Number 11 「日本語」
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タイトル:いつかでしにとどくように
著者:クレス
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「師匠............」
俺はすぐに本をとった。
すると何かが見えた。
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壊滅状態の国だったものが見えた。
中心に2人の女性がいた。
1人は禍々しい魔力を放ち、光の剣によって身動きを封じられてる。
もう1人は光の剣の使い手だろうか。神々しい魔力を放っている。
????「〜〜〜〜〜〜〜したら、いつの日かまた会えることを願うわ」
????「。.?/」-/「)!\|"?|".+**_".!・;!!!」
なんて言っているのか分からないがこれは重要な鍵となる。そんな予感が俺の中にはあった
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目を覚ますと知らない天井、ではなく医務室の天井だ
「あれ?俺は一体」
「目を覚ましたのね!良かった」と言って俺に抱きついてくる
声の主はメアだった。
「カイト様は禁書をもって倒れてしまったのです!もし目を覚まさなかったらと思うと」
禁書、あれは俺に記憶の断片を見せてきたんだと思う。多分師匠が、クレスが俺の魔力に反応するように作ったのだろう
だが、あの記憶はなんというか、後付けしたような、そんな感じがする。まるで、俺がいつか来るのを知っていた、そんな気がする。
日本語は俺がクレスに教えた。つってもひらがなだけだけど。タイトルや著者はこっちのだが名前とかは日本語で、ひらがなで書かれている。
多分中身も同じだろうだろ。故に、こっちの人間には読めないんだ。
「そうだ。禁書は今どこに?」
「お父様が『あの本は消し炭にしてやるぅ』って言ってさっき出ていったよ」
「おいおいまじかよ」
貴重な情報源がぁ
「行かなきゃっ!」
俺はすぐさまベットから飛び降り
「メア!陛下はどこにいるの?」
「ダメですカイト様!まだ安静にしてn」
ぼごぉぉぉーーーん
どかぁぁぁーーーん
という音が響いた。
メアと一緒に急いで音の方に向かった。
音の原因を見つけたが俺とメアはポカーンと目を丸くした。
なんと魔法団の人達が12歳くらいの少女に魔法を撃ち、少女は全て避けているのだ。
「どゆこと?」