《第43話 浮島に潜む未知の存在》
浮島の中心に近づくにつれ、空気が重くなる。
風が旋回し、光の橋の先に、微かに揺れる黒い影が姿を現した。
森で戦った未知の影とは異なり、この存在は知性と威厳を感じさせる形態をしていた。
一真は拳を握り、影の一真に囁く。
「……強そうだ。でも三人で力を合わせれば負けない」
影の一真も赤い瞳を光らせ、戦闘態勢を整える。
「……警戒しろ。一歩の油断も許されない」
しおりは銀の鍵を握り直し、結界の力を最大限に高める。
「ええ、三人ならどんな未知も乗り越えられるわ」
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◆ 未知の存在との遭遇
黒い影は体を膨張させ、光と闇を纏いながら、浮島全体に圧をかける。
三人は自然と戦闘態勢を整え、桜紋と銀の鍵の力を同時に発動する。
一真は影の一真に目を向け、心の奥を打ち明ける。
「……お前がそばにいるから、迷わず戦える」
影の一真も赤い瞳を揺らし、短く頷く。
「……俺も同じだ」
しおりは二人の手を握り、微笑む。
「三人でなら、未知の存在でも恐れない……!」
三人の心が光となり、未知の存在に突き刺さる。
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◆ 戦闘と心理描写
未知の存在は浮島を揺るがす力で反撃する。
一真と影の一真は桜紋を光らせ、防御と攻撃の連携を強化。
しおりは結界で二人の背後を守りつつ、光の波動で未知の存在を押し返す。
三人の心は互いを信じる思いでひとつになり、戦いの中で絆と恋心が深まる。
一真は影の一真を見つめ、しおりは二人の間で手を握る。
光と影が交錯する戦場の中で、三人の結束は揺るがないものとなった。
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◆ 未知の存在の動揺
三人の光の連携により、未知の存在は揺らぎ、力の一部を封じられる。
浮島に差し込む光の中で、三人は互いの存在を再確認する。
一真は息を整え、しおりと影の一真を見つめる。
「……今日も、乗り越えられたな」
影の一真は微笑む。
「……三人で力を合わせれば、未知も恐れるに足らない」
しおりも頷き、銀の鍵を胸に抱く。
「ええ、どんな試練も、三人なら乗り越えられる」
三人の手が自然に重なり、光に包まれながら、絆と恋心を確認する。
しかし浮島の奥には、まだ未知の力が息を潜め、次なる試練の兆しを静かに示していた。




