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短編

世界は君に優しくない

作者: RK

 世界は君に優しくない。

 世界は君を見てはいない。

 世界は君を気にもしていない。

 当然だ。

 逆に考えても見てくれ。

 君は世界に優しいか?

 君は世界を見ているか?

 君は世界を気にしているか?

 当然していないだろう。

 だが、行動を改善したところでそれは変わることはない。

 世界は君のものじゃない。

 世界は君だけでなく、すべてを取り巻くものだからだ。

 世界は君に優しくない。

 これは必然である、変えることはできない事実である。

 だが、世界は君に優しくないけれど。

 誰かは君に優しさを向けるだろう。

 それは君は誰かに優しさを振り分けたからこそ向けるものだ。

 世界は君に優しくない。

 けれど世界を構成する人は君に優しくしてくれるかもしれない。

 ならば君も世界に出歩こうじゃないか。

 こんなところで腐ってないでさ。

 世界は君に優しくない。

 だけど理不尽に冷たいわけじゃないんだから。

 僕は世界を構成する人間だけど君を救いたいと思ってる。

 だからここから出てきなよ。

 僕は君に冷たくない。

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