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雑種の冒犬者  作者: カルキ
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秋田犬の本領

『雑種ぅぅ!秋田犬はなぁ!戦闘能力では

 土佐犬やブルドッグに劣ってるなんて

 言われているが、なんで、俺が

 ギルドマスターになっていると思う!?

 なんで狼級だと思う!?

 

 それはなぁ、秋田犬は闘犬じゃなく

 狩猟犬なんだよぉ!?

 闘犬は戦闘に特化してる故に恐れ

 もない。当然強いかもしれないが、

 避けたり、逃げたりもできない。

 闘犬向きでも冒犬者むきじゃあねぇ。

 無事にかえるっつぅ重要なことが

 できねぇんだ!こんなふぅに

 避けることもなぁ!』


セリフが、長い!と思いながら

放ったコロマルスラッシュ(ただのひっかき)

がいともかんたんにかわされた。


『おらぁ!こんな使い方もある!

 【毛皮強化】!!』


ゴン太の得意技毛皮強化からの

タックルか!


攻防一体で厄介だ!

『キャン!』



く!

かすっただけで外に吹き飛び、

通りに出てしまった。



くそ!ギルドマスターは伊達じゃない。

瞬殺されてしまう。



そもそもなぜあいつは簡単に避けられたんだ?

対して俊敏そうに見えないのに。



せっかく通りにでたから物陰に隠れて

様子を見るか。



『バレバレだぜぇ!雑種!なまはげタックルぅ!』



『キャイーン!!』

痛い痛い痛い!

もろにくらってしまった!




 

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