真っ赤
少しグロかもです
...なんだろうこのニオイ
「シ...シルフィー?...ルキさん...?」
リビングの方からニオイがする。
私はこのニオイを知っている。この嫌なニオイを...
リビングの前についた。
ドアノブをつかみ、ゆっくりと回し、扉を開ける
―ガチャッ―
「ねえ...誰かいないの...?」
扉を開けた瞬間ニオイが増した。
(うっ...クサイ...)
扉を開けたその先には手に刃物を持って泣いているシルフィーがいた。
「シルフィー?な...何してるの?」
「あ...シルヴァ...ご、ごめんね...私、私...」
「えっ...な...何言ってるの?...あっ!ルキさん...ルキさん!!」
私は倒れているルキさんに駆け寄った。
「血...血を止めなくちゃ...」
ルキさんは喉元を深く切られていてもうかなりの出血していた。
水たまりのように思えるほど広がる血。もう助からない...それは分かっていた。だけど何もせずにはいられなかった。
ルキさんの首から血が溢れている。私は必死に回復魔法をかけた。
『そいつに回復魔法をかけてももう無駄だぞ。』
なんで...なんでこの声が聞こえる...
「魔王!!!!」
魔王。私の両親を殺したやつ。
「な...なんで...お前がシルフィーと...それに...」
『俺はだな、ただ強くなったお前と戦いたいだけなんだよ。だがこいつを通してみていたら全然俺のところに来る様子がないじゃないか。だからお前が来るようにしようと思ってな。何をすれば俺のところにくるか考えて思いついたんだ。お前の仲良くなった人や大切な人を殺していこうってな!そうすればさすがにおまえも俺を恨んで戦いに来てくれると思ってなぁ?その最初の犠牲がその男。...まあ短くまとめるとそこの男が死んだのもシルフィーがその男を殺すことになったのもすべてお前のせいってことだよ』
とても不気味な笑みを浮かべながらいった。
「私の...せい...?全部...私がいたから...私が関わったから...」
『そうだ。お前がいたからお前と関わりを持ったから狙われて死ぬことになった。』
あぁ、そうか、私が近くにいたから...魔王に目をつけられたから...全部、全部私のせいか...。
『まあそうゆう事だ!せいぜい俺のとこまで来てくれよ?あっそういえば天使族の羽は厄介だったなぁ。あっても別にいいが俺は地上で戦うのが好きだからな〜。...よし!切り落とそう。―風―』
風、そう魔王が呟いた瞬間私の翼は片方だけ切り落とされた。
「あ...わたしの...翼...」
痛い痛い痛い痛い痛い...血が出でる...
『その羽は片方だけ残してやった。どうなるかはお前次第だ。』
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い...それ以外考えられなかった。
『...ふむ。今日のとこはここで帰るか。俺も忙しいからな。いくぞ』
「はい」
そういって魔王はシルフィーを連れて消えた。
意識が遠くなっていく...前にもこんな事あったっけな...その時はルキ...さんが助けて...くれ...た...な......
これからは毎週金曜九時投稿を目標に頑張ります〜
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