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四コマ漫画風 絵里と健太 その一

1コマ目


越前絵里: (少し目を細め、興味津々な表情で健太に近づきながら)

「健太くん、あなたが育人先生をモデルにしたライトノベルをお書きになっているって、小耳に挟みましたわ」


佐藤健太: (少し得意げに、しかし照れくさそうに頭を掻きながら)

「うん、そうだよ! 育人先生をベースにした、『イークト』っていう最強の冒険者が主人公なんだ!」


2コマ目


越前絵里: (にっこりと微笑み、しかし瞳の奥は笑っていない感じで)

「まあ、それは素晴らしいですわね。それで…その物語のヒロインは、一体どなたをモデルにされているのかしら?」


佐藤健太: (屈託のない笑顔で、自信満々に)

「えっとね、英語の咲良先生がモデルなんだ! サクラっていう、すごく強くて優しいくノ一のお姫様なんだよ!」


3コマ目


越前絵里: (笑顔がスッと消え、真顔で健太を見つめる。背景にはゴゴゴ…という効果音)

「……ええ……咲良先生、ですって……?」


佐藤健太: (絵里の豹変に気づかず、目をキラキラさせながら)

「うん! イークト先生とサクラさんのコンビは最強なんだ! いつか先生にも読んでもらいたいなー!」


4.コマ目


越前絵里: (いつもの優雅な微笑みに戻り、しかしどこか黒いオーラを漂わせながら、健太の肩にそっと手を置き)


「健太くん。お姉さん、あなたにお小遣いを差し上げますわ。ですから、そのヒロインの設定について、もう一度、よーく考えてみていただけませんこと?」


佐藤健太: (無邪気に喜んでいる。絵里の真意には全く気づいていない)

「え? お小遣いくれんの? やったー!」

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