Number 12 「禁書のティア」
「どゆこと?」
今俺の目の前では魔法団が少女に魔法を撃っていてそれを全て飛んだりして回避している。
意味わからん
「禁書を撃ち落とせぇぇぇぇ!!!」
「「「ファイアランス!!」」」
全て避け、「当たらんのじゃ〜」
そして「「「ファイアランス!!」」」以下略
だが途中で少女がこっちに気づいた。すると
「助けてマスターーーー!!」
「え?」
少女が突っ込んできて俺に抱きついてきた。
そして魔法も来た。こっちに撃つなぁぁぁ
「まずい!メリアーヌ様に当たってしまうぞ!」
「はぁ。仕方ないか。しゃーない、こっちにはメアもいるんだ。魔法術式展開 第14階級 《ゼロフィールド》」
魔法が消えた。
「これでよしっ!」
「「「「よしじゃなぁぁぁい!!!」」」」
〜一息ついて〜
「美味いのじゃ〜」
ともしゃもしゃとお菓子を頬張っている少女
応接室にて陛下とセバス、メアに俺、そして少女がいる
「聞きたいことがある」
ごくんと飲み込んでから
「なんでもお答えするのじゃマスター!」
「自己紹介して欲しい」
「了解なのじゃマスター!私は禁書のティア、クレス様にマスターを待つように言われてたのじゃ!」
すると陛下、セバス、メアが行き良いよくたって叫んだ
「クレス様!?」
「古の魔女!?」
「大賢者様!?」
情報量多いな
まあ後で聞けばいっか。それよりも
「何か伝言とかない?ちょっとした事でもいいから」
「伝言、伝言。ん〜〜。あ!思い出したのじゃ!クレス様は最後に『カイト、ごめんなさい』って言ってたのじゃ!!」
ごめんなさい?なぜ?まあ後で調べよう。
「ありがとうな、ティア」
そう言ってティアの頭を撫でた
「ふにゃぁぁぁ」
「ず、ずるいです!私にもしてください」
そう行ってきたのはメアだった。メアの頭も撫でた
「・・・」ぼっ
恥ずかしくなったのか顔を真っ赤にしていた。
「ともかくこれからよろしくな!ティア」
「はいなんのじゃマスタ〜」