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第0話 プロローグ
-光速-
それは、誰にも超えられない速さ
もし―
それを手に入れたら、どうなるだろう?
無論、誰にも追いつかれない。
勿論、誰にも止められない。
そして―
少女は、その「光速」を操る能力【操光】を持っていた。
ただ、その能力に本人は気付いていない。
また―
この世界には、能力転送器「AbilityRedirect」(通称:AR)により
世界中にある能力を強奪し、悪用しようとする組織がある。
では―
組織が彼女の存在に気付いたら―
彼女が自身の能力に気づいたら―
一体、どうなるのだろう?
こんな複雑な状況を感知し、
悪の組織から、彼女を救うため
「能力管理機構」から、一人の少年が派遣された・・・。
次回、第1話へ続くはず