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月光side
何時間寝ていたのか起きると辺りは真っ暗だ
った。
隣に六花は…いない。
何を期待してたんた…いる訳ないじゃないか。
居たとしてもどうする気だっだんだよ
ここまで暗いと心配してるかな?
あっ今日お客さん来るんだったよな?!
忘れてた…怒られるかな…
帰るのが嫌になりながらゆっくりと家まで歩
く。いつもなら飛んで行くんだがお客さんと
ばったりあってしまったらそれこそ怒られ
るし迷惑かけるから。
公園から近いからゆっくり歩いても直ぐに家
着いてしまいため息をつく。
ゆっくりとドアを開けようとすると中から
賑やかな声が聞こえる。
あれ?この声どっかで聞いた声だ…
恐る恐る中に入ると
「月光…?」
驚いた顔をしている会いたい人がいた
「…六花っ」
お客さんって六花だったんだ。