《第41話 新たな冒険の始まり ― 森を抜けて》
森の試練を乗り越え、桜の花びらが舞う平穏な日々。
三人は互いの存在を確かめ合いながら、穏やかな森の小道を歩いていた。
一真はふと立ち止まり、森の奥を見つめる。
「……森は平和だけど、何か違和感が残ってる気がする」
影の一真は赤い瞳を光らせ、慎重に辺りを見渡す。
「……完全に油断できる状態ではない。何かが、まだ潜んでいる」
しおりは銀の鍵を握り直し、微笑みながら二人を見つめる。
「ええ、でも私たち三人なら、どんな未知も乗り越えられるわ」
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◆ 冒険の兆し
森を抜けると、未知の世界が広がる丘が現れた。
遠くに光を放つ都市の輪郭や、空に浮かぶ不思議な浮島が見える。
一真は目を細め、微笑む。
「……あそこに行くのか。新しい冒険が始まるな」
影の一真も赤い瞳を揺らし、頷く。
「……未知の世界だ。油断はできないが、楽しみでもある」
しおりは銀の鍵を高く掲げ、光の結界を整える。
「ええ、新しい試練も、三人なら乗り越えられる」
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◆ 微かな異変
丘の向こうで、風に乗って微かなざわめきが聞こえる。
森の試練で見た影とは違う、未知の存在がちらりと姿を見せた。
一真は拳を握り、影の一真と視線を交わす。
「……また始まるのか」
影の一真は赤い瞳を光らせ、戦闘態勢を整える。
「……でも、三人で力を合わせれば怖くない」
しおりも微笑みながら手を握る。
「ええ、新たな冒険も、三人で進めば大丈夫」
三人の手が自然に重なり、未知の世界に向かって歩みを進める。
桜の花びらが風に舞い、未来への希望と緊張を象徴していた。
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第41話はここで幕を閉じる。
次回、第42話では、未知の都市と浮島に潜む謎が徐々に明らかになり、
三人の絆と心理が再び試される冒険が本格化する。




