスが良くないながらも、最終的な成績を御勢学園大学教育学部附属高等学校に出すことができることができた。その間に、新しい制服の採寸、指定品の購入など、支出が続くことは申し訳なかった。



三月二十二日。修了式。

とうとう、杉谷高校で過ごす最後の日。

三日前に、三月三十一日付での転出届を提出した。本当に、ここから私はいなくなるんだ、と思うと切ない気持ちになる。

「美咲」

「陽子」

「また、会えるよね。また、会おうね」

「うん。絶対、また会おうね。本当に、ありがとう、陽子」

「私こそ、本当にありがとう美咲。楽しかったよ、毎日」

不意に涙がこぼれた。陽子はハンカチを差し出してくれた。

「美咲なら、新しい学校でも、たくさん友達できるよ。私が保障する。」

こぼれる涙が止まらなかった。


下校して行く生徒たちにとっては、ただ、一年間が終わっただけ。でも、私にとっては、この学校生活の終わり。

自分で選んだ道だけど、不安だらけ。

「美咲さん」

「陣内先生」

「あなたの杉谷での二年生の姿を見られないのは残念だが、これからの活躍に期待しているよ。あなたならできる。不安がらなくていい」

「はい……」

「私も、もしかしたら来年はここの教員ではないかもしれない。あくまで可能性だ。四月一日にしか分からない。不安はあなたと同じだよ。でも、私は高等学校数学科の教師だ。自分の職務を全うする。それが、私の仕事だからね」

「……」

「あなたも、自分の見つけた道を進むことができるのなら、まっすぐに進んでみなさい。それが、新しい道を見つけてくれるかもしれないし、道を深めてくれるかもしれない」

「はい」

「今日は、あまり遅くならないうちに下校するようにな」

「わかりました」

四月一日というのは行政のたてまえというものだ。陣内先生、異動しちゃうのかな……。



三月三十一日をもって、私は杉谷高校の実質的な生徒でなくなった。すでに転入届を御勢学園大学教育学部附属高等学校へ提出しているため、四月一日からは籍はそちらに移る。


ブーン ブーン 携帯のバイブレーターが震える。

「渉?」

「美咲! 今日はクラス替えだったぞ。やっぱり、どのクラスを見ても、お前の名前がないのは、寂しいな……」

「渉は何組?」

「俺は八組。二年八組だな」

「陽子は?」

「一組だって言ってた。美咲がいたら何組だったんだろう、って言ってたな」

「誰か知ってる人いそう?」

「前の七組のやつが二、三人。あと、中学が同じだった女の子がいたが、あの子理系かって思った」

「へえ、楽しそう」

「お前はいつからなのか?」

「こっちは五日。クラスはもう決まってるよ。一組だって。」

「お、じゃあ陽子と一緒じゃねえか。今度あったらネタにして話してみよう」


中学が一緒だった子…… その子が、後に大きな問題と影響を引き起こすことになることを、誰もまだ知らない……


桜小路茶話 第一章「雪」――完――


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