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-four-

一気に更新しますヾ(≧∇≦*)ゝ




「ただいま…」


「おかえり〜晶」


なんか…今日一日でものすごい疲れた(-_-メ


死んで→生き返って→悪魔天使に会って…?

絶対これ夢だよね?

あぁぁぁぁぁぁ!!!

疲れたよぉう!


兄貴を虐めようかな…。

スッキリしなきゃ。


「兄貴〜後でいつものしよ〜」


「イヤだぁぁぁ!!」


プロレスね。

何固めしよっかな…?

ストレス解消♪


「あら晶おかえり。夕飯食べてないでしょ?」


「食べる〜」


「じゃあうがい手洗いしてきなさいよ〜」


「は―い」


私の家族って変だよね。

死んだ人が生き返ったってのにそんなに驚かないし……普通の生活に戻っちゃったよ。


と、うがいしながら考えていた私もその一員?


それも結構嫌かも。

あ、じゃあ食事の前に私の家族紹介するね♪


母"琴音"は現在38歳。ほんわかしてて優しい。

少々泣きもろいけど…。

あ〜後は最近冬のソ〇タにはまってるとか。

流行遅れだね(´∀`)


次に父"浩一"

母さんと同い年の父さま。

会社では部長で若い女性にモテている…らしい。

でも父さんは母さんしか眼中にないみたい♪


次に兄貴"遊紀"

兄貴は今大学三年生の20歳だと

つまり私と2歳離れてる訳なんだよね〜。

虐めがいがある兄貴です♪♪♪


最後にペットの"イヌ"

犬だからイヌ。

なんつ―ネーミングセンスなんだと言われた。

まぁ呼びやすいから?


って事で家族紹介を終わろうと思ったんだけどね自分の紹介忘れてた。


私"晶"は現在高校生の18歳

彼氏ナシ恋愛経験ナシの子供。

大ファンのアキトが好きだけどね〜〜〜〜♪♪


これで終わり♪♪


ではでは話に戻ろうかと思いますので〜〇〇




〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇


「くしゅんっ」


「晶風邪引いたの?」


「大丈夫〜?くしゅん」


「今日は早く寝るのよ?分かった?晶」


「ふあ―い」


今日風呂上がってすぐに外出たから風邪引いたのかもね。

あ―…鼻がムズムズ。

早く寝よー…。


「所でどうだったのよ?死んだ時は」


「母さんそういう事は普通聞かないよ…?」


「あら、そうなの?」


「母さんってもしかして超天然だったりする?」


「も―遊紀まで〜」


拗ねてる母さんは本当に可愛い

両手の人差し指をツンツンと当てながらチラチラと父さんの顔を見てる。

父さんは何故か照れていた。


何故照れる???


「ごちそーさま」


「お粗末様でしたぁ…」


「聞きたいなら明日ね」


「はい!!」


どーみても私よか年下に見えるよ母さん。

はい!!って………。

まじ可愛い。

由香並に可愛いから。


私は布団の中に潜り込む前に歯を磨いた。

さみ…


廊下を裸足だと冷たくてぶるっときた。


早く寝よー………


と、マイルームのドアを開いた時衝撃的映像が瞳に飛び込んできた。


『あ、晶〜』


「なんでいんの?!」


『いやね〜晶が風邪気味だから添い寝しようかと思いまして』


「必要ないでしょ!」


あ、叫ぶと兄貴がくる!

反射的に毛布を悪魔天使に被せて押し倒した。

あ〜…頭クラクラする。

熱でたかも…


ダダダダダダダッ


「晶ぁ!?どした?!」


「なななな…なんでもないよ兄貴??」


「そうか…じゃおやすみ晶」


「おやすみ〜♪」


ガチャ


あ…あ…あぶねえ〜。

ばれたらどうすんだ!

って…捕まえちゃった…悪魔天使!?

やったぁぁぁぁぁぁ!

悪魔天使確保ぉぉぉ!


もごもご動いてる。


『?!!!!』


「え?ああごめん」


窒息死させちゃうか。

ってもう死んでるし!

これで私…消滅なし!

良かった〜

………でも…もう悪魔天使に会うこともなくなっちゃうんだ…


ズキリと胸が痛む。

ん?

何で私痛かったんだ?

ええ?!


『それはだな…晶が僕を好きなん…』


「有り得ない!!」


『そんなきっぱり否定しなくても………』


「で、私消滅しなくても良いんだよね?!」


『そうだね〜』


「よっしゃあ!!!」


『そんなに嬉しい?』


「嬉しいに…」


決まってるはず…と言うはずなのに私の口は止まってしまう。


言おうにも言えない。

だって…

だって…

悪魔天使とこんな風にずっといたいと思うから。


この気持ちは…何?

言葉を話さなくなった私を悪魔天使は何故だか抱きしめた。


暖かい……………。

心臓の音が聞こえる。


このままが…いい。


『はいはい。大丈夫だよ。僕は消えないから』


「本当?」


『だって僕自身晶の側にずっといたいし』


「うん…」


『天使だろうが好きな人の側にいるのは禁止されてないよ?』


悪魔天使の声が頭の中でグルグル回ってる。

だんだんと意識が薄れて力無く私は悪魔天使の胸に倒れた。


風邪…悪化したかなぁ。


でも…嬉しかった。

悪魔天使の言葉。


ありがとう――



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