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第1の試練「冒険者ギルドの扉」

魔物が闊歩し、人々は脅かされ、衰退の1歩を余儀なくされていた。神は人を憐れみ、人へ「クラス」を贈る。

この物語は剣士の男が有名になるまでの冒険譚である。


剣士「ここが冒険者ギルド!」


剣士は、扉に手をかけた、が、扉は開かない


剣士「面接は今日の10時であってるはず。あれ?」


剣士が扉の前で悩んでいると、後ろから仮面を被った怪しい人間が近づいてきた。


魔法使い「はははははは。貴様も冒険者登録に来たのか?では我とパーティを組む義務を与えようじゃないか」


剣士「遠慮します」


魔法使い「そうか、分かった」


おめでとう。魔法使いは、剣士のパーティに入った!


剣士「何が分かっての返事!?」


魔法使い「貴様と我は前世から硬く結ばれた絆の中だ。何を言いたいかは手に取るように分かったぞ」


剣士「このすごく嫌そうな顔見て言えるのってすごいとおもう」


魔法使い「そうか開かず困ってるのか」


剣士「確かに困ってるけど、今言いたいのはそれじゃない」


魔法使い「ひらけごまっ」


魔法使いは、呪文を唱えた…剣士の社会の窓が開いた!


通行人A「ママー、あの人何やってるの?」

通行人B「しっ、目を合わせてはいけません」

通行人C「見せたがりの割にはセンスないな」


剣士「っ」


剣士は、社会の窓に気付いた!

指を挟むことなく閉められた。良かったね


魔法使い「どうだ?よいひらきっぷりだろ?」


剣士は、無言で剣を構えた


魔法使い「目が怖っ、え、す、ストップ!」


剣士は、無言で剣を振りかぶった!

ザクッ…剣は魔法使いの後ろの木に突き刺さった!!



魔法使い「で、なんで、パントマイムの練習してた」


剣士「演技じゃなくて本当にギルドの扉が開かないんだ」


魔法使いは、扉に手をかけた…扉は開かなかった


魔法使い「本当だな。つまり、我の活躍を恐れる我が好敵手魔王の仕業に違いない」


剣士「それはない」


魔法使い「いいか、壊れる扉は魔王の謀略、壊れない扉は魔王の罠なんだ」


魔王「お前にとっての扉ってなんだよ」


魔法使い「確かめてやる、エクスカリバあぁぁぁ」

魔法使いは、呪文を唱えた…剣士の社会の窓が全開だ


通行人D「うわあ…」

通行人C「あの兄ちゃん、また露出してる…好きなんだな」


魔法使い「やはりか。我が使える魔法はひとつしかないから当然だな」


剣士は、社会の窓に気付いた!

指を少し挟んだ、ちょっと痛い。

剣士は、魔法使いに近付いた


魔法使い「え、なにする、やめろおおお」



剣士は、魔法使いを倒した!

剣士は1000の経験点を得た。レベルアップだ。

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