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神々のゲームに巻き込まれた俺の異世界転生記  作者: 二児のママの暇つぶし
3/6

3歳からの修行編その1

翌朝、目が覚めた俺は早速スキルを確認しようとした。

絶対神さまからSSSとSSスキルもらってるはずだよな、どんなスキルかな、ワクワクが止まらね〜


て、あれどうやって確認すんだ?お約束のあれかな

「ステータスオープン!」

シーン

何も起きない。


「スキルチェック、スキルオープン、ステータス、強さ確認、スキル確認、オープン」

シーン

思いつく限りを言って見たけど何も起きない。

そうだ!あのエルさん呼んでみよ!


「エルさーん」


すると少しの間をおいて

「お呼びになりましたか、佐藤さま」


「エルさん、ステータスとかスキルを確認するにはどうしたらいいの?絶対神さまにもらったスキル確認したいんだけど…」


「ステータスを確認するにも多少の魔力が必要になりますが、今の佐藤さまは魔力不足で見ることができないのです。ですから今日から修行していただき、ある程度成長すれば確認することできるようになりますよ。」


「ステータス見るだけなのに魔力いるんだ!」


「それに絶対神さまから送られたスキルは強力すぎるため、まだ3歳の佐藤さまが使われた場合、周囲の人達にご迷惑がかかる可能性がございます。なので、ある程度年齢とレベルがあがるまでは私の方で封印させていただきます。」


「そっかぁまぁお楽しみはとっておきますか。それと俺のことは前世の佐藤ではなくて今世のラインハルトかハルトと呼んでください。」


「わかりましたそれではハルトさまと今後はお呼びします。それと私をお呼びになる時は、いちいち声に出さなくても心の中でお呼びください。それで充分です。」


「そうだよね!独り言してるみたいで恥ずかしいもんね!んで今日からどんなことするんだい?」


「まず食事にしましょう。そろそろお母様がお呼びに来られますよ。それではのちほど」


そういうとエルの声は聞こえなくなった。

それと同時に「ラインハルトご飯よ!起きなさい。」

という声が、母親だ。

とりあえず俺は食事を取ることにした。


記憶が戻ったおかげでスプーンとフォークを上手く扱うことが出来た。ご飯もこぼさず食べれたので、急な成長に親はビックリしていたが、愛想笑いで誤魔化した。

そう俺はまだ3歳なのだ。精神的には16歳だが、周囲にはなるべく3歳らしく振る舞わないといけない。


父親はシュタイン=ニードリッヒといって、町の警備隊長をしているようだ。前世でいう警察みたいなもんか。

母親はシュタイン=フレミングといって、専業主婦をしているようだ。ただそれは俺がまだ3歳で目が離せないからで、元々は有名な冒険者だったみたいだな。

父も一緒に冒険者してたみたいだけど、俺が産まれてから父は冒険者をやめて町の警備隊に、母親は専業主婦をしてくれてるみたいだな。危険で不安定な冒険者より安定的に給金をもらえる警備隊に入ったらしい。

もっと小さい頃から親の冒険談を色々聞かされてたけど、記憶が戻ると同時に全てを理解できた感じ。


そんな2人の子供だからか、小さい頃から遊び道具といえば木の棒で親と外でチャンバラごっことか、剣を振ってる父親の真似しながら一緒に棒を振ってたおかげで、多分3歳とは思えないほど身体が出来上がってる感じがする。


食事を取り終わって、母親が食器を片付けてるスキに中庭で木の棒を振っていると、エルの声が聞こえてきた。


「それでは早速今日の修行を開始しましょう。」


いよいよかどんな修行なのかな!ワクワクするぜ。



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