Number 37 「ありがとう」
〜クレスsaid〜
「お願い!集まって、祈って、願って、未来を望むならっ!」
そう願った。祈った。それでもカイトは戻ってこない。『ナニカ』が足りない。
そして南から力の塊が向かってきた
「何、、、あれ........」
〜カイトsaid〜
『がァァァァァっっァァァァァっっっっァ』
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いやだ。戻りたくない痛いのはやだ。
僕はいらない子なんだ。
そうだ
いなくなればいい
消えてしまえば、、、、、、、、、、、、、
『待ちなさい。』
お姉さんだれ?
『やはり影響が出ているのね。ごめんなさい、私はオラリオと言います。よろしくね坊や』
お姉さんはぼくをたたかないの?
『精神崩壊を防いだ結果、幼少期の記憶に突っかかり、精神が幼少期から現在に戻らずに破滅しそうになっているというの?』
ねぇねぇーお姉さんなんでたたかないの?
『ごめんなさいね。恨んでいいのよ。《精神強制成長》』
痛い痛いやだうよぉ痛いよぉ
『ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさい』
『大丈夫です。女神様。あとは任せてください。《贈り物》』
『待って!!それはっ!!!!』
もう大丈夫だよ
ぼく、、は、、、、、、、、
大丈夫。お兄ちゃんを傷付けるものはいないから。
僕は、、、、いや、俺は、、、、、、、、
お兄ちゃん、、、生きてね。ありがとう、、、、
星那っ!!!!!!!!!!
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「グアアア、、、ガグガァ、、、、、、俺は、俺だ
必ず救ってみせる。星那!」
「カイト!!!」
「師匠!?なんで、、、、、そうだ、俺は、、、星那、、、、、、、、、」
わかる。星那の魂が消えてしまいそうなのが。でも魂がどうした。俺は救ってみせる
【報告。機能が回復しました。これより第1魔神を排除します】
俺は今龍魔装をまとっている。でもそれよりもこの力の使い方が少しだけわかる気がする。
だから、、、、だから今出来る最大最善の手段で何とかする!
「我指し示すは未来。我が命を望むならやろう。正義とは、悪とは、何にでもなることができる者。矛盾しながら生きるもの。それが人間なり!!我が道を、未来を切り開け!!!
《奇跡を起こす者》」