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高校生と王女の国家改変物語  作者: 猫助 月
中核章 上 「深淵と厄災」
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Number 16 「スタンピード」

「急がねぇとな!魔術展開 雷風魔術 《雷の御霊(ライトニングバースト)》」

雷と風の合成魔術。移動特化型の魔術で簡単に言うと自分が弾丸になる感じで加速する。

しかも今は風魔法 《浮遊》を使ってるから、飛ぶことが可能となっていた


俺たちは王国の北西部の魔平原で演習をしていた。

魔物の進行ルートとが直進するなら北門を狙うはずだ。つまり、北門に行けばギリギリ間に合う!!


〜同時刻:北門〜


「魔物の群勢だぁぁぁぁ!!!」

「この数は、魔物群の厄災(スタンピード)だ!」


〜王宮会議室〜

【メアside】

バァンと大きい音を立てて扉が開いた。

「陛下!緊急事態です!!」

と慌てた様子の兵士がいった。

すると1人の貴族が

「無礼者、会議中だぞ!後にしろ」

と言った。馬鹿なの?

「良い、話を聞こう」

「はっ!北門に多数の魔物がこちらに進行中との事。そして魔物の数からして魔物群の厄災(スタンピード)と思われます!」


え?スタンピードと言ったら100年に1回起きると言われてる自然現象であり、他には迷宮(ダンジョン)の魔物が多くなりすぎた時に起こる現象と言われいる


自然現象はまだ69年後だし、ダンジョンは1年に2回討伐隊が一斉討伐し、あとは冒険者が何とかしているはず。


異常、としか言えない

初めに声を上げたのはお父様だ

「直ちに迎撃部隊を編成し、討伐せよ!野外演習中の魔法団にも討伐隊に加わるよう指示せよ!!」


確かカイト様も演習に出ていr

ドカーンと爆発音がしたみんなが外を見た。

魔物。あれはもしかしてランクS?教わっておいてよかった。

じゃなくてまずいんじゃないの?


「お父様!あれはランクSのガリウスだと思われます!カリウスはスピードと圧倒的鋭さを持つ牙と爪が危険な魔物だったはずです!」

「だとすればまずい。王宮騎士団もだせっ!」


まだ死にたくない。助けて、カイト様.....

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