-one-
では登場人物紹介です
雅 晶 ミヤビ アキラ
◇性別 ♀
◇年齢 18歳
◇性格 男勝り
◇身長 172cm
◇体重 49kg
本編の主人公。
男勝りな性格だが心優しい女の子。
身長が高いぶん女子からの告白も数知れず。
気が強いけど泣きもろい一面も
『チャンスだよ』
あいつの言葉が繰り返される。
『24時間でそれまでに僕を捕まえられなかったら即消滅ね』
有り得ない!!!
消滅ってなんだよ?!
ふざけてる!!
あの悪魔天使ぃぃぃ!
地獄へ…
「墜ちてゆけぇい!」
ゴンッ
いった――!!
ここはどこよぉぉ!!
頭ぶつけたじゃない!
つーか暗闇?!
ま…まさか…棺桶?!
で…でなきゃ…
ガチャッ
開かないんだけど…。
まさに鍵だね!!
開けろぉぉぉぉぉぉ!
む…無理だ…開かない………
どうしよう―――!!
このまま焼かれたりしたら生き死だよ?!
それだけはいやぁぁ!
思いっきり棺桶を蹴っ飛ばした
無理だ――――…
ちくしょ―――!!
ガチャッ
ギィ――――…
あ い た……???
「開いたぁぁぁ!!」
叫びだした、私。
せっまい棺桶の中で。
端から見ればゾンビだね私の存在は(笑)
目の前にいたのは我が兄貴であった。
兄貴は私の顔を見るなり叫びだした。
まぁなんと非常識な。
「ゾンビぃぃぃ?!」
「失礼な事言ってんじゃねえよバカ兄貴」
「ひぃぃぃぃぃ?!」
「どーでもいいけど…」
私は自分の体を見た。
まさに真っ裸。
胸丸見え…………。
ちょっと待てぇ!!
服着させろぉぉ!!
「兄貴!私の部屋からワンピ持ってきて!」
「ワンピ?!分かった」
兄貴を使うのは良い。
虐めがいがある。
五分後兄貴はワンピを持って戻ってきた。
兄貴にしては珍しい黄色のワンピである。
私はそれをせっまい棺桶の中で着替えた。
き、着にく…!!
やっと着れたのは十分後ぐらいだった。
ん………………??
そういや………??
「兄貴!今何時?!」
「え?八時だよ」
「って事はタイムリミットは明日の八時…か…」
「タイムリミット?」
「ああ兄貴には関係のない事だから」
確かに、そうだよね。
あいつを見つけなきゃ私は即消滅????
早く見つけな………
「どしたの?兄貴?」
私をガン見していた兄貴に聞いてみた。
「晶…お前…胸デカいな…」
「何見てんだよ!!」
「ぐふっ?!」
私は兄貴の頬にスクリューパンチを食らわせた。
兄貴はスローモーションのように倒れた。
なんか…スッキリ?
ああ…忠告だ。
「人の胸見るな」
黄色のワンピは胸がくっきり見えるから着たくはなかったのに
(ちなみに私はEだ)
「悪魔天使はどこにいるんだよっっ!!」
「悪魔天使って?」
「兄貴に言っても信じないと思うから…」
「晶?」
あ、母さんだ。
一応は挨拶しとこ。
「おはよ」
「おはよう…って生きてるのぉぉぉ?!」
お―新鮮な反応。
さっきの『ゾンビぃぃぃ』は素直にウザかった。
つーか失礼だよね。
「風呂…入るね」
「行ってらっしゃい?」
後24時間か………。
服を脱ぎながら私は小さく呟く。
あいつの名前ぐらい聞いときゃ良かったな〜。
その前に見つかるか?
あ―あ…。
意味深だよ――!!
明日じゃ遅すぎるから風呂から上がったら外に出て探そう。
「〜♪♪♪」
鼻歌を歌ってみる。
意味ないけど。
そういえば悪魔天使って………
「アキトに似てる?」
アキトってのは…今私が鼻歌を歌ってた曲を歌ってる歌手。
グループ名はchance。
私は大ファンである。
「顔…そっくりだよね」
携帯を取り待ち受け画面を見る
待ち受けはアキト♪
………でも一応死んでるんだよね悪魔天使も。
じゃあアキト死んだ?!そんな事いやぁ!!
「晶?!どした?!」
「風呂覗いてんじゃねえ!!」
私は風呂から上がり兄貴の顔面にクリーンヒットさせた。兄貴はバタンっと倒れて目を回している。
叫ぶのは…よそう。
ドアを閉めてゆっくりと風呂を満喫した。
兄貴のキャラがウザいですね…
明日は悪魔天使の紹介になりますのでよろしくお願いします。




