Number 39 「目覚めと問題」
ふと目が覚めた。
ここは、、、、
「うっ」
起きようとした途端に全身が筋肉痛みたいに痛くなった。それになにか違和感がある
「俺は一体、、、、、」
ガチャとドアの開く音がした。
「っ!。カイトにぃ!!」
声の主はもちろんメアだ。
良かった。助けられた。
「おはようメア。いや星那のほうがいい?」
「メアでいい。おはようカイトにぃ」
「そっか。それより体が重い」
「にぃは無理しすぎです。なので今度は私がにぃを助けます」
「大丈夫。何とかする」
「ダメです!これでもにぃが寝てる間に強くなったんだよ!!
ふふん( *¯ ꒳¯*)どやぁ」←かわいい
「そうですよ。カイト様はまだ安静にしていてください。でないとお師匠様のクレス様に言いつけますよ?」
「ひぇー。じゃあやめとくわ」
師匠は怒ると怖いからなぁ
「それがよろしいかと」
「にぃのために頑張ったんだよ」
「メアは今どういう状況?」
気になっていた。メアと星那の魂は2つなのかそれとも1つで、記憶の復活で前と変化が起きたのか
「にぃは魂2つか、記憶の復活が原因かについてでしょ?」
「そう」
「それだと後者の方だよ。だからにぃが《贈り物》の後に助けてくれなきゃ私は死んじゃってたの」
「そうか、、よかった、、、、」
しばらくするとガチャリと扉が開いた
「割り込むようで悪いけど、メアの魔核はもう完全に壊れてしまったのよ」
扉を開けて入ってきたクレスがそう言った
「おはようございます 。師匠」
「おはよう。海都。そしておかえりなさい」
「ただいま。で、魔核が壊れたって言ったけどそれはあくまでメアの魔核が壊れたってだけで星那の魔核は無事、ということですよね?」
「その通りよ。ただ魔核への魔力回路の接続率が低いということ」
「具体的にどれくr」
「28.9%」
「残り?それとも.....」
「現段階での、よ」
「、、、、、。そうか」
「にぃ。いえ、海都。問題はそれだけじゃなくて、他にもたくさんあるの」
<説明中>
「ははは、やる事いっぱいだな」
俺は遠い目をして言った
主な問題
・王都の復興
・貴族連中の説得
・帝国との貿易、外交
・四天結界について
・闇ギルドの活発化
・神聖国家への説明
そしてどデカい問題
・七つの最高神、七柱神からのお話
いや多すぎだろ