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高校生と王女の国家改変物語  作者: 猫助 月
中核章 中 「魔女と天使と神」
38/49

Number 32 「降臨者 アスティア」

「どうして。俺は、俺は、、、、、、」


仮説が成り立ってしまった。

禁忌の魔女=クレスだった

師匠を殺したくない

禁忌の魔女を殺さなければならない


生まれるのは矛盾。結果、戦えなくなってしまう


どうしたらいい。俺は、、、僕は、、、、、

????『我を解放せよ!我を使え!我に従えぇぇ!!』


【警告。禁忌の魔女の排除を開始する。】


天から光の柱が降りてきた。

光が消えるとそこには天使のような人がいた


「警告。神域への攻撃可能である危険分子の排除を開始します」


そういうと右手に剣を持ってクレスに突撃した。

クレスも反撃していたが全て躱されていた。


速い、だけどどこか、躊躇している。

まるで奥底の()()が排除を拒否しているような、そんか感じがする。いやまて、なんで俺は今冷静でいられる。


確か何か声が聞こえて、俺は沈んで行って

『お願い。クレスを救って。呪いが原因なの。親友(クレス)を助けてあげて』


君は誰?

『私はアスティア。ほかは後で教える。だからお願い。私が私を止めている間に!!』


そう聞こえた瞬間、天使?が動きを止めた。

「まさか、いや今はクレス師匠の呪いを全て喰らい尽くせ!《神魔暴食(アーク)》!!」


神魔剣をクレスに向けそういうと、神魔剣 ティバーディルの刀身から暗い赤色をしたものが吹きでた。


一直線にクレスに向かうと纏っていた魔力ごと覆い尽くした。そして侵食なども全て喰らった。


クレス師匠は落下していたが目を覚ましたらしく《浮遊(フライ)》を使って俺の傍まで来た。


そして

「おかえりなさい。カイト」

と一言だけ言った。

「ただいま。師匠」

色々言いたいことがあるのに声が出ない。


「けどもうさよならだわ。幸せになってね」

そう言ってニコッと笑い俺を突き放した。

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