Number 10 「禁忌の魔女」
「一番の問題が、禁忌の魔女の復活です」
「まずカイト様、禁忌の魔女についてどこまで知っておりますか?」
「教えられたことぐらいだな。禁忌の魔女とは、このフェアストリール大陸を壊滅させ、世界そのものを壊そうとした魔女である。また、禁忌の魔女が使っていた暗黒魔法は世界で禁忌の魔法とされ、使用禁止となっている。そして禁忌の魔女を封印したのは神の使徒、降臨者と呼ばれる者によって封印され、封印結晶によって封印の維持をしている」
「そうです。ですが4日ほど前にその封印結晶にヒビが入りました。そして今も刻一刻とヒビが少しずつ大きくなっているのです」
「マジでやばいじゃん!何とかする方法は、」
「ありません。王国の立ち入り禁止の禁書庫、始まりの図書館の書物にすら記述されておらず。唯一文字が分からない書物があるのですが誰にも分からず手詰まりです」
この世界の言語はあっちとは違うからもしかしたらの可能性がある。
試す価値はあるな
「陛下、セバスさん!その書物を俺にも見せてくれませんか?」
「ですがあれは」
セバスが言おうとした言葉を遮り今まで無言だった陛下が「良いぞ!好きにするが良い」と許可をくれた
「ですがあれは読めないですし、持っているだけで魔力がどんどん吸われていきます!」
「だが、世界が滅ぶよりも人1人に読ませれば案外なんとかなるかもしれんしな」と言いガハハと笑ってた
〜禁書庫〜
さてこれかな?
この本のタイトルはいったい、なn
「え?なんでこの名前が、ここに......」
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タイトル:いつかでしにとどくように
著者:クレス
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「師匠............」
〜キャラ紹介〜
名前:セバス
職業:執事、護衛、暗殺者
年齢:78歳
ちょこっとエピ:実はメイド長と同じくらい強いと噂されている。78歳だが見た目と強さがあってないため、襲ってきた暗殺者に化け物じいさんと呼ばれている。
因みにメイド長は鬼畜メイド長と呼ばれている