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第4の試練「冒険者カード」

冒険者ギルドへ地下水道を通して入ろうとした剣士達。しかし、地下水道に入るには冒険者カードが必要だった。どうしよう?


魔法使い「我はスライムに溶かされたぞ」

剣士「カード…スラムに闇市があるって聞いたことある。売ってるかもしれない、行こう」


場所:スラム入口


スラム護衛人「ここは一般人は立ち入り禁止だ」


剣士「冒険者志望の剣士です!」


スラム護衛人「ここは一般人は立ち入り禁止だ」


召喚士「精霊の囁きもきけて召喚もできる、召喚士っス」


スラム護衛人「ここは一般人は立ち入り禁止だ」


魔王「世を混沌に導く者、魔王だ」


スラム護衛人「ここは一般人は立ち入り禁止だ」


魔王「え」


召喚士「冒険者登録しないと一般人のままっすからね、仕方ないっス。別の入口を探すっす?」


剣士「ここの護衛を剥がせば入れそうだから、その方法考えよう」


召喚士「下剤入りの差し入れ渡すっス」


剣士「それは可哀想だ。穏便に別の場所で住人殴って乱闘騒ぎにして、向かってもらおう」


召喚士「別の人がくる可能性あるっす。この人退かした方が早っス。なら袖の下っス」


剣士「袖の下なんて、バレたらこの人首になるよ。火炎瓶投げてスラムの一部を火事にして応援に行かせる形が(街への)被害がでなくていい」


召喚士「いっそ、契約獣にして、いいなりにするっス。確実!」


スラム護衛人「君たち、本人の目の前で物騒なこと言うのはやめないか?」


剣士「乱闘か、火炎瓶の方がいいよね?」


召喚士「下剤、袖の下、洗脳…すきなのを選ぶっス」


スラム護衛人「どれもお断りだ」


当然、スラムが騒がしくなった!

スラム住人A「足がああっ、あ、あああ」

スラム住人B「おい、しっかり…な、なんなんぐあああ」


スラム護衛人「おい、何をやった!」

スラム護衛人は、槍を構えた!


召喚士「何もしてないっす!他に方法あったならさっさとそれやってるす!」


スラム護衛人「納得出来すぎる。君たちは帰りなさい。私はスラムを見に行く」


剣士「自分達は一般人だけど、冒険者志望の一般人だ。ね、一緒に連れってくれれば手伝うよ?」


スラム護衛人「し、しかし、私はこの街に住む人を護る立場にある、冒険者志望といえども連れてくわけには…」


スラム住人C「ああああ」

スラム住人D「誰か、誰かああああ」


剣士「ダメダメ、悩んでいるうちに救える命が消えていくよ?あーあ、ひとり、ふたり、あと何人犠牲になるのかな?」

剣士は、スラム護衛人を脅迫した!


召喚士「剣士がすごく悪い顔してる」


スラム護衛人「ああもう!私から離れるな!でも何かあったら逃げろ、これを約束出来るなら着いてこい」


場所:スラム内

スラムは暗く、何も見えない…

剣士はランタンを付けた、周辺が照らされた

スラム護衛人はランタンを付けた、周辺が照らされた


スラム住人H「助けて!助けて!助けて!」

スラム住人K「固まれ、何が起きてるか分から…ぐあっ」


召喚士「これ、恐怖に取り憑かれて非合理的な行動してしまうことも警戒しなきゃダメっすね…メンタルガリガリ削れてくっ」


スラム護衛人「戻るか?今ならここからまっすぐ戻ればスラムから出れる」


召喚士「…まだ耐えられるっス」

召喚士は、恐怖に負けていたが、気合で耐えた


スラム護衛人「君たち一般人なら仕方ない。私も怖いくらいだ。無理はせず、限界を感じたら逃げるんだ、いいな?」

スラム護衛人は、恐怖を感じはじめている


剣士「ねー、ランタンじゃこの周辺しか照らされない。やっぱり火炎瓶放っていい?」

剣士は、全く恐怖を感じていないようだ


スラム護衛人「火炎瓶はやめてくれ」


剣士「見えないな、原因見つからない。そうだ叫び声が量産されてる方向にいけば何か見つかるかも。ちょっと行ってくる」

剣士は、叫び声の方向へ走った


スラム護衛人「なんでそんなに元気なの!」

スラム護衛人も釣られて走った


召喚士「待って、置いてかないで欲しいっス」

召喚士は、2人を追いかけていった。


同時刻、場所:スラム内


魔法使い「突然溶かされたが、なんだったんだ」


魔法使いの目の前には、暗闇が広がっている。


スラム住人N「死ぬああああ」

スラム住人D「誰か、誰かあ、た、助け…」

スライム「うようよ」


魔法使い「ここは地獄か?悲痛な叫び声が各地から産まれては消えていく…」


スライム「うようよ」

スライム「うようよ」


魔法使い「…周囲から死ぬ前に聞いた音があるということは、あの玉虫色の何かの仕業ということだろう。今度は前回の反省を生かして棺桶から動かないぞ」


突然、魔法使い周辺が明るくなった


魔法使い「ま、眩し…」


魔法使い周辺は温度が高くなった


魔法使い「あつくなってきた?」


魔法使い周辺は温度が高くなった


魔法使い「っ」


魔法使い周辺は温度が高くなった

魔法使い周辺は温度が高くなった!

魔法使い周辺は温度が高くなった!!

魔法使い周辺は温度が高くなった!!!

魔法使い周辺は温度が高くなった!!!!

魔法使い周辺は温度が高くなった!!!!!

魔法使いとスライムは倒れた

剣士は、5000の経験点を得た。レベルアップだ。



スラム住人ズ「目があああ」


スラム護衛人「ま、眩しっ、何やった!?」


剣士「火炎瓶はダメって言われたから仕方なく魔法使った」


スラム護衛人「おい、スラムには住人がいたんだぞ!」


剣士「剣士でも覚えられる照らすだけの魔法だから、人には何も影響出ないよ」


召喚士「目がチカチカして何も見えないっス。何か見つかったすか?」


剣士達の目の前には、空高くに打ち上げられた光によって、何もない空間が照らされている。


剣士「何も無い…原因あると思ったんだけどな」


スラム護衛人「ここは広場だったな。明るくなったら調査にくるとして、今は住人を回収するのに協力してくれないか?」


剣士「…面接に行くのは諦めよっか」


召喚士「そうッスね。ここで人命救助に動かない方が知られた時に評価落とされるっス」


剣士「闇市、開催されなくならないといいな…」

剣士はスライムに近づいたものの、地下水道にはいるためにスライム用装備をつけていたので、溶けませんでした。

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