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高校生と王女の国家改変物語  作者: 猫助 月
中核章 上 「深淵と厄災」
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Number 14 「魔法術式という人智を超えた力」

「魔境様〜」「魔境様〜」

そう言って魔法団のみんなが俺を囲んで崇めてる

こうなったのは1時間前のことである。


〜1時間前〜

「え?俺に?なんで?」

「大賢者様の魔法を我々にご教授願いたいのです」

「いいよ、でも陛下の許可を取ってね。それと広い場所を用意してとお願いね。」

「承知しました大賢者様!」


〜魔平原〜

「ここなら魔物も出てくるので掃除もしてこいと陛下に言われましたが」

「うん、ちょうどいい魔物(まと)だな」

「え?ここの魔物は最低でもランクBで最高がランクSが出るのですよ!的になんて無茶苦茶ですよ大賢者様!」

「そうです大賢者様」

と魔法団全員が頷く。


「いやちょうどいいこれから教えるのは魔法第8階級と魔術展開の第2階級まで教えるからな」

「「「はぁ???」」」


「魔法は第8階級までと言ったがそれぞれの限界まで階級をあげるつもりだ。魔術展開に関しては今から説明する」


〜即席仮教室的〜

「まず魔法とは何か、己のイメージと魔力で作り出すものが魔法と呼ばれるものだ。そして魔法術式とは1から魔法そのもの術式という形で創り出し魔力で具現化し効果を発揮する魔法。それが魔法術式であり魔法術式展開はある程度元の形を創っておき、それを即時具現化する言わば、無詠唱と同じだな。」

「「「「っっ!!!!」」」」


「大賢者様。誠に申し上げにくいのですが我々には無理です。そのお力は今はもう失われ、使えるものは誰1人おりません、そしてその魔法は、魔術は人の身には使えない程の魔力を要します。つまり、大賢者様の他だと伝説に出てくる禁忌の魔女と神の使徒 降臨者のみと考えられます」


なるほど

「つまり俺はその禁忌の魔女と降臨者と同等の魔力を持っている可能性があるということか」

「その通りです大賢者様!」


「まじかよ」

「まじです!」


わぁまた1つ厄介事が増えたな〜


「だ、大賢者様!ランクSSの魔物が、、、、」

「どうやら、魔物群の厄災(スタンピード)らしいな。しかも人為的なものか」

「大賢者様はそんなこともわかるのですか?」


「魔力のエサをこちらに向けているからな。ひとつはこっちに、もうひとつは王都に向かっている。しかもこっち聞きてるのドラゴンだぁぁ」

「王国は終わりだぁ」

「そんなぁ」「勝てっこない」


「なんで負けるみたいな顔してんだ?せっかく《異世界(こっち)》に来たんだドラゴンの肉を食べてみたかったんだよ!」

2月から投稿頻度を週1から週2に変更します。

曜日は水曜日と土曜日に投稿させていただきます。

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