-zero- プロローグ
世界が一転してる。
おい地球だいじょーぶ?
ところで質問!
みんなはこの質問二つの内一つを選んでね!
いくよ?
1…地球が一転してる
2…私が一転してる
どっちだと思う?
正解は…
「キャアアアア!人が車に引かれたわ!!」
「早く!救急車を!」
この状態見れば正解は簡単だよね、みんな?
では皆さん、またお会いしましょうね〜"あっち"で♪
と言っても…
簡単に逝く事出来ないのが運命よね〜。
結局私死んじゃったし。
今私透けてるし。
あ、母さん発見。
良く聞こえない…?
「晶ァァ!何でこんなに早く死ぬのよォォ!」
はぁ…すいません。
いや自分も死ぬとは思っておりません(笑)
(笑)っておかしいよね。
おかしくないけど…。
「バカァァ!」
バカはないでしょ母さんよ……
バカって…(拗)
『うくくくっ…』
「誰?!」
『ん〜天使?悪魔?』
「本人が何故疑問符」
変な人と会っちゃった。
最悪〜(*´Д`)
顔は…ハンサムだな。
それは良いとして…。
悪魔天使っているっけ?いや…いないだろう。
自問自答しちゃったし。
『生きたい?』
「はい?」
『だから生き返りたいか聞いてるんだよ』
「そりゃあ…まあ」
『じゃあチャンスを君にあげるよ晶』
「いきなり呼び捨て…」
ムカつく奴だな。
生き返りたいのは山々なんだけどさ無理っしょ。
だって一度は死んだ身だしねえ…?
しかしハンサムだな〜。
そんな事言ってる場合か私は。
また一人で突っ込んじゃったよ
『チャンスだよ』
「…」
『じゃあ契約成立って事でサインして』
「何によ」
『これ』
渡されたのは羽根付きペンと英語で書かれた紙。
よ…読めねえ…
名前だけ一応書いとこ。
『はいオッケー』
「で、?」
『あ、内容は僕を捕まえる事だからね。後は〜タイムリミットは24時間でそれまでに僕を捕まえられなかったら即消滅ね♪』
「はぁぁぁ?!おいちょっと待て!!それは書く前にってぇぇぇ?!悪魔天使ぃぃぃ!!!」
叫びは届かず………。
私は元の体の中に戻っていったのだ。




