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雑種の冒犬者  作者: カルキ
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タロとジロの判定

『はい、タロさんとジロさんどうぞー』


皆んな注射を打たれる前みたいに大人しいな…


みんな緊張してるのかな…


アヌビス教会の聖堂にくると、

皆んな順番待ちをしていた。


いま呼ばれたのは友達の雑種で

ハスキーが混じっている兄弟だ

(このときはまだ、友達がいたな…)



タロとジロはオッドアイで

お互いに左右の眼がちょうど反対に

色違いになっている仲のいい兄弟だ



ガチャっと扉を開けて中に入っていく



暫くして

中からおお!


と歓声が聞こえてきた。




ガチャ




タロとジロが出てきて大声で吠える


『みんな。聞いてくれ!

 俺達は阿化、吽化が現れたぞ!

 この犬現は狛犬様の力をかりて

 狛犬様の姿に一時的になれるんだ!

 これなら王都に行っても通用する!』



いいなぁ

僕もそういうのが欲しいなぁ

狛犬は二匹いて阿吽が決まってるんだよ

知ってた?



まぁ、あの兄弟は僕とも仲良く

してくれたし、よかったよかった


目の前に2匹がきた

『よう!コロマル。聞いた通り、俺達は

 いいのが得られたから王都にいくぜ。

 お前も頑張れよ。お前もいつかこい!』



そこにいじわるそうな

ブルドッグがきた

『なぁに、雑種どもがいい犬現がでたからって

 調子のっちゃってんの?

 雑種が顕現がよくてもせいぜい犬級、

 お前らも王都なんて夢見てんじゃねぇよ!

 雑種ぅー!』



 







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