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後に伝説となる英雄たち  作者: 航柊
第1章 出会い編
16/120

第十六幕 頂点たる魔導士

興が乗りました



乱吹(ふぶ)くは風 止まることなき悠久の風

風は自由の象徴 万象に縛られることなき無限の旅人

けれど罪過の重りで風はその足を止める


______________


時が過ぎ風は再び世に放たれる

もう二度と止むことのない颶風となって


______________


--某所


「あいつは自由過ぎるのが傷だがな...。」


銀の髪をなびかせて女はそう呟く。

そして....


「迎えに来たぞ。さっさと出ろ.............


______________


--魔導演舞場


「ふむ。やっぱ全生徒が集まっているのは壮観だな!いや?ギルドに所属している者はいねえのか忘れてたぜ。」


空から降ってきた男、ジークヴァルトは1人でそんな事を呟いている。


だが強い。紛れもなく。レギはそう感じずにはいられなかった。

プロメテウスのマスターアルザ、それにサルドメリクのマスターラグナ、そして自らのマスター、アルフェニス。その3名と比べても明らかの目の前の男の方が見た限りでは強い。そう感じさせるほどの力強い魔力とオーラを纏っている。


周りの新入生もそう感じたのであろう。少なからず緊張が走る。


だがその纏う魔力やらとは裏腹にあっけらかんとした感じで


「おいおいせっかくかっこよく登場したのにうちの副マスターたちは来てねえじゃねえかよ。ったく言う事聞かねえやつらだ...。なあシーラ。」


そう言うとふわりとした風と共にふんわりとしたウェーブヘアの女性が現れる。

すると観覧席からは


「シーラちゃんだ〜!」


「学院のアイドル...!"恵風の歌姫"!!!」


と黄色い声援が飛び交う。


そんな雰囲気にすっかりレギの緊張も解れてしまった。

それからシンが


「声を媒介にして人々を癒す魔法を使うらしいよ。

魔法の実験や実践には怪我が付き物だからシーラさんは王都では有名なんだ。」


「あら〜皆さんありがとうございます〜。

マスター?貴方が適当だから副マスターたちも適当になってしまうんですよ〜?」


と透き通るようなそれでいてよく通る声で語る。


「そうか?まあまあそれは置いといてだな...。

おいお前ら!うちのギルドが求めるのは誰よりも自由なやつらだ!無茶だと言われようが何してもいい。馬鹿なことをすれば俺がぶん殴って止めてやるからよ。」


その言葉と共に一陣の風が観覧席を駆け抜ける。

その熱を持った風と言葉に歓声が上がる。


「自由と身勝手を履き違える人が多いんですけどね〜〜。はぁ...。」


そんなシーラの言葉に笑いもそこらから聞こえてくる。


レギも熱い人だ。と感心していたその時だった...。


______________


「貴様か。噂の101番目にしてアシュレイたちの弟子と言うのは。ふむ。なんだ貴様、内に秘めた魔力が少なすぎるでは無いか。雑魚めが、興が醒めた、死ね。」


前触れも無くレギの背後に現れた金髪の男はそう言い放ち風の刃を纏わせた腕を躊躇うことなくレギに振り下ろす。


レギは動かない。いや、動かないのでは無く動くことが出来なかった。

レギが事を認識したのはその風の刃を目の前にした時だった。ようやくその時自らの身体に黒い風がまとわりついている事に気がついた。

そしてコンマ数秒の間にアルカディアに手を掛けるが到底間にまわない。

スローモーションのように感じる世界の中でレギは目を閉じ死を覚悟した。


だがその死が訪れることは無かった。


キンっと甲高い金属音と共にごうっと風が弾ける。


レギが目を開けると師であるメルヴィ、アシュレイが男の振り下ろす風の刃を受け止め、シェイドが男の首に刃を掛けていた。


「何のつもりだ、ギルバート。事と次第によっては我は貴様を許さぬぞ。」


刃を受け止めながらメルヴィが凄まじい圧を放つ。


「なんだメルヴィ。貴様いつの間にそんな目ができるようになったのだ。ふははは。」


その圧を受けながら平然とギルバートと呼ばれた男が言い返す。


「いい加減にしろよお前。また"罪"を繰り返すのか?」


「シェイド。貴様から死ぬか?その口を閉せ。」


「ならばその手を引け。ギル、出なければ私がお前を斬る。」


「いい剣気だアシュレイ。それでこそ俺の相手に素晴らしい。相手をしてやる、かかってこ痛たたた!!!!」


「そこまでにしておけ馬鹿が。私の前で暴れる事は許さん。愚弟め。」


現れたのは銀の髪の女性だった。


「フィアナか。お前も戻っていたのか。」


「すまないなメルヴィ。馬鹿が迷惑を掛けた。君も大丈夫か?」


フィアナと呼ばれた女性がレギに手を差し伸べる。


「はい...。キティ先輩たちが助けてくれたので。なんとか...。」


そう言いながらも黒い風のせいか身体に力が入らないレギはフィアナの手とメルヴィの肩に身体を預け何とか立ち上がった。


「邪魔をするなフィアナ、こやつらの力を確かめようとしただけではないか。」


「まだ喋れるのか。お前は黙っていろ。"麻痺(パラライズ)"」


フィアナと呼ばれた女性がそう詠唱するとギルバートの首に白い風の輪が出現しその身体を縛る。


「ぐぅっ ちっ、分かったよ。ったく厄介な魔法作り上げやがって...。」


そう言い放ちギルバートはレギに手をかざす。


ふっとレギを縛っていた黒い風が消える。

身体に力が戻ってきたレギは1人で立てるまでに回復した。

「んっ怪我はないみたいだな!後輩。何よりだ!」


先程までの圧が見る影もなくいつも通りのメルヴィがそこに立っていた。


「キティ先輩、その人たちは一体...。」


レギの問いかけはいつしか騒がしくなっていた周りの在学生達の声から答えが帰ってきた。


「あいつ"狂風"ギルバートだろ?ここ2年姿を見てなかったからとっくに退学したものだと思ってたぜ...。」


「じゃああのお方は"天帝"フィアナ様!?私、フィアナ様に憧れていてお姿がお見えにならないから心配していましたの...。」


そして


「こいつらはフィアとギル。うちの副マスターたちだぜ。悪いな新入生!ちゃんと殴っておいてやるから許してやってくれ!」


壇上に居たはずのジークヴァルトが気がつけば2人の間に立っていた。そして2人の肩に手を置き...


また気がつけば壇上へと戻っていた。


あまりの早業にレギは呆気に取られてしまう。

だが壇上でとんでもない速度で殴られ叩きつけられているギルバートを目にして一気に現実世界へ引き戻された。



「騒がせてすまなかったなお前ら!

それと当時に自由過ぎる問題児はこのように容赦しないのでよろしく頼む。

だが我々カノープスはフィアとギルを再び迎え入れ2人と共に今一度魔導大祭を取りに行く!この風に乗りたいやつは着いてきな。」


「入団試験のお知らせは追ってお届けしますのでどうかお待ちくださ〜い。」


そう締めくくるシーラの言葉に大歓声が上がる。


「雑魚共が、騒ぎおって。」


「我々の同志たろうとする者たちの声だ。素直に受け取れ、愚弟。」


「雑魚に興味はない。弱い奴にもな。だがメルヴィたちの目は気に入った。あやつがよもや弱者を護る時にこそ力を発揮するやつだとは思ってもよらなんだわ。


(...それにレギとか言うガキ。確かにあの時メルヴィの剣より俺の刃の方が僅かに速かったはずだった。だがあいつの持つ剣、あれが一瞬だけ放った波動によって俺の刃が僅かに遅れた...。あいつ自身はまだただの雑魚だがあいつの剣には何かがある。)


今はまだ生かしておいてやる。だが俺を楽しませれなければ死、あるのみだ。」


そう言いながらジークヴァルトと共に姿を消すギルバート。その言葉に


「お前はそう強くあろうと自分に言い聞かせているのであろう。

お前は弱者が許せないのでは無い。弱者見ると思い出すあの日の自分が許せないだけだ。」


そう誰にも聴こえない呟きを残しフィアナもまた風と共に姿を消す。


______________


「行ったか...。お前も厄介なのに目をつけられたな!同情するぞ!後輩!」


メルヴィが笑いながらそう言うがレギは真剣な顔をして


「あの人たちのこと、僕に教えてくれませんか?師匠。」


とそう問いかける。


「お前には関係ない...と言いたい所だが命まで狙われたのだ。教えねばなるまい。」


誤魔化すのを辞め観念したようにメルヴィがそう言う。


「その先は私が説明しよう。シェイド、人払いの結界を貼れ。」


「その話、僕たちも聴いてもいいですか?」


そこでレギは周りにシンとヨルハだけでなくグラン、カレン、そしてテレジアとリオナが立っている事に気がついた。そしてテレジアの手をリオナが凍らせていることにも。そしてリオナがレギと目を合わせ


「こうせねばこのバカはあいつに飛びかかっていたじゃろう。妾に感謝するがよい。」


「そうだろうな...そういうやつだからな...ありがとう。リオナ、そしてテレジアも。」


テレジアはもうそれはそれはご立腹であったため周囲のマナがテレジアの怒りに当てられて暴れ回っているのが感じられる。


そんな皆をみてアシュレイは

「構わん。お前たちにも関係の無い話ではない。シェイド、こいつらも対象だ。」


「りょーかい。

"無音の褥 無言の襖 閉せ " 【黒傘】」


シェイドが結界魔法を展開する。


「これから話すことを知るものは少ない。外では口にするな。

あの男はギル、ギルバート・ソル・エンペラル、そしてその姉フィアナ・ソル・エンペラルは私やメルヴィの同期、45期生の双子の魔導士だ。

そしてギルバートは魔導学院史上最年少で十傑に名を連ね、史上初めて陥落以外で十傑の地位を剥奪された男だ。」


アシュレイがそう語りメルヴィが口を挟む。


「あの姉弟は天才だった。入学した当初からな。特に弟のギルバートは魔導学院の歴史の中でも屈指の才能と実力を有していた。そして、誰よりも自由であった。だが自由過ぎるのが難点でな。お前たちも見た通りあいつは何をやらかすか分からなかった。実際ギルドでの派遣先での事件、学院内での問題行動に様々な規約違反もあった。だがそれ以上にあいつはこの学院に利益をもたらした。魔獣の討伐、王都の裏に蔓延っていた賊共の始末に新たな魔法の開発。奴は有能過ぎたのだ。」


軽い沈黙の後アシュレイが再び口を開く。


「だが3年前に事件は起きた。その日は魔導大祭。その決勝の場だった。


我々ディアボロスの三人とカノープスの三人、姉弟と当時の副マスターであったシーラの姉である、ニーア様で激しい魔法戦闘が繰り広げられた。ギリギリの戦いだった...。


そしてその中でギルは未完成だった魔法を放とうとした。それを止めに入ったニーア様の静止を振り切り魔法を発動し、暴走させた。

そしてその暴走を押さえ込もうとしたニーア様に完治不能の重症を負わせてしまった。我々から見ても暴走するのは明らかだった。

超越魔法をコントロール不可の状態で発動することは重篤な違反行為だ。

それに加えて貴重な超越魔導士であるニーア様を失う事となった学院はついにギルを拘束、牢獄に入れることとなった。フィアナも弟を止められなかった責任を取り十傑の座を返上し弟の監視役として学院を出た。」


再びメルヴィ


「ニーア様は華のような魔導士で皆に愛されていた。

そしてギルバートとニーア様は恋人通しであった。

ニーア様はギルバートを許したがあやつは自分を許せなかった。その証拠にフィアナとジーク様が作り上げた【隷属の風輪】を食らいながらニーア様の治療の為に2年間牢獄の中で危険な依頼を全て引き受け、それをこなし報酬を全てニーア様の治療に当てていた。

そして3日前にニーア様の治療が終わり話せるまでに回復し、ギルバートが近いうちに世に出てくるからくれぐれも頼むとニーア様から直接依頼を受けた。そして今に至る訳だ。

魔導大祭の決勝はそもそも高等魔導士以上の生徒しか観戦すら許されていないのだ。故にこの事を知るものは少ない。更にその後の詳細まで知るものは両の手で数える事が出来るぐらいであろう。まだ生きていたいなら他言はするな。


あいつは目をつけた者が成長してから自ら討ち果たし糧とする。レギ、お前も目をつけられたようだから気をつけるのだ。一度だけ牢獄の中のやつを見たがやつはあの日から以前にも増して強さへの執着を強めている。強さの為なら何をしでかすかは分からん。まあフィアナがいる限り大丈夫ではあると思うが...。お前たちも十分注意するのだぞ。」


そうリオナたちに注意を促す。


「はっ 何かと思えば、自らの限界を見極められぬ未熟者の話など面白くもないわ。妾は何も聞かなかった。もう用はない。行くぞカレン。」


そう言い残しリオナはさっさと結界から出ていく。


「おい待てリオナ。先輩方、すみません。お先に失礼します。この話は決して口を割らないと我が名に誓います。」


「待ってよ!リオナちゃん!私の手!!!溶かして〜〜〜」

そう言いながらカレンとテレジアもリオナの後を追う。


テレジアは結界を出る寸前に振り返り

「大丈夫だよ。お兄ちゃんは"私"が守ってあげるから。」


と言い残して結界から出ていった。


「はっはっは!妹に護られる訳にはいくまいよレギ。強くなるぞ。」


グランが笑いながらも何処か真剣な声でそう言う。


「そうだね。理不尽に抗うにはこっちもそれ相応の力を付けるしかない。それに魔導大祭を制するのは僕達だからね。ギルバート先輩にも負ける訳にはいかないな。」


「わっはっは!全く頼もしいな!レギ!お前の友人たちは。そうだ、強くなれ。レギ。やつの想像を超えてみせろ。」


「まあギルバートは俺たちが倒すけどな?なあアシュレイ。」


「ギルとは決着を付けねばなるまい。それが我々とやつの因果を断ち切る唯一の方法だ。」



「強くなりますよ。自分の身は自分で護れるように。それに俺は理不尽から弱者を護る剣でありたいですしね。」


「ほう なら修行の量を倍にしてやろう。喜べ。」


最後のアシュレイのとんでもない発言にレギは目を丸くするのであった。




--ギルド カノープス本部 最奥


「失礼します。」


フィアナがドアを開ける。


「あら おかえりなさい。フィアナ。それに久しぶりね、ギル。シーラも今日はお疲れ様。」


「ニーア様...。」


「お姉様...お労しい姿に...。」


フィアナとシーラが車椅子に座り片目を眼帯で隠したニーアをみて声を失う。

ギルバートは何も言わない。言えないのか言わないのか。それは本人にしか分からない。


「ごめんなさい。私、耐えられません。すみません...お姉様...すみません。」


泣きながらそう言い部屋から逃げるように出ていくシーラ。そして去り際に


「私は貴方を許さない。例えお姉様が許しても。」


「...。」


「何も...言わないのですね。」


「シーラ...。どうかギルを恨まないであげて。」


そう言い残してシーラは部屋を去る。

最後のニーアの一言でシーラはさらに大粒の涙を落として行った。


「ニーア様。弟と積もる話もあると思いますし私も今日は失礼します。シーラの方は私にお任せ下さい。何かあれば風鈴を鳴らしてください。どこにいても駆けつけます。」


「ありがとう。フィアナ。シーラをよろしくね。」


「はい。では。」




「それで?何か言いたそうね。ギル。」


「ニーア...すまな


「謝らないで。」

ギルバートの一言はニーアに遮られる。


「私はギルのせいでこうなったんじゃないわ。

貴方を、フィアナを、メルヴィたちを守り抜いたからこうなったの。私は貴方の魔法を抑えたらこうなるなんてことは分かってた。

それでもあそこで皆を守らない選択肢は私には無かったわ!私は自分のしたいようにした。そこに後悔なんてない。

貴方はメルヴィたちに勝ちたくてあの魔法を使ったし私は貴方たちを守りたくて貴方の魔法を抑えた。それでおしまい!

ただそうね何か一つ償うならあの頃のように私が愛した自由な風 ギルバート・ソル・エンペラルに戻ってちょうだい。その為に何が必要なのか言わなくても分かるでしょ?貴方の心に空いた穴が何を求めているのか。」


「そうか。俺を許すか、ニーア。

そうだな...あの日俺は負けた。負けを雪ぐには勝つしかない。この世の真理だ。」


そう言い放ちギルバートは部屋を後にする。


「また来る。」


それだけを言い残して。


「天才だけど馬鹿で言葉足らずなのがギルの悪いところね。」


困ったようにそう呟くニーアだったが、その表情はどこか晴れやかだった。



ニーアの部屋を後にして廊下を歩くギルバートをギルドマスター ジークヴァルトが待っていた


「はっはっは そういう事だ。ギル。魔導大祭で頂点を取れ。そしてお前が最強であると証明してみせろ。お前は背で語るしかないのだ。」


「ちっ これも全部貴様の掌の上というわけかジークヴァルト。」


少しばかりの苛立ちを見せるギルバートだったが


「そうでもないさ。誰よりもお前の勝利を望んでるのはニーアだ。けどそうじゃない。お前はお前自身の為に頂点を掴まなければならない。それだけだ。だからしばらく大人しくしておけよ?」


「ふん 貴様に指図される俺ではない。」


そう言い廊下の奥に消えるギルバート。


「そうだ。お前は何ものにも縛られない風の象徴。

ギルバート・ソル・エンペラル。誰よりも自由に、思うがままに生きろ。そうすればお前は最強だ。」



ギルバート・ソル・エンペラル (狂風)(序列元"1位")


フィアナ・ソル・エンペラル(天帝)(序列元3位)


頂点を取るべく再び最強の帰還












好きな展開を全力でやりました。

他に比べて設定盛々になってしまったのはちょっと反省します。


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