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Number 25 「メアとカイトの授業1」
〜日記を読んだ日から数日〜
俺はメアに護身用の魔法を教えていた
「メアは魔力は一般の人より多い。だがそれが理由で調整出来なくなってる」
「どうすればいいの?」
「ちょくちょく教えてた。魔力操作を使う」
「魔力をこんな感じで動かす」
「??」
魔力を動かしたが気づかなかったようだ。
うーむ
今までは俺が創った魔力吸収装置を使ってギリギリまで魔力を吸ってから完全回復薬で回復で底上げしまくってた。
その影響で魔力を〔視る〕ことが出来ないのではと思ったが。対策、対策ねぇ〜
あ
俺はふと思い出した。師匠が俺に魔力を〔視る〕ことが出来るようにした方法
「メア、両手を出してくれ」
「?。わかった」
そう言って不思議そうの両手を出した
俺はすぐに両手を重ねた。
「はぅ」と聞こえた気がした
そして俺はメアの魔力を動かした。
しばらくして感覚を掴んだのか自分で動かしてた
魔力を動かしたことでわかったことがある。
メアには俺とほぼ同じ魔力を持ってることがわかった。
ただ魔力回路がそっちに繋がってなかったし、第2魔力はなんか懐かしい感じがした。何故だろう