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紅花が4度目の結婚生活を終えた直後のこと

清村しむら 麻彦あさひこという男が二人の元へ訪れた

麻彦と木村姉妹は子どもの頃、同じ地区に住んでいた幼馴染であったが、

世間一般的にイメージされる仲の良い関係とは程遠かった


彼らが小学生の頃

近所で野良猫やスズメなどの小動物が殺される事件が多発し、

犯人が紅花だという噂が流れた

噂の出どころが麻彦の兄

紅花自身は否定するも、麻彦の兄が周囲の人間と一緒に紅花を糾弾

結果、木村家は引っ越すことになった

葵衣は納得できずに清村家に火をつけに行こうとしたこともあったが

紅花から「ああいうのは今に罰が当たるから。」となんとか宥め、

なんとか遠くの地で新たな生活を始めるようになった


そして、新天地に引っ越してから数日後

朝、新聞を見ると、そこには以前住んでいた地域で大火災が起き、

多くの死傷者が出たという記事がでかでかと書かれていた


「うわ・・・」

「お姉ちゃんの言う通り罰当たったね。」


火元は清村家で火の不始末が原因

加えて清村家では小動物の死骸や小動物殺害の際に使われたと思われる刃物が

発見されたことにより、地域で騒がれていた事件の犯人は清村家の人間の可能性が高い

ということまで載っていた


基本物事に動じない紅花もかなりの衝撃を受けたが、

これはほんの序章でしかなかった

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