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雑種の冒犬者  作者: カルキ
20/43

残像だ

ぱっくぅーっ

うへぇー熊のおっちゃんの毛だらけだぁ、

まぁこれも『餌』だと思ってたべるか



むっしゃーっ



『こ、こ、これわぁー!!

 下に載せたしゅんかんにとろける!

 のうこうな、あじが口に広がる!

 カリカリの餌とはちが』


最後まで言い切る前に頭に

声がひびいた


【コロマルは動きが早いね、体も強い】


体に力が溢れる。

毛が逆立つ。


今なら誰にも負ける気がしない。


『何を食っているこの雑種ども!』



後ろからゴン太が襲ってきた


『オラァ!毛皮プレス!』


シュンッ


なぜか僕は熊の、おっちゃんみたいな

動きでゴン太をかわすことが、できた


『ざんねんだな。ゴン太よ。

 それは残像、いや残犬だ。象じゃなく犬だからな』

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