Number 9 「サグラニア王国の現状」
騎士団教育を3日に1回している。プラン2をしているのは騎士団長と副団長くらいしかいない。
残りはこの国の現状や今後のことを調べていたある日突然国王陛下に呼び出された。
俺は何もしてないよ?なんで?
〜応接室〜
「よく来てくれた。まずは座ってくれ」
「さて、本題に入る前に問おう。君は何者だ?何が目的で誰の差し金で来た」
やっぱそうなるか
「俺は旅人、自由気ままな旅路するはずだった。それが、誰か襲われてるから助けたらお姫様で執事兼護衛兼騎士団教育をすることになんて誰が想像できる。それに誰からも言われてないよ」
「ふむ」
国王は何か確認しているな。
あれは一体なんd
「念の為聞こう。なぜ引き受けたのだ」
「仕事ですか?路銀が底を尽きそうだったのと、川の様に流れに任せ、鳥の様に自由にどこまでも飛んでゆく。それが旅ってもんだと、俺は思うな。」
「はっはっは、面白い。実に面白い。セバスよ、やはりここまで警戒する必要はなかったでは無いか!やはり余の勘に狂いは無い。」
するとスっといつの間にか1人の執事が来ていた
「いついかなる時も警戒して置いて損は無いでしょう?陛下」
老執事だが、この執事隙がほとんどない。強いな〜戦ってみたいな〜
「信用出来ると分かったなら早く本題に入りましょう」
「そうだったな」
「王国は現在、陛下を舐めている貴族が少数いるのです」
「なぜかは分からないが、余の事を悪くいい貶める計画を立てている可能性がある。今回お主を呼んだのは、命令と助力を願うからだ。助力は敵の情報を探って欲しい。そして命令は我が娘、メアを必ず守って欲しい余の事よりもだ!」
「分かりました。でも俺は陛下もメアもどっちも助けます。メアが居なくなれば陛下は悲しむ。同じように陛下が居なくなったらメアが悲しむ。」
「我が国の現状を教えよう。三大貴族>貴族>平民とこのような上下関係になっている。貴族は2つの派閥に分かれている。平民は奴隷という者共、そして奴隷反対派の問題。他には魔物の出現率の上昇、そして一番の問題が、禁忌の魔女の復活です」
キャラクター紹介はまとめて出すことにします