魔術師
少し前にも投稿してます。
誕生日を祝ってもらった翌日。
ルキさんが私を部屋に呼んだ。
「失礼します〜」
「シルヴァか。実はお前に提案がある。」
「何ですか?」
「シルヴァは昨日で6歳になっただろ。魔術師の試験を受けてみないか。」
詳しく聞いてみたら、この国には魔術師と言う職業がありるそうで、魔物退治などが主な仕事で、そのランクにより受けれる仕事が変わるそうだ。
ランクはD、C、B、A、Sと5つに分かれていて、Sが一番高い。
そのランクを決める試験があるそうで、試験はA級の魔術師との模擬戦で、魔力多さとどのくらい柔軟な考えで戦えるかを見て決めるそう。
試験を受けられるのは6歳から。
今の私ならDは確実に取れるだろうとのこと。
「どうだ?受けてみるか?魔術師になることを強制してる訳では無いが実力があるからな。それにDでも持っていると結構便利だぞ。」
「...受けてみます!」
「わかった。受けるのはいつでもいいから決まったら教えろ。連れていってやる。」
「明日...明日でも良いですか。」
「明日か。急だがまあいいだろ。明日、動きやすい服か気合を入れやすい服を着て8時に玄関な。」
「はい!」
気合を入れやすい服...
あるけど少しボロボロだな...
魔法で少し直して着よう!そうすればこの服でもいけるはず。
翌日朝になって普段どうり朝食を済ませて少しだけ掃除をした。
シルフィーに試験を受けにいくって言ったらついて行くって言うから3人で行くことになった。
もう少しで8時だ。そろそろ着替えなくちゃ。
「シルヴァ!準備でき...」
「...シルヴァ。お前その服でいいのか。直されてるとはいえ流石にわかる。あの時の服だろう。」
私が今着ているのは、魔王が私の家に来た時、奴隷商人にうられる時に着ていた真っ白のワンピースだ。
少しだけ改良したけど。
「いいんです。この服が一番気合が入るんです。」
「そうか...ならいい。それでいこう。」
しばらく歩いたところの試験会場についた。
私はほとんど家を出なかったからここら辺のことを知らなかった。
それに外でのルキさんのことも知らなかった。
すれ違う人々に挨拶されていた。
ルキさんはすごい人なんだと思った。
試験会場の受付の所に行った。
「受付は自分でしなさい。俺達は観客席で観てるから。」
と言いルキさんとシルフィーは観客席の方に行ってしまった。
「すいません。試験を受けます。」
「えっと。ほんとに?大丈夫?試験では怪我する人も多いし、怪我してもこちらは責任取らないってなっているんだけど...君まだ小さいけど」
「大丈夫です。受けます。」
受付のお姉さんは心配そうな顔をしてカードを渡してきた。
「これは何ですか?」
と聞いたら受付のお姉さんは詳しく教えてくれた。
なんとこのカードは魔力を流すと自分のランクや適性魔法が浮かび上がってくるそうだ。
ランクは試験を受けたら浮かんでくるそうでまだ表示されてない。
ちなみに仕事などをこなしたら、その仕事の満足度を依頼者から読み取り表示してくれるという便利な機能もついてるそう。
普通は1人1つは適性魔法があり、カードに表示されるはずなのだが私のは何故か???になっていた。
お姉さんも原因は分からないそうだ。
気にしててもしょうがないから気にしないでおこう。
会場に行き、入口の警備員さんにカードをみせ、試験の説明を受けることになった。
試験会場は魔法で作った結界の中でやり、外への被害を防ぐようになっている。
結界の周りには観客席があり、誰でも見学できるようになっている。
試験の内容はルキさんに説明されたとおりA級の魔術師と戦う。
それと試験を終わらせるには相手の魔術師を拘束する事が必要。
でも大体は相手に倒されて終わるのがほとんどらしい。
説明が終わったので中に入ろうとしたら首につけている魔力を押さえるものをとれと言われたが「これは許可がないと取れません」と言ったら渋々了承してくれた。
少し苛立っていたけど気にしないで会場に入った。
会場には相手の魔術師と思われる人がいた。
その人は近づいてきてこう言った。
「それじゃあ試験を始めるぞ。ちびっ子。」
遅くなりましたがあけましておめでとうございます。
昨年始めたばかりだったのですが見てもらえて嬉しいです!
今年も週一を目標に投稿していくのでよろしくお願いします!




