これまでとこれから
いつもよりは長い...と思います。
目が覚めると、私は知らない家のベッドで寝ていた。
ベッドの横に知らない女の子が立っていた。
私が目覚めたことに気づくとすごく優しい笑顔で私の手を掴んできた。
「起きたんだね!私はシルフィーってゆうんだ。ご主様人にきいたよ!あなたシルヴァって名前なのね。名前似てるね!!あっ!ちょっと待ってて!ご主人様呼んでくるね!」
シルフィーと名乗る女の子は喋るだけ喋って部屋から出ていってしまった。
「ちょっと、つか、れた...あれ?」
頭の中ではつらつらと言葉が出るのに口にだそうとするとどうも途切れ途切れになってしまう。
何でかな。でもそのうち治るよね。
そう言えば、なんでベッドで寝てたんだろう。
意識が途切れる前に会った男の人のおかげかな。
“コンコン”
考えていたらノックが聞こえてきた。
「入っていいかな?」
シルフィーさんの声だ。
「ど、うぞ。」
シルフィーさんと男の人が入ってきた。
「...覚えてるか?」
「お、ぼえ、てま、す。」
やっぱり話しにくいな。
「お前、声出しにくいのか?多分魔力の使いすぎだ。森の木倒したのお前だろ?だがすぐに治る。」
そうか、使いすぎか...
「ねぇ...起きられそう?そのー服とかどうにかしたいんだけど。」
そう言われて服を見てみたらボロボロだった。
「わ、かり、ました。」
私が起き上がると、2人は驚いた顔で私を見た。
そう言えば、翼を使えないようにされていてしまっていたんだった。
鎖取れて疲れもとれたから出てきたんだ。
「シルフィー。後でこいつをリビングに連れてこい。」
「わかりました。でも、こいつじゃなくてシルヴァちゃんですよ。」
シルフィーさんはニッコリと笑って男の人を見た。
男の人は少し戸惑うような顔をして、すまない...と言って去ってしまった。
シルフィーさんは少し呆れた顔をしてくるっとこっちを向いた。
「じゃあ、まずお風呂に行こうね!あとその服のまんまじゃよくないと思うから使用人服しかないけどそれ上げるね。」
といい私の手を引いてお風呂に向かった。
シルフィーさんと一緒にお風呂に入り服をもらって着替えた。
服は翼用の穴をあけてもらった...のだけれど。
「ご...ごめんね?これ以上小さいサイズの服がなくって...」
そう、私が着るととてもぶかぶかなのだ。
「大丈、夫。まあま、あ、好き。」
前から少し大きい方が好きだったから良しとしよう。
着替えた私とシルフィーさんは、リビングに行った。
「おう、着替えてきたか。シルヴァに聞きたいことがある...がその前にこれやる。」
と言い首につける何かをもらった。
「何ですか?これ。」
「魔力を抑えるものだ。お前が倒れていたところの木の倒れた量からしてお前が魔力が異常なまでに多いのは明らかだ。だがまだ、制御は出来てなさそうだからな。」
「...ありがとう。」
すごい。あれでここまでわかったんだ。
この人には感謝しなくては。
そう言えば、うまく話せるようになってきた。
「ちゃんと話せるようになってるな。それじゃあ何故あんなところにいたのか教えてくれ。」
「わかった。私は...」
自分の種族のことそれに、森に来るまでの経緯を魔王のことだけあやふやにして話した。
「...てゆうことです。」
「...そうか。その...大変だったな。」
と言ってくれた。シルフィーさんを見ると何故か号泣していた。
「ぐずっ...大変...だったね」
と言い頭を撫でてくれた。
少し照れくさかった。
「あの、名前教えてくれませんか?」
聞いてないことを思い出して聞いてみた。
「あ...あぁ。俺は" ルキ "だ。そのだな。お前が望むなら、ここにいてもいいぞ。」
...えっと?
「私も改めて、シルフィーだよ!シルフィーか、お姉ちゃんってよんでね!ご主人様は不器用で言葉足らない人だから代わりに私が言うね。もし、行く宛もなく困ってるのなら、良ければ私たちと一緒に住まない?シルヴァちゃん。」
えっと。え?いいのかな。私なんかが一緒に住んでも。
「い...いいの?」
「いいんだよ!!」
シルフィーはにっこり笑ってくれた。
その笑顔はどことなくお母さんに似ていてすこし安心できた。
それに嬉しかった。とても。
涙が出た。
「ありがとう...!!」
私はルキさんとシルフィーの住むここで暮らすことになった。
ールキ視点ー
森に女の子が倒れていた。
その女の子を中心とした周りの木々が倒れていた。
名前を聞いたらシルヴァと答えた。
何者かわからない。
それに放っておけないからうちに連れて帰ることにした。
ベットで寝かせ、シルフィーをつかせて起きたら教えるように命じておいた。
しばらくしたらシルヴァがおきたとシルフィーが走ってきた。
向かったら話しにくそうにしていた。
多分魔力の使いすぎだろうと言っておいた。
シルフィーがこいつを風呂に入らせると言ったのでこいつが起き上がった。
家に急いで帰ろうとしていたからちゃんと見ていなかったが、珍しい白い髪と獣人特有の耳があるというのは覚えていたのだが、起き上がったら腰に翼が生えていた。
色々聞きたいから後で連れてこいと言ったら、シルフィーにこいつの呼び方で怒られた。
シルヴァと呼ぶことにしよう。
一時間くらいしてから2人が来た。
魔力が多いのがきになっていたから魔力を抑えるものを渡した。
その後種族のこと、なぜ森にいたのかを聞いた。
少しは自分でも考えていたがどれにも当てはまらなかった程悲惨だった。
だが、容姿については納得が言った。ハーフなら有り得るだろう。
「...そうか。その...大変だったな。」
と声をかけた。
この話じゃ身寄りがないという。
なら拾ったのだから最後まで面倒を見ようかと考えた。
それを伝えようとしたが、口下手でうまく言えなかったがシルフィーがフォローしてくれた。
しばらく固まっていたが、やっと喋ったと思ったら、自分がいていいのかなんて聞いてきた。
俺は頷き、シルフィーはいいと言ったら、泣きながら笑ってありがとうと言った。
自分で面倒を見ると言ったのだ。
こいつがこれからはいい生活を送れるようにしていこう。
俺は、そう決意した。
多分来週もちゃんとかけると思います。
しばらくほのぼのかもです。




